<今日もセッセと漬け込みまっせ~♪>
朝の連続テレビ小説「ごちそうさん」が
はじまって早や三か月。
め以子の奮闘ぶりを存分に楽しませてもらっている
かたわら
私も
家族みんなの「ごちそうさん」を楽しみに
め以子を真似して始めてみたものがある。
それは、
糠床(ぬかどこ)。
め以子の糠床みたいに
おばあちゃんの声が聞こえてきたりはしないけど(笑)
かれこれ2か月以上
毎日毎日
「美味しくなあれ♪」と呪文を唱えながら
頑張ってかき混ぜている。
そのおかげもあってか、
なんとなく
「私らしさ」の味も加わりちょっとだけ熟成され
いよいよ美味しくなってきた。
そんな年末の昨日、
下宿大学生である長男が
ほんとにいつもどおり
どこかにフラッと行って帰ってきたみたいに
「ただいま~♪」
と帰省してきた。
夕飯に
漬けてあったきゅうりとカブを出し
「これ、どう?」ときいてみた。
「うん、いいね。美味しい。」と長男。
私がつくった糠床で漬けたものだよ、と話すと、
お箸の先のきゅうりをしげしげと眺めながら
「こういうのがいいんだよね~。」
な~んて言う。
手が届くところにいる長男の顔を見ながら、
あ~帰ってきてくれたんだな~
と
胸の奥がポッとあたたかくなり
ようやく心の底から安心する私。
私の糠床で漬けたお漬物が
家族をそっとつないでくれた時間。
「食べること」「食べさせること」って
やっぱりすごいなぁ。
すてきなクリスマスの夜になりました。
おまけ
<上写真のきゅうりとカブも美味しく漬かりました~♪(翌日の図)>