鳥になる日

新緑を写しに久しぶりに山に向かいました。
本当、久しぶりの風景撮影ですから、いきなりの沢登りは控え、リハビリを兼ねて龍王峡の散策路へ。


山肌を覆う新緑の淡い緑と常緑樹の深い緑。真夏とは明らかに違う色彩を満喫できます。


実は夜中の星景写真から撮影に入っていたのですが、朝焼けはいつ見ても心が洗われます。
山の端から出始めた太陽が反射し、雲が燃えていました。


瞬間、朝霧が紅く染め上げられ、辺りはさながら地獄の釜のよう。
実はここ、標高２６００ｍでして…５月だというのに気温は０度を下回り、霜が降りていました。
夜が明け、太陽が顔を出すと同時に周囲の茂みで数頭のシカが鳴き始め、あまりの近さにビビリました。
こちらを警戒？求愛行動？
撮影場所に居たのは自分だけで、シカに囲まれボコられるんじゃないかと焦りましたよ（笑）


鳥になる日～bird eye
ひたすら空撮の風景を流すお気に入りの番組でした。
実際は吊り橋の上ですが、渓谷を渡る鳥のような浮遊感を出したくてこの構図です。


自然に適うレイアウトは無い…まさにその通りです。梅雨前には沢登り再開したいですね。


この色…新緑の季節でなければ見れません。
ＧＷ満喫中です。