Across The Universe

当ブログはフィクションであり、登場する人物・出来事等はすべて架空のものです。

人身事故遭遇3連発

2006年10月25日 | 旅日記
 火・水曜とまたまた目白に行く用があり出かけてきました。今回で明治12年から昭和22年までの徳川農場日誌をすべて読み終わるので、東京へ行くのは今回が最後になります。いつも夜行で行きますが、この時期は青春18きっぷが使えず乗りつぶしがしにくいこともあり、新幹線を利用しました。新幹線に乗るのは5月以来です。
<10月24日>
 今回はいつも持っていく、乗った車両を記録する手帳を忘れたため、車番は控えていません。行きは名古屋駅6時55分発の「のぞみ」(700系)で東京へ。臨時列車ということもあり、自由席は余裕で座れました。「のぞみ」の自由席は3両しかなく座れるイメージがなかったのですが、これなら快適です。8時33分に東京に到着。あまり早く目白についても暇をもてあますので、中央線経由で新宿へ。中央線の東京~新宿間は滅多に乗らないのですが、思ったほど混んでなく十分座れました。
 翌日の帰りは小田原まで小田急に乗ってみようかと思い立ったので、いったん新宿で降りて17時10分発の特急(VSE)の展望席を購入しておきました。小田急は過去5回くらいしか利用したことがなく、VSEにはまだ乗ったことがないので楽しみです。山手線に乗ろうとしたら、「中央線人身事故でストップ」との案内が。私が中央線で新宿に着いたすぐ後に起きたらしいです(今日の新聞で見たら男性が新宿駅で転落したらしいです)。幸い山手線は動いてましたが、このところ東京に行くたびにどこかでダイヤが乱れている気がします。この日はかなりの強風で常磐線や総武本線など各線で相当ダイヤに乱れが発生しているようでした。本日は赤羽のビジネスホテルに一泊。東京に行くときはだいたい赤羽に泊まることが多いです(ほかの場所より若干宿泊料が安いので)。
<10月25日>
 長い時間をかけて読んできた農場日誌も読み終わり、小田急に乗るべく新宿へ。ところが16時45分頃に、なんと私の乗る予定だった17時10分発箱根湯本ゆき特急が「人身事故のため運休します」と案内が! せっかくVSEの展望席を購入したのにパーになりました。仕方なく特急券を払い戻してもらい、16時50分発のに変えようと思ったのですが、券売機前には変更の客で列ができており、結局間に合いませんでした。ちなみにこの次の17時36分発特急も運休、17時44分発のあさぎりは満席でした。18時発の特急までホームで待つのもばかばかしいし、かといって混んでる急行電車で小田原まで行くのも嫌なので、小田急で行くのはあきらめて乗車券を払い戻してもらい、東京から新幹線で名古屋に帰ることにしました。
 中央線で東京に着いたら、なんと「東海道新幹線、静岡駅での人身事故により遅れ」と案内が! 「のぞみ」自由席には長蛇の列ができていたので、「ひかり」に乗ることにし、所定16時06分発、1時間24分遅れで出発した「ひかり419号」(300系)に乗ったらなんとか座れました。しかし、品川・熱海・静岡と停車するたびにどんどんお客が増え、名古屋到着時には通路まで立ち客であふれるほどの混み具合でした。これだけ混んだ新幹線に乗るのも久しぶりです。この列車は通常ダイヤだと静岡で6分停車して「のぞみ」に抜かれるはずなので、名古屋到着時にはもっと遅れが拡大してるのではないかと覚悟してましたが、意外にも静岡での退避はありませんでした。名古屋には19時23分に到着し、遅れは1時間18分に縮小されていました。それにしても同じ日にこれだけ列車の遅れに遭遇したのは過去何度もありません。

名古屋フィルハーモニー交響楽団 第329回定期演奏会

2006年10月07日 | コンサート・レビュー
<曲目>
ショスタコーヴィチ:交響詩「十月革命」 作品131
ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1番変ホ長調 作品107(*)
ショスタコーヴィチ:交響曲第15番イ長調 作品141
指揮:広上淳一、チェロ:ソル・ガヴェッタ(*)
会場:愛知県芸術劇場


 交響詩「十月革命」は、暗から明へという典型的な社会主義リアリズムの用法にのっとってつくられた曲で、なかなか迫力があって良かったと思います。チェロ協奏曲のソロは新進気鋭・26歳の女流チェリスト、ソル・ガヴェッタ。若干音量が小さいかなとも思いましたが、そのテクニックはなかなかのもの。アンコールではよく知らない曲をやってくれましたが、なんと声楽つきのチェロ曲で、ガヴェッタの歌声まで聴けて大変満足。
 交響曲第15番は、CDで聴いた限りは正直あんまり好きでない曲でしたが、実際に聴くといろいろな打楽器が活躍してるのが見えて楽しい曲でした。ただし、第4楽章でタムタムが明らかに暴走してフィナーレを台無しにしてしまったのが悔やまれるところ。

北総鉄道乗りつぶし

2006年10月05日 | 旅日記
今月も東京目白の某研究所に行く用事があり、「鉄道の日記念JR全線乗り放題きっぷ」を利用して出かけてきました。この切符は1999年に1回使用したことがあるだけで、今回は7年ぶりに使用してみました。ルールは「青春18きっぷ」と同じで、「秋の青春18きっぷ」といった感じですが、1日あたりの値段が18きっぷより760円高いので損な感じはします。ただ、新幹線とか高速バスを使うよりははるかに安く済みます。来週の水曜日にも夜行日帰りで出かける予定です。
 恒例の私鉄乗りつぶし、今回は今まで運賃が高く敬遠していた北総鉄道です。これで千葉県内の鉄道はディズニーリゾートラインをのぞいて全線乗車したことになります。

<10月2~3日>
名古屋2355→東京442  390M快速ムーンライトながら  クハ372-11  9両編成  静シス

 8草会のIさんに熱海まで指定席の車両を発券してもらったら、これが大正解。空いてる時期ならだいたいの人が東京までの指定席を頼んですんなり購入できるので、熱海までの指定席はガラガラのことが多いのです。今日は1両に10人も乗っていないような感じでした。これだけ空いていれば「ムーンライトながら」も快適です。さすがに横浜から先は結構な数の乗車がありましたが、それでもまだ十分席に余裕のある感じでした。
東京504→酒々井607  515F快速エアポート成田  モハE217-47  15両編成  横クラ
 始発の総武線快速で酒々井へ。この列車ももう5回くらい乗ってます。15両編成で、クロスシートは千葉寄り3両しかありません。酒々井まで1時間ロングシートというのも嫌なので、クロスシート車に乗車。酒々井駅は寂れた感じの駅で、自動改札は動いていますが、この時間帯はまだ無人となっていました。
 酒々井駅から印旛日本医大ゆきバスの出る京成酒々井駅までは10分ほど歩けば着きます。
京成酒々井駅西口630→印旛日本医大駅651頃  ちばグリーンバス
 バスに乗ってて気づいたのですが、印旛日本医大駅付近はまだ村なんですね(千葉県印旛郡印旛村)。交通が不便なため東京から60キロほどにしては自然が多く、なかなかいい雰囲気です。ところで、このバスの運賃は終点まで300円なので、まあバスとしては良心的な値段かなと思いますが、よく見ると「運賃 300円均一」の文字が。全線乗るなら安いですが、1区間乗るにも300円が必要というのはちょっと高すぎるのでは? 私はバスには詳しくないのですが、日本一高い均一運賃のバスではないでしょうか。
印旛日本医大729→新橋828  732N特急  9117  8両編成
 7時ちょうど発の普通列車は京急1000系でした。列車番号の末尾が「H」なので京急車かなと思ったら案の定そうでした。この1000系は好きな車両ですが、せっかくだから北総の車両がいいと思いパス。次の7時09分発特急は列車番号の末尾が「T」なので都営車のはず。案の定都営5300系が来たのでこれもパス。この次の特急は列車番号の末尾が「N」なのでどうかなと思ったら、千葉ニュータウン鉄道の車両でした。来たのは9100形「C-flyer」(写真)。この電車は車端部にわずかながらクロスシートが設置されてあるので、この列車にしました。それにしても朝7時台なのにほとんど乗客がいないので、「この鉄道の経営は大丈夫か?」とも思いましたが、次の印西牧の原から大量の乗車があり、千葉ニュータウン中央を出るころにはぎゅう詰めの満員となりました。こういうときクロスシートに座れると別天地ですね。
 京成高砂で本線に乗り換えようと思いましたが、身動きがとれず断念。結局新橋まで乗りました。新橋までの運賃は1170円。たしかに高いです。
新橋836→目白906  804G普通  クハE230-542  11両編成  東トウ
 新橋で山手線に乗り換え目白へ。楽に座れることができました。目白に到着後、駅近くのマクドナルドで朝食を摂り、その後某研究所へ。
目白1622→池袋1624  1601G普通  クハE230-546  11両編成  東トウ
 某研究所を16時10分過ぎに出発。この日は赤羽にあるビジネスホテルを予約しているので、池袋へ。
池袋1626→赤羽1634  1523F快速  サハ204-51  10両編成  宮ハエ
 池袋で乗り換え。だいたい湘南新宿ラインのほうが空いているのですが、16時35分まで来ないので埼京線に乗車しましたが、かなりの混雑でした。この路線はどうしていつもこんなに混むのでしょうか。首都圏で一番乗りたくない路線のひとつです。
 赤羽に泊まるのは3度目です。目白にいくなら、乗り換えは1回いりますが、乗り換えても15分程度でいけます。池袋だとホテル周辺の風紀がかなり乱れているのですが赤羽なら安心です。
<10月4日>
赤羽929→池袋939  1160Y普通  サハE231-3023  15両編成  宮ヤマ

池袋943→目白944  922G普通  クハE230-518  11両編成  東トウ
 赤羽のホテルを9時20分にチェックアウト。埼京線は混んでるので、湘南新宿ラインで池袋に出て、山手線に乗り換え。
目白1549→池袋1550  1529G普通  サハE230-575  11両編成  東トウ
池袋1608→横浜1647  4150Y普通  サロE230-1022  15両編成  宮ヤマ

 某研究所を15時40分に出て、池袋へ。池袋からまたいつも通りグリーン車に乗ります。いつもは高崎線~東海道本線系統に乗ることが多いのですが、今回は東北本線~横須賀線系統に乗ってみました。こっちのほうが空いてる気がします。グリーン車はガラガラでしたが、普通車も割と空いてました。
横浜1703→三島1831  329M普通  サロE230-1065  10両編成  横コツ
 横浜で崎陽軒のシウマイ弁当を仕入れた後、沼津ゆきの普通に乗車。普通車はかなり混雑してるようでしたが、グリーン車はがら空き。小田原から先は貸切となりました。今日はこれから先、すべて3分以内の乗り継ぎです。18時31分三島着。この電車は沼津まで行きますが、次に乗る電車は三島始発なのでここで乗り換えます。
三島1834→静岡1936  821M普通  モハ112-649  4両編成  静シス
 三島始発の島田ゆき821Mは近く引退が予想される113系4両編成。この時間帯としてはかなり短いですが、三島始発なので思ったほどの混雑ではありません。この電車は島田ゆきですが、静岡で浜松ゆきの普通電車が先に発車するので静岡で乗り換え。
静岡1938→浜松2050  799M普通  モハ112-2011  7両編成  静シス
 乗り継いだ799Mも113系でした。この電車は7両編成でした。静岡地区の車両運用・混雑状況に詳しい某HPを見たら、浜松ゆきの場合、だいたい前よりの車両のほうが空いていると出ていたので、乗り継いだ799Mでは前から2両目に乗車しました。たしかにそのとおりで、後ろは結構混んでいましたが、前のほうは割りと空いていて楽に座れました。
浜松2052→豊橋2125  983M普通  モハ112-2050  静シス
 浜松で乗り継いだ983Mも113系で、6両編成でした。ちなみにこの電車は熱海始発で、私が乗った329Mの26分前に熱海を出発、静岡を私が乗った799Mの24分前に出発しているのですが、浜松で25分停車して結局799Mの連絡を受けるという変わった電車です。10月改正以前は浜松終着で、浜松で20時57分発の区間快速に連絡していたのですが、改正後は豊橋で区間快速接続に変わりました。車内は思ったほどは混雑しておらず、何とか着席できました。
豊橋2127→金山2224  2705F区間快速  モハ313-5301  6両編成  海カキ
 乗り継いだ2705Fは新鋭313系5000番台の6両固定編成でした。しかし、車内は全席転換可能になったほかは今までどおりの座席のデザインで、いまいち新鮮味に欠ける気はします。それにしても、10月改正で東海道本線の豊橋から先ははほぼ100%転換クロスシート車になったのでしょうか? 211系の姿はまったく見かけませんでした。国内でもトップクラスのグレードの高い路線となったように思いますが、ラッシュ時は大丈夫なのかな、という気はしますね。個人的には中央線用の313系1000番台みたいに、車端部はロングシートでも構わないと思います。