GREEN NOTE

ワイルドグリーンディスカス中心のアクアリウムブログです

ガンプラ特撮魂3(モデリング編)

2014年09月10日 | 写真ネタ

久しぶりの更新はガンプタネタです。
サザビーVer.Ka(バージョン・カトキハジメ)


サザビーは以前にもマスターグレードのメタリックバージョンを作ったのですが、今回のKaは
まるで違うモデルのよう。
プロポーション、ディテール、ファーストガンダム世代の親父心をグッと掴む物があります(笑)


各ハッチを開いた後ろ姿もグッと来ます(笑)

例によってかみさんとの共同制作になりますが…
パーツの切り離し、ランナーゲート処理、組立てはかみさん担当。
塗装、墨入れ、マーキングは自分の担当です。

アクアリウム、登山、写真とまったく興味がないかみさんとの、唯一の共通趣味。
「今日、買い物に行ったら〇〇が特売だったわよ~」などとたわいもない世間話と晩酌をしながら
毎晩、少しずつ製作しました。
夫婦円満の秘訣はガンプラにありです(笑)


バーニアの内と外はメタリックで塗り分け。
墨入れも今回はマーカーを使わず、塗料を流し込んでいます。
モールドがシャープなので、気持ちよく墨が流れ込んでくれますね。
マーキングのデカールも薄くて質が良く、マークフィットとサーフェイサーを使えば余白も分からなく
なります…すばらしい!


ハッチを開くと見えるサイコフレームはシルバー塗装で、マーカーで緑をアクセントに。
模型誌の作例を参考にしています。
毎度の事ながら、バージョンKaは作り応えがありますね。デカール貼りなど、あまりの数に心が
折れそうになりますが、完成すると秀逸なディテール、プロポーションに救われます。

遠い昔、小学生の頃に胸をときめかせて作ったガンプラは今のモデルに比べたら本当に簡素で
粗雑な出来でしたが、それでも今まで無かったリアル感に夢中でした。
このサザビーくらい作りこまれたモデルは、当時のホビージャパンなどの模型誌に寄稿していた
一流プロの作品写真しかお目にかかれず、それも市販の原型を留めないほどに改造した
セミスクラッチや原型から全て作るフルスクラッチ作品ばかり。
技術もお金もない子供には夢のまた夢でした。

それが今、プラモデルの基礎的な製作テクニックさえあれば、誰でもこのレベルの作品を作れると…
これは凄い事です。
おっさんになっても楽しめるガンプラ…逆に、対象年齢も15歳以上と小さい子供にはハードルが
高過ぎるのは否めません。
まあ、今の子供の多くはプラモなど興味がなく、ゲームやカードで遊ぶのかもですが、明らかに
購買ターゲットは我々ガンプラ世代のおっさんなのでしょう(笑)


ハッチを全て閉じればサザビーの特徴的なプロポーションを楽しめます。


ハッチ全開では一味違う迫力が出ます。
ちなみに、説明書によるとこのハッチ開閉の捉え方はメンテ用でもサイコミュ発動でも、
個人のイマジネーションで自由に解釈してくださいとの事です。


次回の記事は、このサザビーを使った特撮でいきます。
こんな感じで拾い集めたNASA的な宇宙写真とプラモで、どこまでソレっぽく見えるか?
ただいま鋭意合成中(笑)ガンダムの新作もあります。