江南の塾【ネクサス】勉強のやり方専門塾:小中高生対象の個別+思考型指導のハイブリッド進学塾

【87.8%が偏差値10以上アップ】少人数クラスで「授業を受ける」→「問題を解く」→「間違いを直す」→「わけを説明」

【英語長文】大学受験のための英語長文読解・共通テスト対策講座

2021年07月18日 | 英語の勉強のやり方
江南市の勉強のやり方専門塾のネクサスです。

今日は、大学受験対策の英語長文読解特別講座(英語特講)でした。

■使用テキスト
肘井学著「大学入試レベル別英語長文問題ソリューション1 スタンダードレベル」


まず、英語の長文のテスト。

10分で解いてもらった後、一文ずつ日本語訳してもらいます。

その際、文頭から訳すという練習をしてもらいました。

これはリスニング対策にもなるからです。

次に、選択問題の解き方。消去法で解ける問題は消去法で解いてもらいます。

例えば、選択肢にポジティブな単語(bigger, closer)とネガティブな単語(poorer, lighter)があれば、この時点で二択になります。

あとは、本文にあてはまらない場合は答えから消えますので、仮に意味がわからない単語でも消去法で考えてそれしか残らなかったら、それが正解になります。

これはシャーロックホームズの推理法「全ての不可能を消去して、最後に残ったものが如何に奇妙な事であっても、それが真実となる」にもある通りです(wikiより)。

closerとは、クローザーではなくクローサー(=より近い)という意味です。確かに勉強不足の受験生にはあまり馴染みのない単語ですが、単語がわからないとやっぱり受験では不利です。

特に、長文の中に5%以上意味を知らない単語があると、長文全体の意味を理解することが難しくなります。

よく、学校の先生は「わからない単語があったら前後の文脈から推測して意味を考えればよい」と言いますが、むちゃぶりです。

それができるのは、知らない単語がほとんどない英文を読んでいる時だけです。

ですから、まず単語(語彙力)が何よりも重要なのです。

今日の特講では、まずは単語力不足がいかに恐ろしいことかということを体感してもらうことがねらいの1つでもありました。

もう一つのねらいは、英文解釈ができるようになることです。具体的には、自分で構造分析をして長文を速読できるようになることの大切さを知ってもらうことです。

構造分析というのは、よく学校の授業でやっているような、ここまでが主語で、これが動詞で、修飾関係がこうなっていて、というあれです。

この構造分析は確かに重要です。

しかし、高校でやっているように、1時間の授業で一文一文ちまちまやっているわけにはいきません。

受験では一つの長文を10分とか5分で読まなければいけないからです。

その場合は、まず、構造分析のやり方だけを教えます。

そして、構造分析が書かれた模範解答と、日本語訳(対訳)を見ながら、自分で構造分析しながら読んでいくという練習を徹底してもらいます。

こうして長文を何十も何百も読んでもらいます。

英語で偏差値50以上を目指すには、まずは英文解釈ができるようになることが大切です。

それができるようになれば、後は過去問など、たくさんの英文を読む多文多読を心がければOKです。


ネクサスは、主に江南高校、一宮南高校、丹羽高校の高校生と、そこを目指す小中学生が通っています。

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【中1】江南周辺の中学校の定期テスト(中間・期末)の点数分布からわかる格差

2021年07月17日 | 学力診断テスト
江南市の勉強のやり方専門塾の伊藤です。

1学期の定期テストが終わりました。

中学1年生にとって最初の定期テストだったわけですが、ちょっと気になったのが中1の成績の分布がどうなっているかです。

■A中学校(中間)


みんな、英語がずば抜けて高い。中間テストですが、旧課程の去年ほど簡単ではありません。

実際、平均点は68点です。

それでも90点より高い子が60人ちょっと。とはいえ、60点以下や、30点も決して少なくありません。

全体の約4分の1が91点以上ですが、次いで約4分の1が80点前後、約半分が70点以下なので、塾に通っていなかった子にとってかなり厳しい結果になったのではないでしょうか。

中学校の最初のテストからしてこれですから、小学校英語の闇は深そうです。

社会は平均点が50点と最初のテストにしては難しかったのか、分布を見ると高得点も少なく、40点以下や30点以下がたくさんいます。

小学校の内容も出題されていただけに、やはり小学校からの学力の定着に問題ありのようです。

■B中学校(期末)


これはずいぶん二極化しています。

中間テストがなく、中1には中学最初のテストが期末テストというのはちょっと考えものです。

5教科の合計を見てみると、典型的なフタコブ分布。

特にひどかったのが社会と理科です。

基礎的・基本的な知識の定着に問題ありと言わざるを得ません。

英語も81点以上が19名と2割強いるのに対して、30点以下が20名とこちらも2割強います。

小学英語からつまずいている子が少なくないことがわかります。

■C中学校(期末)


こちらは結構大変です。

社会のテストの平均が46.3点、中1の最初のテストとしてこれはどうかと。20点未満が23名と約1割。30点未満が48名ですから、約4分の1にあたります。

生徒の方がさぼったのかと思いましたが、問題を見てびっくり。資料を読み取るかなりやっかいな問題ばかりです。

確かに、学習指導要領とか大学入試センター試験に代わって実施された大学入学共通テストでは、複数の資料を読み取る力が求められています。

でもねー、何も中学校に入って最初のテストでそんなとんでも問題出すこともないでしょ。

このまま社会科嫌いになったらどうするのか?

英語は90点以上が40名と2割もいる一方、20点未満が15名と、ちょっと二極化がはげしいのでは。

■D中学校(期末)


最後に、K中学校ですが、こちらは国語や理科を見る限り、そんなに問題がないように見えますが、英語と数学はやはりスタートダッシュがうまくいかなかった子が少なくないようです。

特に英語は30点以下が48名と約2割ほどいます。71点以上の子が50名ですから、見事なまでに二極化しています。


英語の格差はやはり小さくなく、社会などの覚えることが必要な教科の二極化も結構激しいことがわかりました。

やっぱり、勉強は基礎的なことから身につけないとしんどいですから、小学生のうちから基礎基本を大切にしたいものです。


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