<まるで絵本の中にもぐり込んだような時間でした。(R・サブダのしかけ絵本より)>
いよいよやってきてしまった
クリスマスコンサート
我がベルサークルの強みは
わずか11人のお母さん集団だというのに
その道のプロフェッショナルが集まっているということ。
お裁縫の得意な人、
PCが得意な人、絵が上手な人、脚本が書ける人、
司会が得意な人、お菓子や食の手配をなんなくこなす人、
会場をプロデュースできる人、会計なら任せて!の人、
とっても顔の広い人、すべてにおいてマネージメントできる人、
そして
音楽が得意な人。
一人ひとりの力はとっても小さなものかもしれないけれど、
11人のパワーが集まるとスゴイ!
一人ひとりが振るベルの音色と同じで
11人全員が揃って
ようやく一つの和音となりメロディーになる。
その盛り上がりが最高潮に達するコンサートは
まるで夢の中にいるような気分。
歳を重ね、母となり、子ども達が大きくなっても
またこの日を迎えることができた…。
という喜びに胸がいっぱいになるのだ。
そんな思いにプラスして
今回のコンサートでは一瞬だけ魔法にかかった。(笑)
ノンフィクションにおけるファンタジーな時間とでも
申しましょうか…。
どうにも練習不足で
最初のイントロ部分(12小節ほどある)の和音が揃わなくて頭をかかえていた曲、
「星に願いを」
を演奏したときのこと。
直前の音合わせでも
なかなか音が合わず、非常事態!!
(振るタイミングが少しずれるだけでも和音が揃わなくなる曲なのです。)
開場時間ギリギリまで粘りに粘って音を合わせ
あとは
野となれ!山となれ!
と腹をくくっていた。
でも心の奥底で
なんとかしなきゃ!なんとかなる!なんとかなれ!
と思ってた。
それが、本番で、
ピタッ!
これは奇跡か!?と震えるほど、
音が、和音が、揃ってくれたではないか~
見渡すと
振りながら微笑むメンバーたち。
歳を重ね、母となり、子どもたちが大きくなっても
みんなの気持ちがひとつになる瞬間を味わえた…。
なんて素敵なことでしょう。
こんな魔法があるから音楽はやめられないよね。
演奏後、
「野となれ!の「野」くらいにはなったかな!?」
と、
マネージメント担当のYちゃんがいたずらっぽく話しかけてきた。
もしかして魔法使いは君?(笑)
と思ったけど、
「今度は「山」にも登っちゃおっか~!?」
そうはぐらかして笑った。
嬉しくって
心がキラキラと輝いた一日にありがとう!
また来年も、
こんな魔法に出会えるといいな。