通勤電車のはなし

書籍部のOです。みなさん通勤はどうされていますか？　私は自宅から駅までバスに乗り、会社まで電車１本で行けますが、都合片道２時間近く掛かります。途中で急行に乗り換えると少しは早く到着しますが、もっぱら各駅停車で座ってゆっくり行くことにしています。

以前は好きな本や雑誌などをじっくり車中で読んでいましたが、近頃は座ったとたんに熟睡しています。というのも出版社で忙しいのはちょうど今頃の連休前とお盆、12月末の暮れ。いずれも休みで印刷所の機械も止まり、編集作業も併せて前倒しになるためです（といっても年中忙しいと言えば忙しいですが…）。

そんなわけで、電車は大切な睡眠の場です。途中で目がさめて周りを見ると似たような人ばかりで、大きないびきをかいている人までいます。いまだに乗り越したことはありませんが、そのうち気がつくととんでもないところだったなんてことになるかもしれません。

この頃は家を出てから電車で寝るのが楽しみになりつつあるのがちょっとこわーい。今週末でいよいよ連休になります。＜O＞

続きは本誌で♪

６月号は「寝室」という今まであまり取り上げたことのないジャンルに挑戦しています。

その中で私が取材に行ったのは、奥山裕生設計事務所のA邸。オープンハウス以来、２回目の訪問。北欧の家具があちらこちらに配されて、素敵な住まいへと変身していました（もちろん家具がなくても素敵でしたが）。２階のLDKエリアは、企画上取材しませんでしたが、北欧ファニチャーで統一した華やかな雰囲気は、オーディオルームの写真からも伝わってきます。

もう1つ取材したのが、照明にスポットを当てて取り上げたキリガヤのB邸。日が暮れる前にお邪魔して、すっかり沈むまで撮影を行いました。昼は太陽光でさわやかに、夜は絶妙なライティングで落ち着いた雰囲気の寝室です。

ぜひ本誌を手に取って、写真をご覧ください。＜A＞

スウェーデンの住宅の魅力

取材でスウェーデンを訪れました！　この時期、北欧は０℃前後の寒さと聞き防寒具をたっぷり用意して行ったのですが、天候に恵まれ出番がないほど。１日３軒の実例取材を行うなどハードスケジュールでしたが、撮影も快調に進みました。

世界的にも最高水準といわれるスウェーデンの住宅。耐久性、断熱性、環境への配慮、インテリアなど、日本が学ぶべき点は多いように感じました。何より、人々が住まいに対して持っている関心の高さはぜひ見習いたいものです。この取材記事は5／28発売のムック「IMPORTED HOUSE」に掲載されます。＜M＞