江南の塾【ネクサス】勉強のやり方専門塾:小中高生対象の個別+思考型指導のハイブリッド進学塾

【87.8%が偏差値10以上アップ】少人数クラスで「授業を受ける」→「問題を解く」→「間違いを直す」→「わけを説明」

【大学受験】センターに代わる共通テストの問題を解いてわかった対策

2021年01月20日 | 勉強のやり方
江南市の勉強のやり方専門塾「ネクサス」です。

初めての大学入学共通テストが終わりました。結果は「難しい」の一言が多いようです。

実際に、何科目か解いてみたところ、

「う~ん、いっぱい資料を読まなければいけないけれど、問題自体はそれほど難しくないかな」

という印象です。

■英語のリーディング
筆記に代わって英語はリーディングとなりました。発音・アクセントや文法問題がいっさいなくなり、すべてが図表や資料、長文を読み比べる読解問題となりました。

大問1から英文英文なので、読解力はもちろんですが、集中力や精神的なタフさが問われたかも知れません。

英語のリーディング対策は、ずばり速読力です。

とにかく、速く、正確に読み取る力です。

ネクステージのような細かい文法的な知識よりも、とにかく速読力です。

あとは資料を読み比べ、こっちのこの情報とあっちのこの情報をつなぎ合わせて正解を導く、これぞ読解力?と言われる力が問われましたね。

■英語のリスニング
音声が2回流れる問題と1回しか流れない問題があります。

特に後半の問題文や資料を見ながら、1回しか流れない音声を聞きながら、問題文を読み直したり、選択肢を選んだりと、とにかく忙しいの一言です。

一度、聞き逃してしまうと正解にたどり着くのが難しいので、「1回きりのリスニング」練習をしないととにかく点数が取れないでしょう。

■日本史B
正直、資料を読むだけで解ける問題もあり、

「これって日本史?」

と疑問に思いながら解いた問題もありましたが、まあ、これはチャンス問題です。読解力だけで確実に取れる問題なので取りこぼさないようにしましょう。

ただ、寧波の乱や撰銭令など、定番の日本史的細かい知識も必要なので、一問一答式と流れがわかる金谷シリーズや実況中継、あとは資料集を読み解くなどの対策が必要なのは従来通りです。

■物理基礎
拍子抜けするくらい簡単でした。

まず、図やイラストがやさしい。これまでの無機質なものではなく、リンゴのイラストなどとっつきやすい問題が多かったのが特徴です。

問題によっては、中学生レベルでも解けるチャンス問題が多かった気がしますが、理科1で物理基礎を選ぶ人はそうそういないので、平均点はそれほど高くないようです。

■全体の傾向
その他の教科・科目も含めて、基礎的な知識はこれまで通り必要です。しかし、丸暗記するのではなく、丁寧に読み深めることが必要です。

そして、何よりも多くの資料や文章を読んだり読み比べてたりする、いわばマルチタスクをする必要があります。そのため、基礎知識は当たり前に身につけておかなければならず、並行して速読や資料を読みながら問題を解く(リスニングでは音声を聞きながら資料を読んで問題を解く)力が要求されます。

だらだら問題を解くのではなく、てきぱきと効率よく問題を解く力が求められると言っても過言ではないでしょう。


主に江南高校、一宮南高校、丹羽高校の高校生と、そこを目指す小中学生が通っています。江南市では、西部中、布袋中、古知野中、古知野西小、古知野南小、布袋小、布袋北小、一宮市では西成中、大口町では大口中の生徒が通っています。


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【中学英語】どう訳す?受験生がよくやる英文読解のまちがいは「対訳」で克服しよう

2021年01月06日 | 英語の勉強のやり方
江南市勉強のやり方専門塾です。

冬期講習をやっていて英語の長文が読めない!という受験生が少なくありません。というか、通知表が4レベルの子でも「読めない」ことは珍しくありません。

例えば、

The scientists working in the sea
×科学者たちは海の中で働いています

○海の中で作業をしている科学者たちは

となんとなく和訳していて、正しく和訳していない子がかなりいます。

この文には、

told Tophy to bring it from the ship.

と、続きがあるのですが、そもそも

【正】
S=The scientists
V=told

【誤】
S=The scientists
V=working

主語と動詞をまちがってとらえているのです。

下手をすると、これでは訳自体(意味)が変わってしまいます。

一つひとつの単語がわかっていないというわけではないのですが、やはり文法の知識が不十分なため「なんとなくこんな訳だろう」と妄想で訳しているのです。

さらに、

work=働く

と意味を丸暗記していると

「海の中で働く??(素潜り漁師か)」

とちょっとおかしな意味になってしまいます。

この場合はworkは働くではなく、作業すると訳す方が良く、海の中で作業をしている(=working)とing形で使うのが適切だということもわかります。

少なくとも、

The scientists are working in the sea

とbe動詞がないので進行形の文章ではないということは読みとらなければいけません。

このように英語の長文読解は、構造分析といって、主語(S)、動詞(V)、目的語(O)を正しく見極めることができないと、「なんとなく訳をする」羽目になります。

この文の場合、

The scientists(S) working in the sea / told(V) Tophy(O) to bring it from the ship.

となっているので、「海の中で作業をしている科学者たちは」までが主語(主部)となり、told=教えたが動詞になります。

tellは~に教えるという目的語をとる他動詞なので「だれに?」という意味の単語が後に続くことがイメージできていれば、

「トフィー(イルカ)にそれを船から持ってくるように言った」

と、正しく意味を取ることができます。

中学校ではこのような構造分析を全く教えません。だから長文が読めないんですね。

普段の英文も「ただ写しているだけ」で、英文の意味まで考えていないので、普段から英文の意味を考えることを徹底することが大切です。

そんなわけで、長文読解対策におすすめなのが英文と日本語訳を同時並行して読む「対訳」です。



■英語長文読解の対訳のやり方
1.英語の長文とその日本語訳が書いてあるもの(解答や教科書ガイドなど)を用意します
2.英文を1文読みます(意味がとぎれるところには/、まとまりにはカッコをつける)
3.その英文を日本語に訳してみます
4.和訳があっているかどうかすぐに確認(←これ重要!)
5.2~4を最後までくり返す

以上です。

愛知の公立高校の英語の入試問題は英文読解を中心とした、英作文、適語補充、読解問題です。

ですから、英文が読めないと全く意味がわからずあてずっぽうで解くことになります。

そうならないためには、英文と日本語訳を照らし合わせて読む「対訳」がおすすめです。



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