インタファクス通信によると、ロシアのプーチン大統領は10月1日、モスクワで開かれた与党・統一ロシアの党大会で演説し、12月の下院選で同党の比例代表名簿第1位に登載されることに同意し、同党が下院選で勝利することを条件に首相ポストに就くと表明したそうです。来年で任期切れを迎えるプーチン大統領は憲法で禁止されている3選出馬を否定する一方で、国政への影響力を保ち続ける考えを示し、去就が注目されていましたが、まさか首相に就任するとは思いもよりませんでした。
ちなみに肝腎の次期大統領候補として最有力なのは、これまで有力視されていたイワノフ国防相やメドベージェフ第一副首相ではなく、先日紹介したズブコフ首相だそうです。ズブコフ氏は国民的にはほぼ無名の官僚ですが、そのほうがプーチン氏にとっても操りやすい存在であるといえるでしょう(プーチン大統領自身、首相就任時にはほとんど無名の存在でした)。これでプーチン大統領退任後も、プーチン氏が院政を敷く準備が出来上がったといえると思います。
ところで、ズブコフ氏は66歳のわりにフサフサなので、ハゲとフサフサの人が交互に政権を担当するという、レーニン以来のロシアの指導者の法則には見事に当てはまっています。

ちなみに肝腎の次期大統領候補として最有力なのは、これまで有力視されていたイワノフ国防相やメドベージェフ第一副首相ではなく、先日紹介したズブコフ首相だそうです。ズブコフ氏は国民的にはほぼ無名の官僚ですが、そのほうがプーチン氏にとっても操りやすい存在であるといえるでしょう(プーチン大統領自身、首相就任時にはほとんど無名の存在でした)。これでプーチン大統領退任後も、プーチン氏が院政を敷く準備が出来上がったといえると思います。
ところで、ズブコフ氏は66歳のわりにフサフサなので、ハゲとフサフサの人が交互に政権を担当するという、レーニン以来のロシアの指導者の法則には見事に当てはまっています。

