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愛知高校の偏差値ボーダーが63って高くね?って話に真面目に答えます

2023年11月12日 | 偏差値・内申点の目安
毎年のように話題に上がるのが、各高校の受験ボーダー(偏差値)です。

これはボーダーライン(合否の可能性が五分五分のライン)という考え方が上手く伝わってないことと、

もう一つは、何を基準に(どの模試の)偏差値というものさしを使うかによるからです。

っで、結論から言うと、確かに愛知高校の偏差値ボーダーは63くらい(と推定されます)。

それを示したのがこのグラフ。


(偏差値は愛知全県模試を参照)

青色の棒グラフが愛知高校の進学コースを受験して、合格した人の全県模試の偏差値の分布です(選抜からのスライド合格を含む)。

一方、オレンジ色の棒グラフが不合格だった人の偏差値の分布です。

逆転するのが偏差値62-64というのがよくわかります。

(ちなみになぜ愛知高校なのかは、ただのあいうえお順だからで他意はないです)

ですから、ときどき

・偏差値63より上でも落ちたぞ!
・偏差値63より下でも受かるし!

と言う人がいますが、確かにそういう人もいるでしょう。

でも、その割合は低いこともわかるでしょう。

つまり、受験ボーダーはその程度の目安であり、

いわば、降水確率のようなものにすぎません。

降水確率は、

過去にこのような天気図でどれくらい雨が降ったか

という(過去の)実績にすぎません。

予測的な確率にすぎず、予言でもありません。

そもそも全県模試で高偏差値を残している人が、

愛知高校という個別の私立高校の入試で高得点をとれる保証は、どこにもありません。

まあ、勉強ができる子ですから、それなりに高得点をとれる確率は高いと言えるでしょう。

しかし、

愛知高校の過去問を徹底分析し、出題される問題を予想するなど、

徹底した対策をすれば、合格の可能性はぐーんと上がり、

逆に、過去問対策を全くせず、

どんな形式の問題が出るかも知らずに入試に挑んだ子が、

点数を取り損ねて落ちることがあるというのも真実です。

ちなみに、

愛知高校は3年周期説というのがあって、

2024年度入試は簡単になると言われています。

理由は、2年前の2021年度入試がほぼ全員合格に近かったからです。

あ、これも過去の実績であって、予言でも予測でもありません。

というか、学校全体の教室数の関係で、

2023年度は合格者数を絞らざるを得なかったことが本当のところらしいです。

逆に、2024年度は教室数に余裕があるので、多くの合格者を出すのではないかと思われます。

愛知高校にチャレンジしたい子は、今年はチャンスです!


さて、全県模試は、県下最大規模の高校受験のための模擬試験です。

ただ、受検生が多いかわりに、幅広い層が受検しているため、若干上位層の偏差値が甘め(高め)に出ます。

まあ、これは受検生の偏りが原因ですが、

ちょっとだけ紹介しておくと、

高校受験の偏差値57~58くらいで、ようやく大学受験の偏差値50に届くかどうかです。

ですから、高校受験で偏差値60弱あるからといって、

大学受験も余裕だろうと思っていたら、足下をすくわれるのでご注意を。

ちなみに、愛知全県模試は、塾に通っていなくても一般受験(自宅受験)が可能です。

興味のある方は公式HPを参考にしてください。

愛知全県模試のHP


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