猫のやぶにらみ

こよなく猫にあこがれる中年オヤジのブログです

スロバキア・フィル

2005-06-22 | 音楽
スロバキア・フィルの公演に行ってきました。スメタナの「モルダウ」、ベートーベンの「皇帝」そしてドボルザークの「新世界」。とても有名な曲ばかりなので、さすがの私も寝ずに最後まで聞くだろうと、奥さんが連れて行ってくれました。

確かにその通り。最後まで起きていたどころじゃなくて、すごい良かったと大満足でした。「モルダウ」はクラシックにしては珍しく「とても分かりやすい曲」なので昔から好きでした。本場のモルダウが聞けて良かったです。

「皇帝」はハイドシェックのピアノで、これがまた皇帝のように有無を言わさぬ、毅然とした弾きっぷりで実に良かったです。アンコールはヘンデルのプレリュード(奥さん涙ぐむほど感動)。

「新世界」といえばファゴットの旋律が有名ですが、私にはチューバの音の方が印象に残りました。ほんとにデカイ音が出るんですね、迫力満点でした。こういうところは生演奏ならではの醍醐味だと思います。

それにしてもコンマスの隣に座っていた女性バイオリニスト、スゴイ美人だったですよ!!スラリと細くて知的な感じで...。

せっかく、いい席を取って聴きに行ってもこんなところにばかり目を奪われている私。やはり「やぶ猫にクラシック」は「猫に小判」ということなのでしょうか??