奈良県【丹生川上神社】
古事記・日本書紀に登場する水の女神『罔象女神』『闇淤加美神』を祭る。
吉野川沿いの神社。
(🙄ミツハノメ・クラオカミ)
読めない😅
上社・中社・下社、三社を紹介しています。画像多めです。
古代~中世までは朝廷の雨ごい・天止め祈願をされていた。
南朝の後醍醐天皇に崇敬を受けたが、戦国時代で神社が途絶え不明になってしまい、明治になって復活した。
中社・上社・下社と参拝し、下社近くの天河弁財天も行かれる方も多い。
水の女神様ワンデーコンプリートツアー🤔金運もアップしそうだ、
丹生川上神社【上社】奈良県吉野郡川上村大字迫167
ご祭神 高龗神(タカオカミ)
奈良県には、ミヅハの神様、オカミ、水の女神様が沢山祭られている。
敷石遺構の発掘により復元された神社
私は水の運気が必要なタイプらしく、こちらに来ると心が洗われるよう✨
来て良かった。😌
丹生川上神社【下社】吉野郡下市町長谷1-1
ご祭神 闇淤加美神(クラオカミ)
丹生都姫との説もある。
祈雨には黒馬を献じ、止雨には白馬を献じてという伝承があり
「白龍・黒龍」という神馬が迎えてくれる。
こちらが、絵馬の起源だそうです。
日本最長の屋根付き階段。
そして、一年に一度しか入れないという貴重な社殿、、、😌
【中社】奈良県吉野郡東吉野村小968
丹生川上神社とは通常こちらの中社をさして言う様だ。
創建675年 天武天皇
ご祭神 罔象女神(ミヅハノメ神)
蛇の神でもあり雨を降らす神様。
下照姫さまの事だとも。
他に
下社 闇淤加美神(クラオカミの神)
上社 高龗神(タカオカミ)
大日孁尊(オオヒルメ)も共に祭られている。
全て女神様🙄
クラオカミ・タカオカミは龗神(オカミ)と呼ばれる水の神様で、
クラオカミは谷の川の龍神、
タカオカミは山の川の龍神、
吉野川 斎の淵
古代では、農作物が育つのに必要な雨を降らせる水の神様・蛇神様だったが、こちらの水の女神様は
「丹生」=(鉄鉱石の赤)という言葉どおり製鉄の民の、川と山への信仰もあったかもしれない。
日本古来からの蛇神は、中国由来である龍神が日本にも伝わると「龍」も「蛇」も同じであるとされ、やがて「龍神」におきかえられていった。
中社の罔象女神(ミヅハノメ神)は古い水の祖神。水つ蛇=ミヅチの神とも言われる。
まだ中国の龍神信仰が入ってくる前の、日本古来の水神・蛇神の信仰をささやかながらに感じる。
大日孁尊(オオヒルメ)は
こちらも巫女的な雨を降らせる神様。ミヅハやオカミと違って古事記・日本書紀には登場しない。
天照大神の別称ともされるが、
女性神であり
天照大神と大日孁尊は別々に祭られていることが多く、もともとは別の神様のようだ。
叶え大杉
両手を杉に当てて願いを唱える。
蓋を開け井戸から組み上げ、お水も頂ける
様々な神々が鎮座する奈良の中で、
水の女神さまとたくさん繋がるスポット。
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【丹生】
丹生(赤鉄鉱の色)とは、川や沼などで土肌にてらっとしたオレンジ色を浮かべているベンガラの事。
縄文時代から土器の顔料などに使われていたが、
製鉄の原料にもなり奈良では多く取れた。
製鉄には鉄の60倍の薪が必要になる為、
製鉄の民は山にたたら場を作り、
山と川からの恵みに感謝し神を祭った。
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