特許庁は、地域における知財制度・支援策を利用いただくため、「巡回特許庁」を全国各地域で実施しています。「巡回特許庁 in 九州」では、知財や地域資源をより活用したい企業等を対象に、「下町ロケット」に登場する弁護士のモデルとなった鮫島正洋弁護士・弁理士を招いた知財金融フォーラムやデザイン・ブランド戦略による地域産業振興セミナーのほか、経験豊かな審判長による模擬審判廷での口頭審理の実演、テレビ面接審査のデモンストレーションなどを実施します。
また、審査官と直接コミュニケーションをとる出張面接審査を、九州地域において集中的に実施することで、より一層質の高い行政サービスを提供します。そのほか、地域団体商標制度等を活用した九州の地域ブランドに関するパネル展示や、臨時相談窓口の設置、初心者向け知的財産権制度説明会といった様々なイベントを同時に開催しますので、今まで知財と接点がなかったという皆様もお気軽に参加いただける内容となっています。