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「がっこう」
大迫弘和/文と詩
高松伸/絵
かまくら春秋社 発行
A5判・上製本・104ページ・定価1,260円(税込)
教育者で詩人の大迫氏と建築家の高松氏の本が
5月5日に発売されました。
ミカパーオという少年が扉を開けて「がっこう」を探しに出かけます。
途中でルンという少年に出会い、「がっこう」探しに加わります。
二人が訪れる様々な「がっこう」。
生きることとは、自分とはなんなのだろうか。
希望とは…。
昨年3月11日の災害からこの本をお二人でつくろうと決められたそうです。
A5判ですが、本文は文字が大きく、行間もゆったりでとても読みやすい。
大人も子供にもおすすめです。
『あとがきとしての往復書簡「がっこう」が生まれるまで』という
お二人の手紙のやりとりも必読です。
文と共に挿入された高松氏の絵が素敵です。
30年程前にグラフィック社から発行された高松氏の
ドローイングの本を思い出しました。(O)