ニューハウスブログ

家づくりの参考書として70年余ご愛読いただいている月刊ニューハウスですが、このたび、ブログを開設することになりました。

やさしい光になったLED照明の可能性は?

2008-06-12 16:47:12 | Weblog
今日は、コイズミ照明さんの「2008新商品内覧会」におじゃましてきました。

今回の中心は、LED(発光ダイオード)照明器具の住宅向けラインナップが格段に充実したこと。庭から玄関、LDK、寝室、廊下などほとんどの部位に対応できる新シリーズ「cledy」8タイプ60品種が新発売になりました。

LEDは、液晶のバックライトなどに使われており、低消費電力、長寿命、コンパクト、水銀レスの環境配慮型の新光源として注目されていますが、住宅照明ではまだまだ馴染みがないでしょう。私も取材先の住宅でスポットライトとして見かけるくらいで、特有のまぶしさ(明るさとは違う)から使用部位が限られているのが実情です。

今回のcledyは、
・まぶしさを抑える独自の設計を施し、目にやさしい快適な視環境を実現。
・高効率タイプの開発で、明るさがアップし、居室のダウンライトとしても活用できる。
・自然な肌色などを再現できる高演色タイプや広角、中角の配光などのバリエーションが増え、空間や目的に合わせた使用法が可能に。
といった特徴があり、ダウンライトやペンダントライト、ブラケット、ガーデンライトなどが照明計画に合わせて選べるようになった。

だからといって、住まいの照明のすべてをLEDにすればいいというのではなく、「蛍光灯や白熱灯と適材適所で併用してほしい。全体の3割程度をめどにLEDを採用しては」と担当者は話していました。

エコで快適な照明器具として今後広まって行きそうなLED照明です。(M)

ダウンライトと室内外のブラッケットにLED照明を採用したリビングのイメージ展示。

今回、ヤマハの協力によるスピーカー内蔵のスタンド照明も発表された。照明を暗くしてリビングシアターを楽しむ時、両サイドのスピーカー照明を間接的につけることで、目の負担が軽くなるという。

館内のラボ(実験ルーム)も案内していただいた。そのひとつ、照明の色の違いによる人体への影響を体感する部屋。


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