『日本の色』という本がありますが、それの姉妹本として
『とりあわせを楽しむ日本の色』という本がでましたので
ご紹介します。
赤系、紫系、青系、緑系…。
それぞれの色をどのように配色しているのか。
建物、着物、磁器や陶器、花、菓子、自然など
豊富な写真で実例をあげて解説されています。
「とりあわせを楽しむ」という題名通り
昔から色をうまくあわせていたことがよくわかります。
眺めるもよし。
解説を読むのもよし。
和のインテリアをお考えの人にはいいかもしれません。
巻末に配色チャートがついていて実務にも役立ちそう。
見返しの色は「おみなえし」でしょうか。
いい色ですね。(O)
『とりあわせを楽しむ日本の色』
コロナ・ブックス編集部 編
平凡社 発行
B5変型判・128ページ・1890円