猫のやぶにらみ

こよなく猫にあこがれる中年オヤジのブログです

完全小選挙区制を希望

2005-09-12 | 経済・社会
終わってみれば小泉自民党の歴史的大勝。岡田民主党・・・惨敗。

自民党    296議席
民主党    113

民主党は、これじゃ、昔の社会党と変わりません。言ってる中身がどんどん旧社会党みたいになってきたのだから、選挙結果がそれに応じたものになったことは理の当然だと思います。この人たちには、旧社会党的万年野党としての安穏な「なんでも反対議員生活」が待っているのでしょうか。

投票率が上がって惨敗ですからね。これでは二大政党制など夢のまた夢...。

ところで、以前から気に喰わないのが比例代表重複候補の復活当選というやつです。小選挙区で負けたのに、復活当選しちゃう、という不条理ですね。特に民主党は113議席のうち、小選挙区で負けて比例で復活した議席が61と過半数を占めました。

今回の一連の流れを観ていると逆説的にではありますが、参議院が初めてその存在感を見せ付けた、という側面は否定できません。これをもう無くしてしまえ、という議論はともかく、少なくとも衆院と並存している限りは、もっとはっきり選挙制度を変えた方がいいんじゃないでしょうか。つまり、

衆議院は比例廃止、完全小選挙区一本勝負。参院は逆に完全比例のみの、政党選択選挙。

有権者として、政党を選ぶ、ということと、選挙区の候補を選ぶという行為は必ずしも一致するとは限りません。また、共産党や公明党のように、党が強すぎて、有権者の代表というよりは、党執行部の手足に過ぎないイエスマン議員が増えても困ります。

議員を選ぶのはあくまで有権者であって政党ではない、ということを少なくとも衆議院では徹底して欲しいものです。