思考の踏み込み

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クロハエ2

2014-06-13 00:28:06 | グルメ
続いていきなりアヒルの丸焼き。
いや丸揚げか。



ナイフは出てこない。
要するに手で裂いて食べろということ。

熱いし、中々上手く裂けないのだが、知人いわくこれは野生のアヒルで肉がしっかりしてる。養殖だともっと簡単に裂ける、らしい。

北京ダックとはまた違うアヒルの臭みが残るが、肉の野性味は確かに感じる。ローズマリーとか香草を少し使えばもう少し洗練された味になるのだが、とも思うが洗練させる必要もないのだろう。

ともかくも肩肘はらない自然体の民族料理としての在り方が良い。

次はこれ。

インドネシアのコロッケ。

サテというヤギ肉の焼き鳥。

インドネシア版シーザーサラダ。お皿が良い。
インディカ米のライスも出ているが、タイ米ほど長粒種ではない気がした。

ちなみにお店の外の三階共用トイレに行ったら、トイレットペーパーが予備も含めてゼロ。

別に必要はなかったのだが、この辺のユルさがまた楽しからずや。
南国特有の大らかさ。
日本でも瀬戸内以南には似た空気感がある。

完膚なきまでに完璧を目指す世界感とは真逆の ー こうした風土性は本当の豊かさのひとつの表れだと思う。