バス代・資料代は労組負担で、なおかつ日当が労組からもらえるので、徳山ダム見学会に出かけてきました。水道関係の仕事をしているので、名古屋市長の導水路撤退発言などで何かと話題になっている徳山ダムには結構興味はあったものの、交通の便が悪く、子育て中ということもあって行けずじまいだったのでラッキーでした。
当日は、マイクロバスかと思っていたら名鉄観光バスの55人乗りで、参加者は20名しかいなかったので快適に過ごせました。デジカメが壊れており、携帯しかなかったので、なかなか上手く撮影できませんでしたが、日本最大級のダムだけあって非常に雄大な眺めでした。巨大すぎてダムの相当手前からでないと全体像は撮影できない感じです。
しかし、この徳山ダム、旧徳山村を自治体規模でまるごと水没させておきながら、水余りで名古屋市から必要ないといわれる始末。これでは何のために旧徳山村の村民を全員退去させたのかわかりません。やはり必要のないダムだったように思います。とはいってももう現実に完成してしまったのだから、導水路は作るべきだという議論もあるかとは思いますが、私にはなんだか無駄に無駄を重ねているとしか思えません。
徳山ダムを見学した後、水没した旧徳山村を見下ろす場所に立てられた徳山会館で食事をし、ダム完成に伴って付け替えられた国道417号線で北上しました。付け替え道路はトンネルと橋が連続する非常に豪華な道路で、長いトンネルでは3300メートルにも及びますが、福井県との県境手前で突如途切れてしまい、この先はやっと乗用車が1台通れる程度の隘路となります。バスはそこで引き返しましたが、途中数台の車としかすれ違いませんでした。あまりにも不釣合いな道路を見ていると呆れて物が言えないというか、いったん建設が決まってしまったら最後まで中止できない、この国のハコモノ行政を象徴する風景だなとつくづく感じてしまいます。
わかりにくいと思いますが、1番上と真ん中の写真が徳山ダム、1番下の写真は徳山会館から見下ろした徳山ダム湖です。このはるか下に旧徳山村の中心街があったそうで、徐々に沈んでいく旧徳山小学校の写真を見ると胸に迫るものがあります。
当日は、マイクロバスかと思っていたら名鉄観光バスの55人乗りで、参加者は20名しかいなかったので快適に過ごせました。デジカメが壊れており、携帯しかなかったので、なかなか上手く撮影できませんでしたが、日本最大級のダムだけあって非常に雄大な眺めでした。巨大すぎてダムの相当手前からでないと全体像は撮影できない感じです。
しかし、この徳山ダム、旧徳山村を自治体規模でまるごと水没させておきながら、水余りで名古屋市から必要ないといわれる始末。これでは何のために旧徳山村の村民を全員退去させたのかわかりません。やはり必要のないダムだったように思います。とはいってももう現実に完成してしまったのだから、導水路は作るべきだという議論もあるかとは思いますが、私にはなんだか無駄に無駄を重ねているとしか思えません。
徳山ダムを見学した後、水没した旧徳山村を見下ろす場所に立てられた徳山会館で食事をし、ダム完成に伴って付け替えられた国道417号線で北上しました。付け替え道路はトンネルと橋が連続する非常に豪華な道路で、長いトンネルでは3300メートルにも及びますが、福井県との県境手前で突如途切れてしまい、この先はやっと乗用車が1台通れる程度の隘路となります。バスはそこで引き返しましたが、途中数台の車としかすれ違いませんでした。あまりにも不釣合いな道路を見ていると呆れて物が言えないというか、いったん建設が決まってしまったら最後まで中止できない、この国のハコモノ行政を象徴する風景だなとつくづく感じてしまいます。
わかりにくいと思いますが、1番上と真ん中の写真が徳山ダム、1番下の写真は徳山会館から見下ろした徳山ダム湖です。このはるか下に旧徳山村の中心街があったそうで、徐々に沈んでいく旧徳山小学校の写真を見ると胸に迫るものがあります。