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【中1すでに二極化】英語の学力格差!中学1年生(現中2)がやっぱり大変なことになっていた!

2022年04月08日 | 学力診断テスト
【江南ネクサス】本気で学力を上げる「勉強のやり方専門塾」の伊藤です。

SNSで「今年の中1(現中2)の英語がやばいことになっている」と話題になっていたので、塾生の成績表をさかのぼって調べてみました。

気づいてはいたのですが、改めて調べてみて大変なことになっていることがわかりました。

まず、ある中学校Aの中1の英語の平均点です。

■A中学校の中1生の英語のテストの平均点(2021年度新学習指導要領)
・1学期中間:68.5点
・1学期期末:63.2点
・2学期中間:56.5点
・2学期期末:55.9点
・3学期学年末:53.2点

これだけ見ても、まあ平均点が50点台に落ち着いていて、敢えて言えば最初のテストにしてはちょっと難しすぎないかと思う程度かもしれません。

しかし、それは平均点だけを見ているから。

この中学校、丁寧に教科別に度数分布表を出しています。

それをまとめたのが次の画像です。

■<A中学校>2021年度中1生の英語のテストの点数の度数分布表(愛知県尾張地方)


1学期の中間テストで、90点台が70名近くいるのに対して、50点台が約30名、20点台が約20名、10点台も10名近くいました。

中学校に入って初っぱなのテストでこれはかなり衝撃的です。中にはショックを受けた子もいるのではないでしょうか。

1学期の期末テストになると、全体的に点数が下がってます。

2学期以降を見ていくと、二極化どころか真っ平らな分布です。

こんな分布はまずお目にかかれません。

90点台が減って、10点台、20点台が確実に増えています。

3学期になると典型的なふたコブ分布になっています。

むろん、テストの難易度によって分布は変わりますが、1学期でつまずいた子がそのまま2学期、3学期とつまずきをひきずっていることは明らかでしょう。

ここまでつまずきが進行すると学校だけでは修正は困難だと思います。

小学校で教科化された英語ですが、小学生のうちから英会話教室や英語塾に通っているか否かで左右される可能性が高いことがわかります。

中学校の教科書もこれまでの指導要領の中で最も難しくなっている以上、早め早めの自衛策が必要になってきます。


ネクサスは、主に江南高校、一宮南高校の高校生と、そこを目指す小中学生が通っています。江南市では、西部中、布袋中、古知野中、古知野西小、古知野南小、布袋小、布袋北小、一宮市では千秋中、西成中、一宮南部中、大口町では大口中の生徒が通っています。


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【中1】江南周辺の中学校の定期テスト(中間・期末)の点数分布からわかる格差

2021年07月17日 | 学力診断テスト
江南市の勉強のやり方専門塾の伊藤です。

1学期の定期テストが終わりました。

中学1年生にとって最初の定期テストだったわけですが、ちょっと気になったのが中1の成績の分布がどうなっているかです。

■A中学校(中間)


みんな、英語がずば抜けて高い。中間テストですが、旧課程の去年ほど簡単ではありません。

実際、平均点は68点です。

それでも90点より高い子が60人ちょっと。とはいえ、60点以下や、30点も決して少なくありません。

全体の約4分の1が91点以上ですが、次いで約4分の1が80点前後、約半分が70点以下なので、塾に通っていなかった子にとってかなり厳しい結果になったのではないでしょうか。

中学校の最初のテストからしてこれですから、小学校英語の闇は深そうです。

社会は平均点が50点と最初のテストにしては難しかったのか、分布を見ると高得点も少なく、40点以下や30点以下がたくさんいます。

小学校の内容も出題されていただけに、やはり小学校からの学力の定着に問題ありのようです。

■B中学校(期末)


これはずいぶん二極化しています。

中間テストがなく、中1には中学最初のテストが期末テストというのはちょっと考えものです。

5教科の合計を見てみると、典型的なフタコブ分布。

特にひどかったのが社会と理科です。

基礎的・基本的な知識の定着に問題ありと言わざるを得ません。

英語も81点以上が19名と2割強いるのに対して、30点以下が20名とこちらも2割強います。

小学英語からつまずいている子が少なくないことがわかります。

■C中学校(期末)


こちらは結構大変です。

社会のテストの平均が46.3点、中1の最初のテストとしてこれはどうかと。20点未満が23名と約1割。30点未満が48名ですから、約4分の1にあたります。

生徒の方がさぼったのかと思いましたが、問題を見てびっくり。資料を読み取るかなりやっかいな問題ばかりです。

確かに、学習指導要領とか大学入試センター試験に代わって実施された大学入学共通テストでは、複数の資料を読み取る力が求められています。

でもねー、何も中学校に入って最初のテストでそんなとんでも問題出すこともないでしょ。

このまま社会科嫌いになったらどうするのか?

英語は90点以上が40名と2割もいる一方、20点未満が15名と、ちょっと二極化がはげしいのでは。

■D中学校(期末)


最後に、K中学校ですが、こちらは国語や理科を見る限り、そんなに問題がないように見えますが、英語と数学はやはりスタートダッシュがうまくいかなかった子が少なくないようです。

特に英語は30点以下が48名と約2割ほどいます。71点以上の子が50名ですから、見事なまでに二極化しています。


英語の格差はやはり小さくなく、社会などの覚えることが必要な教科の二極化も結構激しいことがわかりました。

やっぱり、勉強は基礎的なことから身につけないとしんどいですから、小学生のうちから基礎基本を大切にしたいものです。


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