僕の旅と彼方の友と

旅が好きアマチュア無線が好き、そんな僕の呑気な日々を綴ります。

小江戸「川越」ぶらり散歩

2008年06月14日 21時58分51秒 | 僕の日記


 埼玉県川越市は県内で初の市制が布かれた所だそうな。県庁所在地の浦和市(現さいたま市)より早かったなんて少しビックリです。そんな川越市ですが高校が川越だったためその頃は毎日通っていました。思い出深い川越市を登山仲間のS氏と無計画にぶらりと散歩してみました。

 川越は江戸の風情と大正ロマンが混在する街。蔵作りの街中ひときわ眼を引くのがこの「埼玉りそな銀行川越支店」です。大正7年に「旧八十五銀行本店」として建てられたんだそうな。八角形の塔とドーム屋根が特徴で、国の登録有形文化財になっています。



 下階は江戸風上階は洋風で折衷された建物の「川越まめ屋」さん。この街には合っています。


 古の江戸と大正が並ぶ町並み・・・。


 こんなデザインの建物は今ではもう建てられないかも。


 代々続くお店「亀屋」さん。


 つい、ぶらりと立ち寄りたくなります。

 おやおや、狸が托鉢をしていました。川越は神社仏閣も多い町なのです。



 蔵作りの街並みが続きます。良く晴れていたので皆さんゆっくり見物・買い物をされていました。


 観光地でよく見かける「人力車」。ここ川越にもあります。似合いますねぇ。


 客待ちをする車夫さんと価格表です。ち・よ・っ・と高い?でも色々詳しく名所旧跡の案内をしてくれます。僕達は利用しなかったけど。


 立派な屋根瓦です。柱もしっかりしています。


 人力車のある店先。「似合い過ぎる~っ!」


 川越名物「時の鐘」は表通りから少しそれたところにあります。


 「時の鐘」というくらいですから決まった時間に鐘が鳴ります。一日四回、午前6時・正午・午後3時・午後6時です。どんな音かは冒頭の動画でお確かめ下さい。


 「時の鐘」やぐらの高さは約16m。奈良の大仏とほぼ同じ高さだそうです。屋根が三層になっていますが、雨除けとして機能しているのは一番上だけで下の二つはその機能だ無いそうです。何の為に付けられているのか、それは鐘の音は下方向に伝わる性質があって、この二つの屋根が無いと直下では良く聞こえるが遠くでは聞こえにくいんだそうな。そこで直下に伝わる音をこの二つの屋根に反射させて、四方へより遠くに響き渡らせようとして付けられているんだそうな。
「へえ~っ」

 この「時の鐘」薬師寺の境内にあります。眼の病気のお寺さんだそうです。


 「時の鐘」の斜め向かいのお酒屋さんで地ビール「COEDO」の生を頂きました。かなり苦かったです。


 ボンネットバスが走っていました。市内を循環しています。



 「小江戸横丁」入り口。混んでます。

 「小江戸横丁」中ほどもやや混んでます。


 「小江戸横丁」奥は空いてました。


 ここ実は歯医者さんなんです。洒落てますね。



 蔵造りの街並みは続きます。

 ガス塔がありました。多分点くと思う。


 「菓子屋横丁」に来ました。




 「七色唐辛子」の売り口上です。具材の一つ一つはそれ程ではないのですが、上手く調合するととても良い香りになります。ちなみに唐辛子は蓋(チャック)をしっかり閉めて、冷蔵庫に保管しておくといいんだそうな。

 「たこせん」なるものが売られていました。何じゃそりゃ。


 まんま「たこ焼き」じゃん。と思いきや。


 せんべいに挟んだ「たこ焼き」でした。じゃんじゃん。ちなみに100円です。


 縁日などで見かける「飴細工」なんかもやっていました。いいですねぇ。


 「菓子屋横丁」ではお菓子だけではなく、このような昔の玩具も売られていました。


 懐かしいお菓子がいっぱいです。僕の子供の頃は皆5円というのが相場でした。何年前やねん!


 これ何だか知ってます?薬が塗ってある紙の板で、その薬を人差し指に付けて親指と付けたり離したりすると煙のようなものが出ます。昔、よく買ってきて遊びました。

 これもやったなあ。水に濡らして、手の甲なんかに擦って絵を写し取るやつ。懐かしいなあ。


 こちらはやった事はありませんでした。ロー石もベーゴマも僕の住んでた所では人気がなかったようです。




他にも昔の駄菓子屋さんを思い出させてくれる展示品が沢山ありました。



 お腹が空いてきたので、お昼を頂く事にしました。かば焼きの「うなっ子」さんです。木造の建物がいいですね。予定では別のお店でかば焼きを食べる予定でしたが、時間の関係でこちらにしました。

 外観とは異なりお店の中は近代的でした。


 お店の中に河童の置物が飾ってありました。かば焼き屋さんらしく、胡瓜ではなく鰻を捕まえています。


 かば焼きが出来上がるまで、白焼きで一寸一杯頂いています。粋ですねぇ。満足そうなS氏です。


 かば焼きが出来上がりました。さっぱりしていて美味しかったです。画像の中の壺にはアサツキのみじん切りがはいっていました。



 食事の後、川越城へ。この川越城本丸御殿は、嘉永元年(1848年)に建てられたんだそうな。

 広い廊下。


 立派なお庭。


 むむっ!家老達が何やら密談をしています。



 さてこちらは川越城のまん前にある「三芳野神社」です。「とうりゃんせ」の歌の発祥地だそうな。ふ~ん。

 この後「大正浪漫夢通」を散策。実はこの通りに当初昼食をする予定だった「小川菊」がありました。木造三階建ての立派なお店です。いつか又来て食べたいと思っています。
 
>   終わり。
   
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 地震です! | トップ | 父の日に父にご馳走されました。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

僕の日記」カテゴリの最新記事