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商標の広場

弁理士の福島が商標のお話をします。

韓国ソウルの商標開発

2016-03-10 12:03:11 | 日記

ソウル市中区は、観光名所の東大門市場を世界的な市場へと発展させるため、2018年までに共通の商標を開発し、海外バイヤーの支援体系を備える。東大門エリアには衣料専門の市場や店舗が集まっている。近くを清渓川が流れ、複合文化施設の東大門デジタルプラザもあり、外国人観光客が多数訪れる。

韓国経済新聞によると、対象は平和市場や統一市場、新平和市場、光熙ファッション市場など8カ所で、向こう3年間、国費を含め50億ウォン(約4億7,000万円)を投じる。中区は東大門の製品の信頼性を高めるため、東大門の共同商標化を推進し、競争力を持つ製品を製造する店舗を支援し製品の盗用も防ぐ。

また、販路開拓に向け、海外の展示会参加やPRイベントの開催、海外バイヤーに対するワンストップの支援にも取り組む。これが、ソウル中区の商標開発の概要です。


スペインでの商標問題事例

2016-03-10 09:27:46 | 日記

元Jリーガーの石塚啓次氏が9日、自身のインスタグラムにスペインで商標問題に巻き込まれ、弁護士から手紙が届いたことを明かした。石塚啓次氏はかつて東京ヴェルディなどのクラブでプロサッカー選手としてプレーし、2003年オフに現役引退。その後はアパレルブランド「WACKO MARIA」を設立して実業家として活動した後、2014年にスペイン・バルセロナに「YoI Yoi Gion 宵宵祇園」を開店していた。

インスタグラムには「うどん屋やめます」とのコメントから始まり、商標問題に巻き込まれた経緯について書いている。問題となったのは看板などで使用している”うどん(UDON)”という言葉。この言葉がスペインでは商標登録されており、無断使用されているとして弁護士から手紙が届いたようだ。ただ、うどん屋でうどんを商品としていることからしても、受け入れがたい話だろう。うどんはスペインでは商標登録される?