平安時代の中期に活躍した武将、平将門は、平氏一族間の紛争に始まり、関東各国の紛争にも介入、やがて新皇と称して関東一円を独立国にしようとしたが、藤原秀郷、平貞盛の軍に敗れ、その夢は消えました。
平将門ゆかりの地である下総地域(千葉県北部)には、時の権力者に反抗し、国司の圧政に苦しめられた民衆が、将門を英雄として崇める将門信仰が受け継がれています。
終焉の地となった現在の柏市には数々の遺跡や伝説の地が残っており、それらを訪ねました。
王城の跡地案内板
平将門がこの地に王城を築こうとした伝説が残っています。
王城の地跡地
将門記に云く、王城を下総の国の帝南に建つべしと。
この地より、眼下手賀沼を望めば大井の津が一望でき、北に筑波山を拝し、西に富士山を奉拝し、関八州を手中にできるこの地こそ王城建設にふさわしい所である。
手賀沼ふれあい遊歩道から将門通りを歩くと3分ほどで将門神社に着きます。
将門神社(柏市岩井)
日本で唯一と言われる社名の将門神社は、千葉県柏市岩井の地に鎮座しています。
承平天慶の乱で斃れた将門公の霊を弔うために、将門の三女の如蔵尼がこの地に祠を立ててその霊を弔う。
(承平天慶の乱:京都朝廷より将門追討の名を受け藤原秀郷が日立の国主平貞盛と協力して将門公と戦った)
社額
社としてはそんなに大きくありませんが、すばらしい彫刻が施されています。
手水舎
江戸流狛犬(阿)
江戸流狛犬(吽)
将門神社と隣接して龍光院があります。(将門の三女の如蔵尼が建立)
龍光院入口にある見事な彫刻。
平将門ゆかりの地である下総地域(千葉県北部)には、時の権力者に反抗し、国司の圧政に苦しめられた民衆が、将門を英雄として崇める将門信仰が受け継がれています。
終焉の地となった現在の柏市には数々の遺跡や伝説の地が残っており、それらを訪ねました。
王城の跡地案内板
平将門がこの地に王城を築こうとした伝説が残っています。
王城の地跡地
将門記に云く、王城を下総の国の帝南に建つべしと。
この地より、眼下手賀沼を望めば大井の津が一望でき、北に筑波山を拝し、西に富士山を奉拝し、関八州を手中にできるこの地こそ王城建設にふさわしい所である。
手賀沼ふれあい遊歩道から将門通りを歩くと3分ほどで将門神社に着きます。
将門神社(柏市岩井)
日本で唯一と言われる社名の将門神社は、千葉県柏市岩井の地に鎮座しています。
承平天慶の乱で斃れた将門公の霊を弔うために、将門の三女の如蔵尼がこの地に祠を立ててその霊を弔う。
(承平天慶の乱:京都朝廷より将門追討の名を受け藤原秀郷が日立の国主平貞盛と協力して将門公と戦った)
社額
社としてはそんなに大きくありませんが、すばらしい彫刻が施されています。
手水舎
江戸流狛犬(阿)
江戸流狛犬(吽)
将門神社と隣接して龍光院があります。(将門の三女の如蔵尼が建立)
龍光院入口にある見事な彫刻。