
先回の続きです。
2021-08-21 ちょっと変わった花たち ②
花をみたとき、わたしたちは「美しい「「綺麗」「華麗」「清楚」「「可憐」「妖艶」等々の言葉でその美しさを表します。でも、それ以外のイメージを持つ花には「え~っ!」「へ~え!」「面白い!」「びっくり!」などと反応します。
今回も私が撮りためた花の中から、私が反応した花木たちを集めてみました。
<ミッキーマウスの木(Mickey Mouse plant) 北総花の丘公園で撮影>

分類:オクナ科オクナ属
原産地:南アフリカ
開花期:4月頃に黄色の花が下向きに咲きます
果実鑑賞:6月~7月
赤い花床と黒い実の取り合わせが、ミッキーマウスの顔のように見えることから命名された常緑低木です。花の名前をミッキーマウスに見立てた絶妙なネーミングですね。
赤い色をした顔と立った耳のように見える部分が花床、黒や緑色をした目のように見える部分が実です。
<フォックスフェイス(ツノナス) アンデルセン公園で撮影>

分類:ナス科ナス属
原産地:熱帯アメリカ
別名:キツネナス、カナリアナス
果実鑑賞:10月~11月
実は黄色でキツネの顔に似ているという、面白いネーミングですね。
突起のある果実の形がおもしろく、鉢植えや生け花材料として利用されています。
果実は毒性があるとされており、食用にはされません。あくまで観賞用のナスです。
<アオキのオス花 柏の葉公園で撮影>

分類:ミズキ科 [Cornaceae]/アオキ属 [Aucuba]
原産地:日本、朝鮮半島
開花期:3月中旬 ~5月初旬
結実期:11月 ~ 3月
アオキと言っても紳士服の青木ではありません。(笑)
とても小さな星型の花をたくさん咲かせますが、目立たず人に知られることなく花期を終えることが多いようです。
人間に男と女がいるように、木にもオスとメスがあるんですね。(雌雄異株)
アオキは雌雄異株の植物で、雄株と雌株が近くになければ結実しません。
<アオキのメス花>

アオキがはじめて日本から欧州に紹介されたのは、18世紀の後半(江戸時代中期)です。ジョン・グレファーというイギリス人が、赤い果実をつける青い木の美しさに惹かれ、母国へアオキを持ち帰ったとされます。
しかし、持ち帰ったアオキは雌株だけであり結実しなかいことが判明。
その後、王室の園芸関係者が来日してアオキの雄株を軍艦で持ち帰ったという話が語り継がれています。
変わった名前や姿の花を集めてみましたが、皆さんもご覧になったことがあると思います。また次回も変わった花を集めてみたいと思います。
2021-08-21 ちょっと変わった花たち ②
花をみたとき、わたしたちは「美しい「「綺麗」「華麗」「清楚」「「可憐」「妖艶」等々の言葉でその美しさを表します。でも、それ以外のイメージを持つ花には「え~っ!」「へ~え!」「面白い!」「びっくり!」などと反応します。
今回も私が撮りためた花の中から、私が反応した花木たちを集めてみました。
<ミッキーマウスの木(Mickey Mouse plant) 北総花の丘公園で撮影>

分類:オクナ科オクナ属
原産地:南アフリカ
開花期:4月頃に黄色の花が下向きに咲きます
果実鑑賞:6月~7月
赤い花床と黒い実の取り合わせが、ミッキーマウスの顔のように見えることから命名された常緑低木です。花の名前をミッキーマウスに見立てた絶妙なネーミングですね。
赤い色をした顔と立った耳のように見える部分が花床、黒や緑色をした目のように見える部分が実です。
<フォックスフェイス(ツノナス) アンデルセン公園で撮影>

分類:ナス科ナス属
原産地:熱帯アメリカ
別名:キツネナス、カナリアナス
果実鑑賞:10月~11月
実は黄色でキツネの顔に似ているという、面白いネーミングですね。
突起のある果実の形がおもしろく、鉢植えや生け花材料として利用されています。
果実は毒性があるとされており、食用にはされません。あくまで観賞用のナスです。
<アオキのオス花 柏の葉公園で撮影>

分類:ミズキ科 [Cornaceae]/アオキ属 [Aucuba]
原産地:日本、朝鮮半島
開花期:3月中旬 ~5月初旬
結実期:11月 ~ 3月
アオキと言っても紳士服の青木ではありません。(笑)
とても小さな星型の花をたくさん咲かせますが、目立たず人に知られることなく花期を終えることが多いようです。
人間に男と女がいるように、木にもオスとメスがあるんですね。(雌雄異株)
アオキは雌雄異株の植物で、雄株と雌株が近くになければ結実しません。
<アオキのメス花>

アオキがはじめて日本から欧州に紹介されたのは、18世紀の後半(江戸時代中期)です。ジョン・グレファーというイギリス人が、赤い果実をつける青い木の美しさに惹かれ、母国へアオキを持ち帰ったとされます。
しかし、持ち帰ったアオキは雌株だけであり結実しなかいことが判明。
その後、王室の園芸関係者が来日してアオキの雄株を軍艦で持ち帰ったという話が語り継がれています。
変わった名前や姿の花を集めてみましたが、皆さんもご覧になったことがあると思います。また次回も変わった花を集めてみたいと思います。
アオキに雄株と雌株が有るのを知りませんでした。
アオキにはどれにも真っ赤なツヤツヤの綺麗な実がなるとばかり
思っていました。
20数年以上前に我が家の庭に自然に生えてきた青木
大きくなっても実が付かなかったので切り倒しましたが
今思えばお株だったのですね。きっと。
雌雄異株のアオキ、雄株と雌株が側にいないと結実しない。
との説明を読んで初めて知りました。
イチョウなども雌雄異株の植物だそうです。
銀杏がなるのは雌株で雄株は花粉を放出する役割だそうです。
人間でもそうですが、夫婦はやはり別居より、側に一緒に
いなければいけないということなのでしょうね。(笑)
ミッキーマウスの木、面白い名前ですし、
見比べてみると、ミッキーマウスに似ているのが
有ったりして楽しい花です^^
フォックスフェイス、ナス科ナス属ですか、
こちらは、まさにフォックス、
普通のナスには、耳がありませんが、キツネノマゴとは違い、
狐を感じます^^;
アオキ、私も、雄株、雌株があることを知ってから、
緑道や、公園で見ると、これは、どちらだって見るようになりました。
雌雄異株もあり、雌雄異花もあり、自然の不思議を感じます。
ここ数日エアコンがいらない、気温の低い9月スタート、
健康管理に注意して、頑張りましょう^^
ミッキーマウスの木は育てたことがありますが、枯らせてしまいました、
面白い花ですよね。
フォックスフェイスもユニークです。
ナス科ですから紫色の花が咲くそうですが、花を見たことがありません。
子の黄色の実を部屋に飾りたいです。
アオキに雌株と雄株があるのは知ってますが、何故か雄株の方が多いような気がします。
ミッキーマウスの木、初めて見たときは一瞬造花?
と思ったくらい、よく似ていました。
名前からつい連想してしまうから、面白いものです。
フォックスフェイスも同様でついキツネを連想します。
やはり、人の心理をつくネーミングの旨さですね。
私は雌雄異株、雌雄異花などの説明を初めて読んだときは
話が複雑すぎて、よく理解できませんでした。(^_^;)
ミッキーマウスの木、面白くて写真を撮ったんですが、
写真の位置を合わせるため、花床を手で触ったら、黒い実が
一つポトリと落ちてしまいました。意外に脆いのですね。
そのまま、管理人に何も言わずにその場を去ってしまいました。
今は心から後悔しています。(^_^;)
フォックスフェイスの花は私も見たことがありません。
雌株と雄株と言えば、イチョウの木は雄株が多いそうです。
なぜなら、街路樹などで、紅葉だけを楽しみたい場合は
銀杏の臭いがない雄株を植えるので、雄株が多いそうです。
ミッキーマウスの木…
タコウインナーか、金魚の出目金かと思いました(≧∇≦)
不思議な実がなるんですね~
フォックスフェイスは華道でよく花材に使っていた思い出があります。
__桐花
コメントいただきありがとうございます。
ミッキーマウスの木・・
タコウインナーか、金魚の出目金
そう言われれば、似てますね~。
とてもユニークで素晴らしい学説です。(笑)
フォックスフェイスは生け花の材料として、
よく使われているようですね。
ミッキーマウスの木、言われるほどには似ていないと思うのは私だけ?(笑)
ツノナスは結構花屋さんにも売ってますね。
アオキは雌雄異株ですが、地元の林縁ではわりと雌株に実がなっています。
近くに雄株がいるのでしょう。
かとおもうと、どちらかしかなくて全く生らないのもありますね。大昔実家にあったアオキも実が生りませんでした。
他に雌雄異株といえば、わが家とじいちゃん庭のアカメガシワ。
どれもなぜか雌株なんですけど、雄株の花のタイミングと合わず、結実したことがありません。
実が付いたら鳥さんも来てくれるかもしれないのですが・・・
別の話になってしまってスミマセン^^;
ミッキーマウスの木、似てません!
そうなんです。attsu1さんのコメントにも書きましたが、
名前がミッキーマウスであれば、誰もがそう思い込むのです。
人間の心理をうまく利用した絶妙のネーミングですね。
名付人はミッキーでも、桐花さんの言う、タコウインナーか、
金魚の出目金でも何でも良かったと思います。(笑)
最もメジャーで万人受けするミッキーを選び、大成功です。
雌雄異株は実が結実しないという話、難しそうですね。
やはり、男と女は同じ家に同居しないとだめなのでしょうか?
人間でも夫婦は別居すると離婚確率が高くなりますね。(笑)