日,暮らし

明日は明日の風が吹く。

思い出に浸る

2006-03-24 | 日々の生活
旦那の引っ越しがあるので,休みになると単身先へ行っている日々。3年間,たまりにためた物が山のようになっていて,片付けていたと本人は主張するのだけど,古い日本家屋の部屋には物があふれかえっている。毎回,こちらに帰ってくるたびに,いろいろと購入していたのがたまりに溜まっているのだもの,仕方がない。家にあったはずの大皿が台所にあったりして,ここで宴会もしていたのだから,そりゃ物も増えるというもの。

先日も日帰りで行ったとき,疲れたなぁ・・と思いながら黙々と片付けていると,旦那が「大抵は奥さんがちょこちょこ来て片付けているからだ」と言い出すので,この3年間,ずっと子供が受験生で,大体旦那のほうが帰ってきていたのだし,最初のころに帰ってこられなかったとき,私がわざわざ行ったとき,あんたは一体何と言ったか,今になったら忘れたのかぁ・・・と,ここまででかかったが,その日は日帰りなんで帰らないといけないから,ここでまた文句を言っても疲れるだけ・・と黙る私・・・

そんなこんなで,旦那の引っ越しも正念場。この週末でなんとかしなければ・・・。

というわけで,先日は息子も連れて久々に実家に行った。旦那の単身先の家からは車で20分なんで,夜は実家に泊まって妹たちとおしゃべり。

今小学校の姪たちも,いろいろお稽古事とかで忙しそう。さすがに今時の子で,防犯用の笛を持っているとか,今時の小学生事情を聴く。

私も行った小学校は,子供の足で徒歩30分というところ,約1.5㎞。小学校低学年のときは,ただ長かったという思い出が・・。で,ひとしきり小学校のころの話をしていたら,母が,「そういや昔,あんたが小学校の2年生のとき,学校で熱が出たからということで,担任のA先生が,『○丸さんに寄って,△□の娘ですと言って診察受けて,薬をもらってから家に帰り』と言ってお医者へ寄って帰ってきたことがあったなぁ・・・」と言う。で「今だったらとんでもないだろうね。」と

学校から歩いて5分くらいのところにお医者さんがあって,そこで親の名前を言って診てもらってから帰ってきたということ。で,そのころ,田舎だったし,まだ電話も呼出電話(今の人は知らないだろうなぁ・・)だったから,それも全部私が親に言ったことらしい。で,熱が下がらなくて,次の日はいつもかかっているお医者さんに往診を頼んで・・・と。

2年生ころの思い出はたくさんあるんだけど,その記憶は全然なかったので,聞いてびっくり。そんな時代だったといえばそうだし,子供なのにちゃんとそういうことをしたというのも,我が子だったらできたかなぁ・・なんてことも思う。

親は,「昔の先生は,本当に先生の言うことは絶対みたいなところがあったし,親も先生に文句を言うなんてことは考えなかったからね」などと言う。それだけ先生に権威があったということかな。まあ,自分としては,そのA先生はただ怖かったという思い出が大きく占めているんだけど・・・。

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