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21時以降のお酒やおつまみに注意すべきこれだけの理由

2015-12-14 17:25:09 | 珍事件・事故・その他・コラム

21時以降のお酒やおつまみに注意すべきこれだけの理由


@DIME 12月13日(日)13時0分配信


 200万人を超える会員が利用する健康プラットフォーム「WM(わたしムーヴ)」を提供するドコモ・ヘルスケア株式会社は、同社のスマートフォン向けヘルスケアサービス「からだの時計WM」の機能である「管理栄養士相談サービス」の利用実態から、からだと食生活に関する調査・分析を行なった。調査は、管理栄養士相談サービスが追加された2015年3月から10月末までの、延べ785人の利用データおよび利用者から投稿された6,022枚の食事写真を、個人が特定できない統計データに加工して分析した。調査の結果、痩せている人ほど、野菜摂取率が高いことが判明した。

■BMIが「肥満」の人より「太り気味」の人のほうが食事時刻が遅い

 BMIごとの夕食の食事時刻を分析したところ、「太り気味」の人の食事時刻が、一番遅いということがわかった。特に22時以降の食事が多く、他に比べ夜型の食生活をしていることが伺える。BMIごとの夕食の食事内容を分析したところ、「太り気味」の人が一番、頻繁に揚げ物を食べていることがわかった。「太り気味」の人は、月に3~4回程度揚げ物を食べており、「肥満」の人の2倍の頻度となっている。揚げ物の摂食率は、全ての食事内容を炭水化物、野菜、揚げ物など約20のカテゴリーに分類し、食事1回ごとの揚げ物の摂食をカウントし、算出した。

■BMIが「太り気味」の人は、週末によく揚げ物を食べる

 更に詳しく「太り気味」の人の揚げ物の摂食傾向を分析したところ、特に、金曜日と日曜日の摂食率が高いことがわかった。金曜日と日曜日は全体の平均に比べ1.5倍の頻度で、揚げ物を食べている。全体を通して、「太り気味」の人のほうが「肥満」の人よりも健康課題を意識しておらず、食生活が乱れがちなようだ。BMI的には「太り気味」にとどまっていても、「肥満」になりやすい食生活を送っている‘肥満予備軍’といえるかもしれない。

 今回の調査結果を受けて、これから始まる忘年会シーズンに向けて管理栄養士の小島美和子氏は以下のようにアドバイスする。

◎二次会など21時以降のおつまみやお酒に注意!

「夜は脂質の代謝が落ちるので、胃腸に負担がかかり体脂肪に変わりやすくなります。遅い時間の飲み会に参加する場合は、油脂の多いつまみ(肉類や揚げ物など)は控えるようにしましょう。また、太りやすさは、純粋なアルコールそのものより、アルコール飲料の糖質によって変わってきます。焼酎やウィスキーなどの蒸留酒は糖質0グラム。発酵しているお酒には1杯あたり赤ワイン1.5グラム(角砂糖0.5個)、白ワイン2グラム(角砂糖0.5個強)、純米酒1合6.5グラム(角砂糖2.5個)ビール1缶(350ml)10.9グラム(角砂糖3.5個強)の糖質があるので、できれば0グラムのものをセレクトするようにしましょう。また、アルコールには食欲増進作用があるので、飲めば飲むほど食べ過ぎてしまいます。21時以降は、ノンアルコールの飲み物を適度に混ぜつつ飲んで、過食や二日酔いを防ぎましょう」

◎それでも、夜遅くに揚げ物を食べ過ぎてしまった場合は?

「早めに寝て、翌日の朝は、きちんといつも通りに起きるようにしましょう。朝起きて朝日を浴びると、体内時計がリセットされます。しっかり代謝を上げて、翌日の消費カロリーを増やしましょう。できるだけ活動的に過ごせば更にgood!とりすぎた脂質や糖質が脂肪に変わる前に消費しましょう」

「ハゲ」の新しい呼称…無慈悲多数

2015-12-14 17:24:04 | 珍事件・事故・その他・コラム

「ハゲ」の新しい呼称…無慈悲多数

R25 12月10日(木)7時1分配信



12月6日開催の「M-1グランプリ2015」では、“薄毛”を前面に押し出したネタでお笑いコンビ「トレンディエンジェル」が敗者復活戦を勝ち上がり、見事に優勝を果たした。その優勝を予期した…とは思えないが、その直前の12月4日から、Twitter上でハッシュタグ「#ハゲの新しい呼び方を考える」が盛り上がっている。

三省堂発行の辞典『大辞林』によれば、「ハゲ」とは「頭髪が抜け落ちた状態であること。また抜け落ちた部分」のことだ。辞書にも載っている普通の単語だが、揶揄する意味合いで使われることが多く、「ハゲ」を恥ずかしく思ったり、「ハゲ」になることをなるべく避けたいと思ったりする人は多く、対策グッズも様々あるのは周知の事実。

そんな状況を憂いてか、「ハゲ」という単語の表現を変えてみようという試みがハッシュタグ「#ハゲの新しい呼び方を考える」だ。このハッシュタグに寄せられたアイデアをみてみると、秀逸なもの、斬新なものなど、実にユニークな呼び名が多数投稿されている。

例えば、

「素体」(注1)
「つるり(くるりのように)」
「白地図」(注2)
注1:模型制作のベースとなるツルツルの人形のこと
注2:陸地や国境など、境界の輪郭を書いただけの地図のこと

などの1本も毛がない状態を想起するもののほか、

「二百三高地」(注3)
「スキニー」
「緊縮毛根」
「読み取れないバーコード」
注3:中国北東部の丘陵。日露戦争の激戦地で“はげ山”として知られる

と、まばらに髪が残った状態や、薄毛独特の髪の毛の状況を表現するもの、なかには、

「永遠の0」
「敗戦国」

なんて無慈悲な表現も…。一方でどこかポジティブなイメージを思わせるものでは、

「ノーカット」
「メンテナンスフリー」

といった単語もあった。ほかにも、「デンマークの首都」とう連想を促す表現、「黒く塗りつぶせ」と強気なのか弱気なのかよくわからないものまで。

揶揄される対象として捉えられがちな「ハゲ」。ただ、トレンディエンジェルや今回のハッシュタグのように明るくネタにすれば、輝かしい愛され立ち位置が手に入れられる…?

ヘビのウロコに「剥がれない潤滑油」、初の発見

2015-12-14 17:18:33 | 珍事件・事故・その他・コラム

ヘビのウロコに「剥がれない潤滑油」、初の発見


ナショナル ジオグラフィック日本版 12月14日(月)7時30分配信

するすると滑らかに動ける驚きの秘密が判明

 体をくねらせて滑らかに這うヘビの驚くべき秘密が明らかになった。ウロコの表面が極めて薄い潤滑油でコーティングされていたのだ。

 この発見は、12月9日付の「Journal of the Royal Society Interface」誌で発表された。研究論文によると、コーティングの厚さはわずか数ナノメートルで、人間の髪の毛の直径の数万分の1しかないという。ヘビの不気味な滑らかさを見事に解明しただけでなく、新しい工業用潤滑剤やコーティング剤のヒントとなり、ヘビ型ロボットのデザイン改良にもつながると期待される。

 米アトランタ動物園の爬虫類・両生類学者であるジョー・メンデルソン氏は、「田舎のお祭りで、油を塗ってぬるぬるにしたブタを捕まえるコンテストがあるでしょう? この研究は、それと同じようにヘビが自分の体に油を塗っていると言っているのです」と説明する。なお、メンデルソン氏は今回の研究には参加していない。

 油にまみれたぬるぬるのヘビという考え自体も面白いが、今回の発見は、ヘビが体をくねらせてさまざまな場所を移動できる理由との関係でも重要だ。なにしろヘビは、足もないのに木に登り、灼熱の砂漠を走り、泳ぎ、木から木へ「飛び移る」こともできるのだ。

 何百万年におよぶ進化の結果、ヘビの体のいちばん外側のウロコがこれほど優れたものになっていなければ、驚くべき動作のどれ1つとしてできなかったはずだ。

 ヘビのウロコには、一目瞭然であるにもかかわらず、長年説明がつかなかった特徴がある。腹側のウロコは、背側のウロコに比べてはるかにすべすべで滑らかなのだ。

 障害物につっかえないようにする必要があることを考えれば、進むために必要な最低限の「足がかり」があるとはいえ、腹側のウロコがすべすべで滑らかなのはさして不思議なことではない。

 けれども、科学者が高解像度顕微鏡で調べてみても、腹側のウロコと背側のウロコの構造に違いはなかった。ということは、何らかの物質がウロコの表面をコーティングして滑りやすくしていることになる。それはどんな物質だろう?


極薄のコーティング

 米オレゴン州立大学の化学工学者ジョー・バイオ氏は、ドイツのマックス・プランク高分子研究所のトビアス・ヴァイドナー氏との共同研究チームを率いて、カリフォルニアキングヘビ(Lampropeltis californiae)の脱皮殻を念入りに調べた。

 彼らはヘビの皮の表面のすみずみまでレーザーを照射して、ウロコの表面分子がレーザー光線をどのように反射・散乱するかを調べた。この技術は通常、マイクロエレクトロニクス部品の検査に用いるものだ。

「ふつうならこんなことはしません」とバイオ氏は言う。「私たちがヘビのウロコを持ち込むのを見た物理学者たちは、『いったい何をするつもりなんだ?』と内心で思ったことでしょう」

 観察の結果を他のテストの結果と組み合わせたところ、極薄の脂質(生体内で脂肪の形で存在する炭化水素鎖)の層がヘビのウロコをコーティングしていることが明らかになった。

 さらに、キングヘビは腹側と背側で別々の潤滑油を使っているようだった。ヘビの腹側のウロコをコーティングする脂質は、背側よりはるかに滑らかで整然とした層を作っている。研究チームによると、プロの技術者にもこれほど巧妙なコーティングはできないという。
気づかれなかった理由

 ヘビたちは昔から体に油を塗っていたのに、人間はなぜ気づかなかったのだろう?

 ナメクジが潤滑剤を分泌して通り道を滑らかにし、濡れた跡を残していくのとは違い、ヘビの潤滑油はウロコの表面からはがれず、耐久性のある滑らかな層を作っている。この層は、私たちの関節の動きを滑らかに保つ構造によく似ている。

 ヘビの潤滑油はぬぐい取ることができないため、ヘビを扱う人々もこの油の存在に気づかなかった。

 カリフォルニアキングヘビは、ほかのヘビと特に違ったところはないため、研究チームは、ほかの多くの種類のヘビにも同じことが言えるかもしれないと考えている。

 バイオ氏によると、ヘビの種類によって潤滑油の成分は違っているかもしれないという。

 研究チームは、人工材料にも同じようなコーティングをする可能性に期待している。

 例えば、研究室で同じような潤滑剤を作ることができれば、レスキューロボットをもっと活躍させることができ、次世代の塗料の改良にも役立つだろう。

 「自然は長い歳月をかけてこのしくみを作り出しました」とヴァイドナー氏。「私たちは、その小さな秘密を解き明かしていきたいのです」

スティーブ・ジョブズの面接試験。「君は童貞かい?」にどう返答する?

2015-12-14 14:15:14 | 珍事件・事故・その他・コラム
スティーブ・ジョブズの面接試験。「君は童貞かい?」にどう返答する?

2015年12月14日 6時45分

All About

スティーブ・ジョブズといえば、言わずと知れたアップルの創業者であり、世界を変えた偉大な起業家であったことは誰もが認める事実でしょう。彼が存在していたことで、世界のテクノロジーの進歩が一気に加速したことは間違いありません。

スティーブ・ジョブズは、カリスマ性を持ったリーダーであり、チームを育成する力、人への影響力、商品に対する情熱、デザインセンス、そして不可能を可能にする力、これらすべての要素を持ち合わせ、ガレージから始めたアップルを世界的な大企業に育て上げました。なんといっても特筆すべきは、スティーブ・ジョブズは何もないところからまったく新しいものを生み出すことのできる起業家だったということでしょう。

ビジネススクールでMBAを受講する人たちのなかにも、スクールを出たら起業家を目指す人が数多くいます。今の時代は、スティーブ・ジョブズのようにイノベーティブな考えを持ち、人と違うことを積極的にやるような人材でなければ、起業家として成功するのは難しいかもしれません。

今回は、スティーブ・ジョブズの名言を引用しながら、起業家として成功するためには、どのような要素を持ち合わせている必要があるのかをみてみましょう。

■スティーブ・ジョブズから学ぶ、偉大な起業家になるために
●「年俸1ドル。ストックオプションなし」
(出典:『スティーブ・ジョブズ II』 著:ウォルター・アイザックソン 訳:井口耕二 講談社刊 2011年 128ページ)

これはスティーブ・ジョブズが、1997年7月にアップルへ復帰したときの言葉です。また彼はこのようにも言っています。

「アップルで一緒に働いた人たちに、金持ちになりたいから戻った、と思われたくない」

彼の仕事に対する情熱はただひとつ。良いものを作って世に出したいということです。彼は仕事を心の底から愛しており、お金のために仕事をしているわけではなかったのです。彼は、最後までお金に執着がありませんでした。

もしあなたがMBA取得後に起業するのであれば、マーケットが大きそう、儲かりそうという理由だけで決めるのではなく、自分が好きなことで起業するべきでしょう。

多くの人は、お金の匂いがするところに飛びつき、そこでお金儲けをしようとします。しかしながら、それはなかなか長続きするものではありません。起業家は、会社員と違い1日24時間、1年365日、常に仕事のことを考えていなければなりません。厳しい顧客からの苦情にもめげず、粘り強く事業を進めていくためには、自分が好きなことでなければ続かないでしょう。

もちろん、家族を養い、飯を食っていくためにお金は非常に大切です。ただ、自分が始めたいと考えるビジネスにおいては、スティーブ・ジョブズのように、「年俸1ドル。ストックオプションなし」と言えるものを選ぶことが大切です。

もっとも、本当にイチから始めるビジネスであれば、「年俸1ドル。ストックオプションなし」どころか、借金をしてマイナスから始めるのが普通なのですが。

●「良くない部分があったとき、それを無視し、あとで直せばいいというのはダメだ。そんなのは他の会社がすることだ」
(『スティーブ・ジョブズ?』 140ページ)

スティーブ・ジョブズは、商品に対して妥協を許さない大変厳しい人物でした。良くない部分があったらそれを解決するまで徹底的にやり直しを行う、そんな性格の起業家でした。

それは商品だけにとどまらず、 2000年10月にアップルストアのレイアウトを変更するときもそうでした。これまで6カ月間かけて、練りに練ったアップルストアのレイアウトに良くない部分を見つけ、すべてやり直したのです。スティーブ・ジョブズのこのような徹底した主義がなかったら、今のアップルストアはまったく違うレイアウトだったかもしれませんね。

 商品に対して徹底的に追求する粘り強さは、起業家に必要な能力です。大企業であれば企業のブランド力で商品を販売することができますが、起業家としてイチから始める場合は、最初はどうしても商品自体の良さと奇抜なアイディアで勝負せざるを得ません。

商品に対して妥協を許さない姿勢が、最初のお客様を惹きつけるのです。

●「君は童貞かい?」
(『スティーブ・ジョブズ I』 著:ウォルター・アイザックソン 訳:井口耕二 講談社刊 2011年 230ページ)

スティーブ・ジョブズがアップルの採用試験をしたときに、面接者に向かって放ったセリフです。スティーブ・ジョブズは、このような突飛な質問を投げて、相手が不測の事態にどこまで対応できるか、そしてユーモアと余裕を持って押し返すことができるか、という能力を見ていました。

自分で始めた会社を大きくしていくためには、人を雇うことは避けては通れないプロセスです。このプロセスで重要なことは、「いかに優秀でない人を採用しないか」ということです。優秀でない社員は会社に損害を与える可能性があり、会社の今後の成長に大きく影響します。特にベンチャー企業であれば、優秀でない社員が会社に与える影響はとても大きくなります。

その人が優秀かどうか見抜き、採用・不採用を決定する能力は、起業家にとって必要なスキルです。

●「一生、砂糖水を売り続ける気かい? それとも世界を変えるチャンスにかけてみるかい?」
(『スティーブ・ジョブズ I』 246ページ)

これは、当時ペプシコのペプシコーラ部門を率いていたジョン・スカリー氏がアップルの3代目社長就任を決心したといわれる有名なセリフです。

スティーブ・ジョブズは、これまでに多くの人物をヘッドハンティングしてきました。彼は大変な自信家で、強烈な図々しさを持っていた一方で、自分には何ができて、何ができないのかをしっかりと理解していました。

会社経営はひとりでできるものではありません。優秀な社員を雇うことがとても大切なのです。スティーブ・ジョブズは、常に優秀な人材でチームを結成することに大きな労力を注いでいました。優秀な起業家であるためには、優秀な社員で組織された優秀なチームを形成する能力が必要なのです。

●「僕が輝けたのは、他の連中がどうしようもなかったからだね」
(『スティーブ・ジョブズ I』 86ページ)

リード大学を退学し、地元に戻ったスティーブ・ジョブズはビデオゲームメーカー、アタリ社に入社しました。その当時若干19歳。ここでスティーブ・ジョブズはゲーム制作の仕事をしていたのですが、そのときに言ったセリフです。

このセリフ、とても大学を中退した若者の言葉とは思えませんよね。このように、スティーブ・ジョブズは自分自身に対しての大きな自信と図々しさを持っていました。偉大なリーダーになるためには、図々しさも時には必要です。相手に対して物怖じしない態度をとれなければリーダーはとても務まりません。

スティーブ・ジョブズはただ、その図々しさが行き過ぎているところはありましたが……。

■まとめ
スティーブ・ジョブズは言わずと知れた偉大な起業家です。私たちはまだまだ、彼から実業家として重要な要素とはどのようなものなのかを学ぶことができます。

●「年俸1ドル。ストックオプションなし」
→お金儲けではなく、好きなことを仕事にする。

●「良くない部分があったとき、それを無視し、あとで直せばいいというのはダメだ。そんなのは他の会社がすることだ」
→商品に対して妥協しない粘り強さ。

●「君は童貞かい?」
→人を見抜く力。

●「一生、砂糖水を売り続ける気かい? それとも世界を変えるチャンスにかけてみるかい?」
→優秀な人材で優秀なチームを形成する。

●「僕が輝けたのは、他の連中がどうしようもなかったからだね」
→大きな自信と図々しさ。

外国人に聞いた! キリスト教徒じゃない日本人がクリスマスを祝うのってどう思う?

2015-12-14 13:18:29 | 珍事件・事故・その他・コラム
外国人に聞いた! キリスト教徒じゃない日本人がクリスマスを祝うのってどう思う?

12月13日 09:00マイナビニュース


(マイナビニュース)
全人口のうち、キリスト教徒人口はわずか1%といわれる日本。だが、クリスマスの祝い方は盛大で、クリスマスプレゼントを贈る習慣は、多くの日本人の間で根付いたといっても過言ではないだろう。では、キリスト教徒ではない日本人がクリスマスやバレンタインデー、ハロウィンなどをこれほど盛大に祝うことについて、日本在住の外国人はどう見ているのだろうか? 20人に聞いてみた。

○否定的な意見も--「戦争に負けて欧米化」「本当の意味が分かっていない」

「意味不明というか、戦争に負けたからいつの間にかこうするのが普通になったのでしょう。欧米では文化だからやる」(フランス/35歳/男性)
「ヨーロッパ化の傾向だと思います。ベトナムでも、最近そういう傾向があります」(ベトナム/36歳/男性)
「日本人はすごくアメリカの影響を受けていると思う。母国ではキリスト教徒がたくさんいるので、クリスマスやバレンタインデーを祝うのは普通です」(マレーシア/31歳/女性)
「日本で多くの人がクリスマスの本当の意味を分かっていないことは、私にとって悲しいです。でもこの状態は日本だけじゃなくて、世界のいろんなところでもそうだと思います。クリスマスの本当の意味を皆で考えて欲しいです。一方プレゼントを贈ることは、感謝の気持ちが入っているからいいと思います。母国では、子どもにプレゼントをあげます」(ブルガリア/33歳/女性)
「家族、恋人同士でプレゼントするのは良いが、本来の意味を知らずにはしゃぎすぎていると思う」(チェコ/58歳/男性)

○肯定・容認派--「思い出はかけがえのない宝物」「経済的にも良い効果」

「プレゼントしたければ、別にしても良いと思います。母国はキリスト教国なので、ちゃんと信じる人もいますが、偽善者もいます」(ギリシャ/33歳/男性)
「構わないと思う。母国も同じく」(韓国/34歳/男性)
「いいのではないか。中国でもキリスト教徒でもない人が、恋人同士でプレゼントを贈ったりすることが多いです。雰囲気を楽しめばいいと思う」(中国/28歳/男性)
「母国にもキリスト教徒がいますので、クリスマスやバレンタインのイベントがあります。日本人はキリスト教徒ではないのに、クリスマスやバレンタイン、ハロウィンなどを祝う。特に変だとは思わないし、経済的にも良い効果があると思います」(シリア/35歳/男性)
「信者というより一つのイベントとして祝うからいいと思う。母国も日本と同じくキリスト教徒でもないのに、クリスマスやバレンタインデーのイベントを祝う人が多い」(香港/34歳/女性)
「宗教は関係なく好きな人に気持ちを伝えることができるし、家族とも楽しい時間が過ごせるし、いいことだと思います。お金はかかるけど思い出はかけがえのない宝物だと思います。台湾も日本と同じく結構盛り上がってます」(台湾/30歳/女性)
「人生は短いです。愛している人にできるだけ多くのプレゼントをすることや、祝えるときに祝うという行動は、人として自然です。母国でもクリスマスイベントは最近までなかったのですが、最近クリスマスプレゼントを買うようになってきています。一方、私は日本の行事ももっと世界に知られたらいいなと思っています」(ロシア/31歳/女性)
「まず、バレンタインっていうのは宗教とはあまりかかわりがなく、普通の祝日みたいなものです。クリスマスも一般的になっていて、いい文化だと思うので、もう少しクリスマスを祝ってほしいです。宗教とのかかわりはなくなりつつあると思います」(ポーランド/30歳/女性)
「母国も最近同じです。クリスマスは日本ほどではないが、バレンタインやハロウィンパーティーなどにたくさんお金を使います。ちょっと意味がないけど、やってもいいのではないかと思います」(イラン/28歳/女性)
「まあ、これは今では世界共通的な現象ですし、コミュニケーションの一種としかみていません。母国も同じです。ただ、日本と比べれば、バレンタインデーは女性より男性が告白をし、チョコレートよりバラの花を贈ることが多いですね」(モンゴル/39歳/女性)

○そのほか--「カップルのためだけ」「プレゼント代少ない」

「日本のクリスマスやバレンタインはカップルのためだけのものです。母国ではクリスマスは家族と過ごす時間。バレンタインはパートナーと過ごす時間です」(フィリピン/35歳/女性)
「日本ではプレゼント代が少ないです。クリスマスの時イギリスでは家族と友達のプレゼントは4万~5万を払っています。親はもっと払っている」(イギリス/31歳/女性)
「宗教に関係がなくても家族や友達にプレゼントあげるのは良いことだと思います。だけど、お金を使いすぎないように気をつけたほうがいいです」(ウクライナ/25歳/男性)

○総評

「本当の意味が分かっていない」「戦争に負けたから」など、否定的な見方もあったが、どちらかというと肯定的、あるいは容認する意見が多く見られる結果となった。クリスマスはイエス・キリストの生誕を祝う日だが、世界的にこの日を祝う傾向が広がっていることが垣間見られる結果となった。

さらに、イランやシリアといったイスラム教徒が多い国でもクリスマスが祝われていることも分かった。この事は、イスラム教という宗教が本来持つ寛容さを表しているのではないかとも感じられる。そうした意味で、最近の欧米の一部政治家に見られるイスラム教徒をいたずらに敵視する傾向は、やはり誤っているといわざるを得ないだろう。

一方、もともと正教会の中心だったロシアで最近までクリスマスイベントがなかったというのは、ソ連が共産主義国だったことが原因と考えられるが、「愛している人にできるだけ多くのプレゼントをすることや、祝えるときに祝うという行動は、人として自然」というロシアの方の回答は、人間の本来あるべき姿を語っているという点で、大変共感を覚えた。