猫のやぶにらみ

こよなく猫にあこがれる中年オヤジのブログです

Little Nicky(クローン猫)

2004-12-24 | ネコなニュース
長年連れ添った愛猫に先立たれる悲しみ。ペットロス症候群については前にもちょっと触れたが、この悲しみを乗り越えるためペットの「クローン猫」を作ってもらえるようになった。1匹5万ドルとかなり高いが、萌え死にしそうに可愛いと評判である。

早速、うちのカミさんに聞いてみた。「うちの○○ちゃん、死んだらお前悲しいやろ。そやけど、見てみ、ほら科学の進歩のおかげでクローン猫作ってもろて買えるようになったんやど。そのうち安うなるやろから、DNA保存しとこか」「私、そんなの絶対いや!」「は?」「クローン猫とか絶対いや。気持ち悪い。バカなこと言わないでっ」「そやけど、あんた、見た目も性格もそっくりそのままらしいぞ」「クローンとか気持ち悪いでしょ。大体身体に良くないのよ。クローン大豆使った食べ物だって絶対買わないように気をつけてるのよ。そんなことも知らないでクローン猫だなんて、○○ちゃんをクローンにするなんて絶対私は許さないんだから!」

別にクローン猫を食べる訳じゃないし、○○ちゃんがクローン猫になる、訳でもないんだが、ここはまあ、これ以上ことを荒立てまい。クローン猫の次はクローン犬がすでに準備されているらしいし、そうするとやっぱりクローン人間どうすんの?っていうことになるよね。どこかで、理屈ぬきで、科学も倫理も関係なく、問答無用で止める必要があると私は思う。理屈は通ってないけれど、カミさんの感性を実は私は高く評価しているのである。クローン技術の進化というのは、うまく言えないけど「なんとなく怪しい」という気がしてならないのだ。

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