Across The Universe

当ブログはフィクションであり、登場する人物・出来事等はすべて架空のものです。

日本のブラジル・豊田市保見団地を訪ねる

2010年01月26日 | 素敵な街歩き
 先日、愛知県豊田市にある保見団地に行ってきました。豊田市はわが地元瀬戸市のお隣にある面積が愛知県最大の都市(人口も名古屋の次に多く約42万人)で、いわずと知れたトヨタ自動車のお膝元です。このためトヨタの工場で働くラテンアメリカ出身者(とくにブラジル人が多いようです)が1980年代後半から急増し、豊田市内のあちこちでポルトガル語を見る機会が多いです。保見団地は豊田市内でもとくにブラジル人の人口が多い地区で、総人口約9000人に対しブラジル人が約4000人と、日本一ブラジル人が多い場所です。
 保見団地は瀬戸市からもわりと近く、道路が空いていれば20分ほどで行けます。団地内に入るとポルトガル語の看板が増えてきます。団地の中央にはフォックスマートというスーパーマーケットがありますが、ブラジル資本だけあって雰囲気は海外のスーパーのようです。ブラジルでは肉食が盛んなので、肉類のコーナーが半端でなく大きいのには驚きました。フォックスマートは元々名鉄パレという名鉄系のスーパーだけあって日本語の案内もあり日本人客にも配慮している感じですが、パッと見たところ日本人は3名くらいしか見ませんでした。フォックスマートの向かいには「アミーゴス」というコンビニがありますが、こちらはほぼブラジル人専用といった感じで、店内はポルトガル語表記オンリーで、やはり肉類の充実振りと安さには目を見張ります。写真はフォックスマートの外観と中の様子です。





 お昼はフォックスマートの上にあるブラジルレストランで食べようと思っていましたが、廃業したのか休みなのか、開いてませんでした。そこで、その隣のスナックコーナーで軽食を注文しましたが、ポルトガル語表記が中心で何を頼んでいいのかよくわからずお店の人(もちろんブラジル人)に聞いたら、「日本人ノ方ハコレヲヨク注文サレマスネ」という感じで、まるで海外の日本語の通じる店に来たような気分になりました(笑)。言われるがままにパステル(ブラジル風揚げ餃子?)とシュハスコのサンドイッチ(ステーキが入ったサンドイッチ)を注文しましたが、う~む、パステルはかなり脂っこく、中に入っているひき肉も塩味だけの単調な味付けでかなり胃にもたれる感じ。サンドイッチはステーキが1枚入っていて結構美味しかったのですが、大きさの割りにズッシリとしていてこちらも胃にもたれる感じでした。全体的に味付けはしょっぱく単調な感じで、日本人にはちょっと合わないなと思いました。





 ちなみに保見団地で日本人にあったのはフォックスマートで3人ほど(とはいっても日系人の可能性もありますが)、後はすべてブラジル人で、この団地のブラジル人密度の濃さを実感できます。ここ数年の不況でブラジル人たちはもろに影響をこうむり、日本を離れる人たちも多いようですが、日本一のブラジリアンタウンとして一種の観光地として売り出せないかとも思います。日本人とブラジル人の価値観の違いから来るさまざまな衝突があるのは事実ですが、それを乗り越えて友好的な街づくりを期待したいものです。

市役所界隈を歩く

2009年06月12日 | 素敵な街歩き
 今日は17時15分に仕事が終わった後、18時30分から新栄町で野暮用があったので、市役所からぶらぶらと歩いて新栄まで向かいました。
 その昔瀬戸電が下を走っていた清水橋を渡ってすぐの交差点を南下すると、立派な赤レンガ造りの建物が見えてきます。ここは旧・名古屋控訴院庁舎で、現在は市政資料館となっていますが、現在でもかつて裁判所であった名残りから周辺には法律事務所など司法関係の事務所が多く残っています。昔ながらの長屋もまだ残っており、なかなかいい雰囲気を出しています。
 この市政資料館は1922年の建築だそうで、戦災で多くの建物が消失した名古屋では非常に貴重な文化遺産だと思いますが、名古屋自体がいわゆる観光都市ではないのと、場所がわかりにくいということもあって、観光客の姿はあまり見られないのは残念です。ただ近年では名古屋市も産業観光に力を入れはじめているので、ぜひこの素晴らしい建築物を市外の人にも知ってもらいたいものです。

  

   

名古屋市周辺の山を歩く

2007年11月02日 | 素敵な街歩き
 ご無沙汰しております。不規則な仕事についているためか最近太り気味なのですが、この間体重計に乗ったらついに標準体重をオーバーしてしまいました。ちなみに男性の場合、標準体重は(身長-100)×0.9なので、私の場合は72キロを超すと肥満ということになります。これはイカンということで、某キャンプに入隊しようかとも考えましたが、何となくそれも面白くないなあと思い、そういえばここ数年ちっとも山に行っていないことに気づいたので、せっかく気候も涼しくなってきたことだし空いている時に近場の山々を登頂してみようと計画しています。
 私は登山家ではないし、登山部にいた経験もないので、ほんの軽いハイキング程度ですが、以前は近場の山々をいくつか登っていましたし、札幌にいたときも北12条駅近くにあった下宿から円山まで2時間ほど歩いて行ったこともありました。そこで、とりあえず名古屋市内の山に登ってみようと思い、この間は市内で2番目に高い名東区の親鸞山(山とはいっても標高わずか111.6メートルに過ぎませんが)に登頂してきました。今度は名東区のからす山(標高72メートル)や天白区の植田山(標高90メートル)などに登ってみようかと思います。その模様は順次セト市交通局ホームページ名古屋市内の山を歩くというコーナーにアップしていきたいと思います。

椎名町・要町界隈を歩く

2007年07月18日 | 素敵な街歩き
 このコーナーでは管理人が訪れたさまざまな街を紹介していきたいと思います。第1回目は管理人が一時期居住していた東京都豊島区の椎名町・要町界隈を紹介したいと思います。
 私は高校卒業後、池袋にある某私立大学に進学し、札幌の某国立大学に移るまでの3年強をこの界隈で過ごしました。先日東京目白の某研究所に立ち寄った際、ふと思い立って約7年ぶりにこの界隈を歩いてみました。
 某研究所から椎名町駅までは歩いて15分ほどでした。池袋周辺はこの7年間でかなり変化が激しいのですが、さすがに椎名町駅周辺はほとんど変わりがないですね。椎名町の商店街やスーパーはよく行きましたが、以前と変わらず活気がありました。
 椎名町駅から要町駅に向かって歩くと、都営12号線用試作車両が展示されている千早町ファミリー公園があります。ここも昔のままでした。しばらく歩くと当時住んでいたアパートの前へ。こちらも以前と同じでしたが、管理会社が変わったようです。そのまま要町駅へ。要町駅周辺も全然変わっていませんが、駅近くにあったファミレスとスーパーはつぶれてなくなってしまったようでした。
 その後は以前通っていた大学まで歩こうかと思いましたが雨足が強くなってきたので断念し、要町駅から有楽町線で池袋へ向かいました。久々に利用した要町駅で待っていたら、来た電車はやっぱり私の嫌いな7000系でした(何が嫌いかといえばドアの開き方がむかつくの一言に尽きる)。