ニューハウスブログ

家づくりの参考書として70年余ご愛読いただいている月刊ニューハウスですが、このたび、ブログを開設することになりました。

近所の分譲住宅…

2007-06-29 09:48:10 | Weblog
2月頃、自宅のそばにある100坪弱ほどの土地に、5棟の建売住宅が建ちました。ずーっと「分譲中」ののぼりが立っていますが、未だ1軒も売れてはいないみたいです(東京23区内で、JRの駅から徒歩5分の立地なのに……)。

見ると、家と家が接していていかにも狭苦しく、暗い雰囲気。間取りも画一的で住みやすいとは言えないんじゃ……。駐車もしづらそう。狭小地でも、もっと個性とゆとりを持って住める家が建てられるんじゃないかな?と、その家を見るたび思います。

このまま売れなかったら販売会社にとっては大損害だろうし、社会的・環境的にもずいぶんな無駄。「いっそ更地に戻してしまえば?」などと勝手に思っているのですが。まだまだ、住宅の売り手と買い手の思いには大きなギャップがあるようです。(M)

9月号付録、製作真っ最中です!

2007-06-26 10:33:50 | Weblog
こんにちは。編集長のHです。

ただいまニューハウス9月号(7月21発売)の別冊付録の製作に追われて大忙しです。付録のタイトルは、『持ち歩きにとっても便利! 家づくりミニ事典』(仮)。

家づくりのすべての場面で、読者に大いに役立つ付録にしようとがんばっています。買わないときっと後悔しますよ~。(H)

8月号本日発売!

2007-06-20 17:57:14 | Weblog


本日、ニューハウス8月号が発売されます。テーマは、第一特集[「心安らぐ」木の住まい]と巻頭特集[絶景ロケーションハウス]の2本です。

第一特集では、木の家の魅力をあますところなく紹介しています。私の担当は、04、06、07、13の実例。どの家も木をふんだんに使っているのに、木の種類や使い方によって、まったく異なる印象を受けました。不思議ですね。私自身はどの木が好きということはあまり考えたことはないのですが、建主さんたちは木のことをとてもよく勉強していて、詳しかったです。頭が下がります。撮影時はちょうど新緑の時期で、天気も良く、さわやかな写真を撮ることができました。ぜひ書店で手に取ってご覧ください。

巻頭特集の絶景ロケーションハウス。こちらも見所がいっぱいあります。表紙の海辺の住宅をはじめ、さわやかな実例を紹介しています!(A)

ふかふかベッド

2007-06-20 10:23:59 | Weblog
昨日、ベッドメーカーのシーリージャパンさんの東京ショールームに取材に行ってきました。



広告宣伝室の井上さんです。
とても丁寧に説明していただきました。


20台以上展示されているベッドは、すべて寝転がって試すことができます。井上さんの後ろに写っているのは、スプリングフリーという今年売り出された新商品。マットレスが3~5層のラテックスという素材のみでつくられています。(だからスプリングフリーなのです。)



これが断面図。下に行くほど硬いラテックスになっています。実際に寝てみると、柔らかいのに反発する力がとっても強いのを感じます。ちょっと不思議な感覚です。



N.Y.プラザホテルで使用されている最高級のベッド(参考商品)も展示されていました。



ここが打ち合わせスペース。空き時間に話が盛り上がる、弊社の広告部のSとカメラマンMです。


井上さんやスリープアドバイザーの村田さんの話を聞いて、自分の好みに合ったベッドの選び方って意外とみんな分からないということを知り、かなりびっくり。
シーリージャパンさんの記事は7月21日発売の9月号に掲載しますので、ぜひご覧ください。(K)


ハートウォーミングなひとコマ

2007-06-19 14:08:38 | Weblog
撮影泣かせの季節がやってきました。

取材させていただくのは心地良く暮せる配慮が行き届いているお宅ばかりなので、その空間に立てば雨の日でも、雨の日なりのしっとりとした心地良さがあります。でも写真だと、光がさんさんと降り注ぐ明るい空間の方が気持ち良さが伝わりやすいんですよね。雨は降らなきゃ降らないで困りますが、「撮影日だけはなんとか晴れてくれ」と祈るのみです。

さて、雨続きで気持ちが萎え気味のところに心温まる写真を1つ。撮影に伺ったお宅のワンコにすっかり気に入られたカメラマンのM氏。ぴったりと体をくっつけて寄り添う1人と1匹の後ろ姿に、かなり癒されました。取材に伺うとペットがいるお宅も多く、動物好きの私としてはそれも楽しみの1つになっています。M氏はどうやら動物に好かれる何かを持っているらしく、結構なつかれるのです。この前はオウムが肩に乗ってくれていたし。羨ましい……。(N)


雨の日に

2007-06-15 10:17:24 | Weblog
みなさん、こんにちは。編集Tです! 今月はじめにドイツ・ハイリゲンダムで開かれたG8サミットでも話題になったように、温室効果ガスの排出量の削減が急務となっています。「排出量半減!」ということですが、日々の暮らしの中で一つひとつ、できることをやっていくしかないですよね。

私のささやかなエコへの取り組みは「レジ袋NO!」です。なるべく自分で袋を用意して、無駄なレジ袋をもらわないように気をつけています。最近さらに注目しているのは、雨の日の傘袋。百貨店で、繰り返し使えるカラフルな傘袋が売られているのを目にして以来、「マイ傘袋を持てば、雨の日ごとにお店の入り口でポリエチレンの傘袋をもらわずにすむな~」と購入を検討しています。関東地方も梅雨に入りました。これからの季節、きっと活躍してくれるに違いありません。


さて、今月27日に「ニューハウス・ムックNo.127 木の家がいちばんVol.9 自然と家族にやさしい家」が発売されます。

無垢の木や自然素材にこだわった家や、なるべく環境に負荷をかけないような仕組みを取り入れたエコ住宅、室内の空気を汚さないオール電化住宅等々……自然にも、家族にもやさしい家の特集です。もちろん見た目にも素敵なお宅ばかりですので、ぜひお手に取ってみてください。うっとうしい雨の日でもさわやかな気持ちになれること、うけあいですよ!(T)


みなさんもエコを考えてみませんか

2007-06-12 10:00:34 | Weblog
編集部のSです。ニューハウス7月号から新連載が2つはじまりました。イタリア在住のアーティスト廣瀬智央さんによるエッセイ「イタリア・パージネ・ビアンケ」とエコを考える「Eco Graffiti」です。

「Eco Graffiti」は私が担当しているのですが、今回は古材を利用してリフォームを行っている現場(p18)を取材させていただきました。

作業現場の写真では、人が入ると臨場感が格段に違ってきます。1つの頁に人のいる写真があるとないとでは、印象がまったく別のものになることもしばしば。そこで現場で作業する職人さんにも写真に入っていただきました。

最初はポージングに戸惑い気味だった職人さんも撮影が進むにつれ、段々と乗ってきたようで、最終的にはバシっと決まった写真を撮ることに成功(成功するまで仕事が終わらないのですが)。お忙しいところお邪魔しました、そしてありがとうございました。


人が入ると写真に動きが出ます


今日はもう1つ。100万人のキャンドルナイトって知っていますか? 6月22~24日の夜8時から10時にかけて、電気を消してろうそくでスローな夜を過ごそうという呼びかけです。1年で一番昼の長い日の2時間を電気なしで過ごすというのも、味があるのではないでしょうか。ニューハウスでも、この日は夜8時以降の残業は禁止!(と提案してみようかな。)みなさんもぜひご協力ください!(S)

http://www.candle-night.org


2年前の写真

2007-06-08 09:53:02 | Weblog
机の整理をしたら、2年前の6月に取材でポルトガルを訪ねた時の写真データが出てきました。お昼休みにあらためて見直して当時のことを思い出しました。

特に印象深い思い出は街の風景。リスボンやポルトの大きな街はもちろん、郊外でも坂の多い古い街並を歩いていると、妙に落ち着いた気分になったことを覚えています。そんなに高い建物がなく圧迫感を感じないし、石やレンガでつくられた道や建物など、自然に目や体が違和感なく受け入れるのは、長い年月をかけて人がつくってきたものだからかも知れません。圧倒的な石の量、TVや本で見ていても実際に行かないと分かりませんね。

写真を見ていた次の日に、偶然にも取材でお世話になったアモリン・ジャパンからメールをいただきました。アモリン社はヨーロッパをはじめ、コルク製品ではかなりのシェアを持つポルトガルの企業です。

コルクはコルク樫の木からつくられます。この木はほとんど地中海沿岸に点在していますが、全体の3割以上はポルトガルの森が占めています。ポルトガルはコルクの国と言ってもいいかも知れませんね。

そのアモリン社が、ポルトガル北部にコルク博物館をつくったというお知らせでした。古くからつくられてきたコルク製品と人との歴史の博物館だそうです。また、ポルトガルを訪れる機会があればぜひ行ってみたいものです。(O)



ポルト市内で見かけた道路の補修工事。手作業で大きな石を道に敷き詰めて行く。



落ち着いた雰囲気のポルト郊外住宅地。



ドウロ川から見たポルトの街。

工務店の実例を募集中です

2007-06-07 19:26:19 | Weblog
月刊「ニューハウス」は、2007年6月号より実例の本数を大幅に増やし、充実化を図っています。建築家設計の住宅実例はもちろんですが、工務店やハウスメーカーの実例も必ず載せるようにして、より幅広い選択肢を読者の皆様に提案しています。

そこで、現在特に工務店の実例を募集中です。(もちろん設計事務所の実例も募集中です。)

①敷地配置図・平面図
②写真5点以上(リビングダイニング、キッチン、外観、寝室などポイントとなる写真は必ず、紙にプリントしたものでも可)
③概要を書いたもの(家族構成、延床面積、総工費など基本情報を教えてください)
以上のものを、〒104-0033東京都中央区新川2-1-5 ニューハウス出版編集部 工務店実例募集係 までお送りください。(※資料は返却いたしませんので、あらかじめご了承ください)

皆様のご応募をお待ちしております。

※対象エリアは全国になります

18年目を迎えた家具のデザインコンペ

2007-06-04 17:34:14 | Weblog

1990年に第1回が開催された「国際家具デザインフェア旭川」。3年に1度開催のこのコンペは、来年第7回目を迎えます。一等のゴールドリーフ賞は賞金が300万円で、総額650万円の賞金が出るという大規模なコンペで、海外からの応募も多数あるそうです。2005年度には、43カ国から応募があり、900点あまりの作品のうち半数が海外からのものだったとか。

6月から、その公募を開始したということで、今日発表会に行ってきました。1回目から数えると、商品化されたコンペの作品は、20点以上あるのだとか。そもそもこのコンペは旭川の家具メーカーの、技術力アップを目指して開始されたそう。

「産業(=人)にデザインスピリットを持ち込むのには時間が掛かるけれど、コンペ開始から20年近く経って、その成果を感じつつある」という長原實会長の言葉が印象的でした。このコンペにかける並々ならぬ意気込みを感じる一幕でした。(K)