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商標の広場

弁理士の福島が商標のお話をします。

長野スモモ

2016-12-11 10:24:25 | 日記

県は9日、県果樹試験場(須坂市)が開発し、品種登録申請中のスモモ新品種「スモモ長果1」のうち、一定の品質基準を満たした「麗玉(れいぎょく)」をブランド化しようと、全農県本部(長野市)、中野市農協などと振興協議会を設立した。高級品として高値で販売されるようブランド戦略を練る。

スモモ長果1は果実が大きく、糖度も高い。出荷時期が9月下旬と遅いのも特徴。県は特に高品質な物を「麗玉」として販売してもらうために昨年10月に商標を取得した。協議会会員に限って商標を使えるようにし、2018年の本格流通を目指している。

協議会は外部の専門家の意見も聞きながら販路や購買層を検討し、来春までにブランド戦略を作成する方針。この日は「麗玉」とする基準を、形が良くて傷や裂果がなく、重さ200グラム以上で糖度18度以上―などと決めた。

県農政部によると、この基準では、収穫したスモモ長果1の半分以上が麗玉となる見込み。会員には多すぎる―との意見もあり、「より厳選するかどうか、協議会で検討する」としている。


高知のユズ

2016-12-11 10:14:35 | 日記

高知県は輸出量が増えている同県産ユズを「KOCHI YUZU」として欧州連合(EU)、香港、シンガポールの3カ国・地域で商標登録した。海外での県産ユズのブランド確立を図る。商標を使用するためのガイドラインも策定し、県内外の事業者に積極的に活用してもらう。

県が海外で商標登録するのは今回が初めて。「果実」と「果汁」で登録を受けた。事業者は商標を無料で使えるが、県は事前に使用届の提出を求める。同県の2015年のユズ輸出量(果汁)は約107トンで12年比で52%増。欧米を中心に人気が高まっている。

17年1月にフランス・リヨンで開催される外食産業の国際見本市に「高知県/KOCHI YUZU」の名前でブースを初出展する。見本市内で実施される世界的な料理コンクールで日本代表に県産ユズを素材として使ってもらうなどPRを強化する。