思考の踏み込み

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過去帳其の一 10

2014-06-29 05:00:16 | 日記
結果的に女性は昔より遥かに社会に出やすくなった。それでいいではないか、と思われるだろうか?

だがその代償として生じたモノは育児放棄や幼児虐待、少年犯罪、無気力な子供たち、家庭の崩壊。
こうした問題を根本的に解決しようと考えるとやはり女性に母性の復権を真剣に考え直して頂く必要があると私は思う。

女性解放運動の先駆け。平塚らいてう。


結局それが女性自身にとっても一番幸せに生きる道につながっている。
その上で女性が自由に働ける様な整備を社会はしなければならない。

女性の為ではない。
全ては子供たちの為である。
たがそられは女性の為に結局なるものでもある。

子供たちが明るく幸せに暮らせない社会など、どんなに先進性を持っていようと良い社会とは呼べまい。

男の都合の良い在り方でもって、女性はこうあるべきだ、と押し付けられた愚かな時代があまりにも長く続いた。

だからといってその悪習への反発心から、女性自身が女性であることから逃げる必要はない。

男の為ではなく、女性が女性の為に ー 本当に女らしいこととは何か、を見つめ直すべき時代にようやく入り始めた。

一部で利用された側面があるとはいえ、ここまで来るのに社会運動を起こし、闘い続けた女性達には敬意を表する。
またそういう段階に到達し始めた事を全ての女性の為に言祝ぎたい。

そしてその本当の女らしさは、ここで述べてきた "力の処理" の研究からこそ導き出されるだろう。

それは結局、"母性" というものに辿り着くものでもある。
何よりも母性の豊かな女性は美しい。

これはけして私の個人的な趣味嗜好ではない。
真美を求めていけば誰もが最後は辿り着く場所のことである。



それは「モナリザ」という、母性を余すことなく表現しきった名画が世界で評価され、美女の代名詞として共感されていることからも分かることである。