ニューハウスブログ

家づくりの参考書として70年余ご愛読いただいている月刊ニューハウスですが、このたび、ブログを開設することになりました。

新型インフルエンザは「咳エチケット」

2009-05-28 16:24:12 | Weblog
4月末から‘新型インフルエンザ’
に関するニュースが全国を駆け巡りました

東京では5月半ばから
「マスク品切れ」の看板を目にするようになり
通勤中の車内でもマスク姿をの人を見かけるようになりました

皆様も新型インフルエンザ対策を講じていると思います


今回の新型インフルエンザ報道で
「咳エチケット」
という言葉をたくさん耳にしていますが

実際どんなことを心がけたら良いのでしょう?


★咳、くしゃみの際は、ティッシュ等で口と鼻を被い
 他人から顔をそらすこと
★使ったティッシュは、直ちにゴミ箱に捨てること
★咳やくしゃみ等の症状のある人にはマスクを正しく着用し
 感染防止に努めること


個人が使用するマスクで最適なのは、不織布マスクだそうです

★咳やくしゃみをおさえた手、鼻をかんだ手は直ちに洗うこと

つまり、他人に対する思いやりの心なんですね

私の周りからも
「ハクショーーン!」
と聞こえてきますが、咳エチケットみんなで守りましょう

今回の新型インフルエンザ対策は通常のインフルエンザ対策の延長線上にあることから手洗い、うがいも重要な予防策です


帰宅後や不特定多数の人が触れるようなものに触れた後は手洗い・うがいを日常的に行ってください
この時、石鹸で最低15秒以上手を洗うことが望ましく
洗った後は清潔な布やペーパータオル等で十分にふき取ることもポイントです


私は以前から喉が弱くて、少し無理をすると
‘イガイガ・・ヒリヒリ・・’してしまいます

これをきっかけに手洗い・うがいを日常に取り入れてみましょうか


「咳エチケット」で、喉がイガイガする時はマスク
ネットで探していたら、こんな和柄マスクと出会いました


枝垂れ梅         麻の葉


内側に不織布を入れて使用します

可愛らしさに購入しましたが、いかがでしょうか?

新型インフルエンザ予防ガイドラインの一文
十分に休養をとり、体力や抵抗力を高め、日頃からバランスよく栄養をとり     
規則的な生活をし、感染しにくい状態を保つこと

常日頃の生活が大切です(hi)


この時期になると思い出すお店

2009-05-27 13:48:52 | Weblog
過ごしやすい季節になりました。街路樹やビルの植栽の緑がきれいです。

竹の子は終わりましたが、破竹や根曲がり竹のおいしい時期。北の方はまだ山菜が採れるところがあります。山に行かなくても道路脇で地元の人が採ったものを売っていたりしますね。

この時期になると思い出すことがあります。20年以上前になりますが、山形の国道113号を日本海側に向かっていました。その途中、小国というところで国道沿いの「蔵王ストア」というお店に立ち寄ったのです。

そのお店をよく覚えているのは、新鮮な山菜が多種類たくさんあったことと(特に赤と青のミズはたくさんありました)カセットテープで地元小国のPR用の歌がずっと流れていたから。

「小国よいと~こ~よいとこ小国~」という単純な節ですが、20年以上経っても頭の中に歌が残っています。

私はその時、山菜ではなく雑キノコの大きなビン詰めを購入しました。口当たりと歯ごたえがとてもよくて玉子でとじたり、お味噌汁に入れたりしてあっという間になくなりました。

小国の先は新潟でひなびた温泉が点在していて、湯沢の旅館に泊まったと思います。日本海に近く、食事は山のものと海のものが出てとてもおいしいものでした。

「蔵王ストア」まだあるのでしょうか。今でも歌が流れているといいですね。この時期に思い出すといっても、キノコのビン詰めって…季節関係ないですね。

ほんとうに緑が美しいです。遠くに出かけたいのですがちょっと難しいので、近くの公園で緑を眺めて我慢しましょう。(O)

東京駅のビル解体工事進行中

2009-05-26 15:20:57 | Weblog
よいお天気です。今日は昼食後、八重洲ブックセンターさんへ6月10日からはじまるブックフェア用の備品を納めてきました。

八丁堀の交差点から日陰ができている側の歩道を東京駅に向かって歩きます。けっこう風があって涼しい。正面に大丸の入っていた駅ビルの解体用のパネルが見えます。

よく見るとなにか以前と違います。上部にパネルがもう少しあったような…。そうか解体が進んでパネルを上から外しているんだ。

↑この写真は昨年12月に撮影したものです。

まだパネルで隠れているのではっきりわかりませんが、かなり解体が進んでいるようですよ。念のため、全体の写真を近くから撮りました。

以前より空が大きく感じますね。解体が終わったら風景が変わることは間違いありませんが、ちょっと楽しみです。(O)

多摩川を挟んだクラブの戦い

2009-05-25 14:09:31 | Weblog
よいお天気になりましたね。過日の土日ともオープンハウスに出掛けました。土曜日は風が気持ちよく抜け、螺旋階段の意匠が美しい住宅。日曜日はコンパクトながらゆとりを感じる配置と細かな気配りのある住宅でした。

どちらもとても心地よく、暮らしやすそうな住宅。機会があればご紹介したいと思います。

昨日は雨が降っていましたが、涼しく気持ちよい日でしたね。午前中オープンハウスを見学後、飛田給にある味の素スタジアムに向かいました。

知り合いにお誘いいただきサッカー観戦。ホームのFC東京と川崎フロンターレの戦いです。どちらも多摩川を挟んでホームがあるため、この戦いは多摩川クラシコと名付けられています。

この日は2700人ほどで結構な入場者数(車中も川崎のファンが多かった)です。東京スカパラダイスオーケストラの演奏で盛り上がり試合が始まりました。

後半初めまではFC東京のペースでしたが、ディフェンダーの退場で勢いが逆転。2点差を跳ね返し、川崎が勝ったのでした。FC東京惜しかった。

川崎は19日のACLで疲れていると思うのですが、ここぞというときの力の入れようはさすがですね。27日からのキリンカップでしばらくリーグ戦はお休みです。がんばれジャパン!

テレビ観戦もいいのですが、生はいいですよ。私はどんなスポーツでも見るのが好きというだけで、特に「どこのファン」というのではありません。

みなさんもお近くのスタジアムに出掛けてみてはいかがですか? ボランティアの人も多く、観戦している人もマナーがいいので子供連れでも安心ですよ。(O)


常備の用意

2009-05-22 12:17:34 | Weblog
今は晴れていますが曇ってくるのでしょうか。週末はオープンハウスなどに出掛ける予定。予報では曇りや雨ですが、外れないかなぁ。

さて、今年も常備の時期になりました。取次さんによって時期が異なりますが、ニューハウスは年に2回大きな入れ替えをします。

常備というのは書店さんに数十冊の書籍を1年間置いていただくシステムです。お客様が常備の本を購入いただくと専用のスリップが書店さん、取次さん、出版社にまわり本を補充していくシステムです。

よく売れる書籍は何回もこれを繰り替えしますので、「回転のいい本」などと言ったりします。本にスリップが2つ付いていたらそれは常備や常備に似たものです。

取次さんで専用のスリップができ、確認後その他の書類と併せ倉庫に送ります(来週早々に送りますので倉庫のみなさまよろしくお願いいたします)。

倉庫では各書籍にスリップをはさみ、ダンボールに詰め梱包します。

写真のダンボールはすべて常備用スリップが入っています。回転しますように。(O)

『アイ.ハコブ』トークイベントに行きました

2009-05-20 12:05:14 | Weblog

昨日は午後からPC関連企業が参加しているWDLC(ウィンドウズ デジタル ライフスタイル コンソーシアム)という団体が主催の『アイ.ハコブ』トークイベントに恵比寿まで出掛けました。

人と人のつながりを現在のデジタル時代でも大切していくために、より豊かなコミュニケーションを、いうことからうまれた『アイ.ハコブ』プロジェクト。

デジタルならではのつながり方とはどのようなことができるのでしょう。女性が気軽にPCやケータイから参加するにはどうしたらいいのでしょうか。

今回のトークイベントでは放送作家、脚本家の小山薫堂さん、ソングライターの秦基博さん、歌手でタレントの里田まいさんがデジタルでのつながりやふれあいの可能性をフォトレターやブログの例を交えて語られました。司会進行はFm yokohamaで小山氏と毎週一緒に番組出演中の柳井麻希さん。

小山氏のエピソードは学生時代からビデオを何台か使って写真や文字、音楽を編集してビデオレターをつくっていたこと。その後もPCで製作していたそうですが、手間と金額がかかり、編集に使うスタジオ代が10万円もしたこともあったとか。

今ではスタジオ代くらいでPCが買えるし、入っているソフトで写真や文字、音楽を編集することも簡単にできるように。小山さんは今でも月2本くらいビデオレターをつくっているそうですよ。もらった人はうれしいでしょうね。

UPは必ず毎日ということは決めていないという里田さん。気が向いたときには1日5,6回UPすることも。ブログのタイトルは「里田米」(お米好きだそう)。大らかな自然体の彼女ならではの人気ブログです。

秦さんはライブに訪れる場所でのつながりを現在『アイ.ハコブ』のコンテンツで進行中。ライブ地に行く前に一般の人がその場のおいしいもの、観光名所などのお国自慢の写真をUP。その中から実際に秦さんが訪れ、その時の写真やコメントが再度UPされるというものです。

写真とコラボした秦さんの歌も聞けました。写真と歌一緒に見聞きするといいですね。心にしみます。

1枚の写真でも何かしてみることで、違ったことが感じられたり、体験できたりすることがあります。実際に『アイ.ハコブ』のホームページでSkyDrive登録し、1枚の写真でたくさんの人とのつながりを体験してみてはいかがでしょう。

『アイ.ハコブ』プロジェクト
http://love.wdlc.jp/

女性の方々ホームページを覗いてみてください。きっと新たな発見やふれあいが見つかりますよ。(O)


江戸東京博物館の「手塚治虫展」

2009-05-19 18:00:26 | Weblog
先日の日曜日午前中、両国の江戸東京博物館で開催されている「手塚治虫展」に行ってきました。雨でしたが、朝からけっこう人がいましたよ。

入ってすぐにマグマ大使とゴアがいます。マグマ大使のやわらかそうなボディ、太平透さんの声が聞こえそうなゴアのキラキラしたラメ顔、懐かし~い!

原画はたくさん出展されています。酸性紙なのか保存状態が悪いのか黄ばんでいるもの(ケント紙かな)が多いのは残念です。

原画の枠外にはそれぞれのマンガ誌の名前や原寸という指示、ふきだしの写植(黄ばんだ写植は急いで現像したからでしょうね)、その下の書き込まれたセリフなどが見られます。

特徴のある原画のシーンは以前本で見た記憶が残っています。じっくり見ると思い切った太い線が多いですね。

手帳や昆虫の絵など、子供の頃から細かなところをしっかり観察するのが大好きだったのがよくわかります。

医学生の時代のノートはそのまま印刷してもいいくらいのわかりやすいものです(医学はぜんぜんわかりませんが、見やすいイラストと解説がレイアウトされて描かれています)。

アニメのセル(モノクロやカラー)もありました。実写とアニメの合成だったバンパイヤで水谷豊が四つん這いになって変身するシーンを覚えている方もいらっしゃると思います。1点だけですが展示してあり、近くでよく見ました。なるほどこれをたくさん撮影して…フムフム。

たくさんの作品がありますので、子供の頃にこれは見た、あれも読んだという方も多いのでは。きっと覚えているシーンがありますよ。(O)

手塚治虫展―未来へのメッセージ―
江戸東京博物館(1階展示室)
6月21日(日)まで
9:30~17:30(月曜休館)


新宿オゾンで「北欧の生活デザインと文化展」

2009-05-18 12:19:34 | Weblog
朝からよいお天気ですが、関西でインフルエンザの感染者が増えているというニュース。今日から花粉の季節に買って残っていたマスクをして通勤しています。関西であれだけの人が感染しているということは、ぼちぼちこちらで出始めるかもしれません。

さて、金曜日は新宿のリビングデザインセンターOZONEで開催されている「北欧の生活デザインと文化展」に行ってきました。タイトルの通り、世界中で愛され、使われている北欧のイスや照明、食器など150点ほどの日用品が紹介されています。

個人的には照明だとルイスポールセンの真鍮のランプが好きです。はじめて見た住宅の取材時のことを思い出しました。ガラスと真鍮でできていますが独特の丸みがとても美しい。

どちらもオークでつくられたYチェアは58年製と04年製が展示されています。時間の差は50年近くあるのですが、変わらないということはすごいことですね。Yチェアをはじめ、イスだけでも30点近くあります。

イッタラのガラスや陶器の品々などもずいぶん前からの商品です。金属、木、ガラス、土などあたりまえの素材ですが、デザインがいいとほんとに永く使われるのですね。

あらためて見直してみるといいものです。デザインは大切ですね。永く愛される日用品を生む豊かな精神を感じられる展示でおすすめです。ロイヤルコペンハーゲンの湯のみで日本茶飲んでみたいな。(O)

「北欧の生活デザインと文化展」
5月14日~6月23日
10:30~19:00(水曜休館・無料)
リビングデザインセンターOZONE 
OZONEプラザ(3F)
http://www.ozone.co.jp/


ETCを取付けました

2009-05-15 12:02:58 | Weblog
今日もよいお天気。お出かけ日和です。こんな日はドライブで遠出なんかいいかもしれません。私も遅ればせながらETCを取付けました。

2月に祖母の法事があって田舎に帰ったときに、従兄弟が「ネットで安くETCをつけた」というのです。その前日にはETCをつけていると休日どこまでも1000円になるというニュースもやっていたのでした。

早速帰ってからネットで検索をして、ETCの機器を申し込むとほどなくクレジットカードとETCカードが届きました。車検証のコピーと書類を返送するとセットアップされた機械が送られてきました。

取付けは箱の中にある名簿の工場だと安価。工場に電話で予約して取付けてもらいました。機械は無料ですが、セットアップと取付け料で1万円ちょっとかかります。

でも、田舎に一度帰ればお釣りはくるし、休日以外でも割引があるので「お得」なことは間違いありません(はじめて使ったときは緊張しました)。

連休は使いませんでしたが、気候がよくなってきたこともあり、これから出掛けるのが楽しみになりますね。

実は行きたいと思っているところはたくさんあるのですが、交通費がかかるので今まで躊躇していました。ひなびた温泉や地方の美術館、山形の国道沿いで山菜やきのこを売るお店など・・・いいですね。

佐渡に渡るフェリーが1000円(乗船券はいるでしょうが、ずいぶん佐渡には行ってないなぁ)や昨日は旧盆前後の平日も1000円というニュースがありました。

以前からも高速道路の低価格化や無料という意見はあったと思います。ETCの1000円もいいですが、この際開通してからずいぶん経つ高速道路は料金を下げるとか無料にしたらいかがでしょうね。(O)

フランシスを読み続けています

2009-05-14 14:31:26 | Weblog
暑くなってきましたね。このまま夏になってしまうのでしょうか。でもまだ夕方などは涼しいくらいですね。

さて、「競馬シリーズ」でご存知の方や愛読されている方も多いと思いますが、3週間程前に本棚からディック・フランシスの『帰還』を何気なく選んで読んでみました

このシリーズではレースシーンの緊迫感はもちろん、主人公がいろんな仕事についているので毎回新刊を読むのが楽しみな本です(シリーズの中で何度も出てくる主人公はシッド・ハレー4回、キット・フィールディング2回だけで、他は1度限り)。

主人公の仕事は建築家、気象予報師、画家、ガラス工芸デザイナー、作家、ワイン商、騎手、アマチュア騎手、牧場主、探偵、おもちゃデザイナー、シェフ・・・など様ざま。

作品すべてに共通しているのは主人公が絶対あきらめない強い意思を持っていること。どれもするすると読めてしまいます(訳がうまいこともあるかもしれませんが)。血縁や人と人との関係などイギリスと日本はよく似ていますね。

『帰還』は3度目に探偵のシッド・ハレーが再登場する本で、府中という地名やジャパンカップ、日本人の新婚旅行者などが登場しています。

たぶんこれを書く少し前、東京競馬場で開催されるジャパンカップに奥さんと来られたからでしょう。

当時、私も府中や中山(夜の大井も)によく行って競馬を楽しんでいました。その前からフランシスの本は読んでいたので、来てくれたことがとてもうれしかったのを思い出します。

『帰還』を読み終え、その後も適当に選んで朝夕の通勤、昼休みなど2日で1冊くらいのペースで読み続けています(読み始めると続きます)。

読んでいると主人公に感情移入していって、落ち込んでいてもずんずん元気になりますよ。作品の中でも好きなのは『証拠』と『黄金』。主人公はワイン商ビーチ(ワイン飲みながら読んでください)と、アマチュア騎手のイアン(父と子の様子がとてもいい)。

みなさんは読み始めると止まらなくなるものありませんか? さて、これから読むのは日本で1993年に出版された『密輸』。馬を運送する会社経営者が主人公です。今度の土曜はオープンハウスの帰りに競馬場へ行ってみようかな。(O)