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関西方面で登場「ヤクザタクシー」モンスター客も返り討ち

2014-11-29 21:13:42 | 珍事件・事故・その他・コラム
関西方面で登場「ヤクザタクシー」モンスター客も返り討ち

2014年11月29日 18時0分

東スポWeb

 タクシーの料金を踏み倒したうえ、運転手を殴ってけがをさせる事件が頻発している。忘年会シーズンになれば、ますます危険な客が増えるだろう。タクシー運転手受難の時代だ。そんな中、関西方面のタクシー業界のごく一部に、危険な客などものともしない、新しい動きが起きている。“ヤクザタクシー”だ。

 関西在住の暴力団関係者は「元ヤクザにとってタクシーの運転手というのは天職だろう。何しろ、親分の運転手をしてたら、『そこUターンや』とか『赤(信号)でも突っ走れ』とか無茶な指示にも、事故を起こすことなく、瞬時に対応できる。警察の交通取り締まりを察知する嗅覚も優れているし、タクシー強盗にも対応できる。タクシー運転手に必要な素養をすべて持ち合わせているといっても過言ではない」と話す。

 暴力団排除条例の全国施行から3年、現役、元を問わず、暴力団に対する一般社会の風当たりが強まっている。そんな状況で、実際に元暴力団員を雇用するタクシー会社が存在するという。

 近年引退した某組織の幹部が、老舗の中堅タクシー会社を買い取り、現在の業態に至ったとの噂もあるが真偽は定かではない。

 元暴力団員だらけのタクシー会社と知ったうえで、頻繁に利用する人物は「急いでいるときは、やはり頼りになる。強引な割り込みも、多少の信号無視も平気でやるからね」と話す。

 しかし、元暴力団となれば、入れ墨や切り傷などなど、見ただけで“ヤーさん”と分かってしまい、客はビビッてしまうのではないだろうか。

「もちろん入れ墨が入っている乗務員は、ワイシャツの袖口まである長袖Tシャツを着ているし、指が欠損していても、最近の義指は精巧だからひと目じゃ分からない。ある乗務員にそれとなく『もしかして前にどこかの組織に…』と聞いたら、『勘弁してください。私にはこの仕事しかないんです』と低姿勢。私ら客にとっても、経歴に触れないのは暗黙のルールです」

 さすがに客相手には紳士。だが、同業他社が相手となると“元ヤクザ”の顔を覗かせることも。

「客待ちの順番を守らずに長距離客をぶん取っていったり、気の弱そうな個人タクシーを見つけてはにらみを利かせて追い出したり。元ヤクザだけに縄張り意識は強い」(別のタクシー会社乗務員)

 ヤクザの“第2の人生”の新スタンダードとなるか?

「こんなに愛しているのに」24歳ゲイ同士の嫉妬と愛憎

2014-11-29 14:26:43 | 憎むべき性犯罪
こんなに愛しているのに」24歳ゲイ同士の嫉妬と愛憎…刺して初めて分かった“深い愛”

産経




西日本屈指のゲイタウンとされる大阪・キタの堂山町。ここで知り合った24歳のゲイの2人だったが、愛憎がもつれ合い、1人が包丁を突き立てる結末に。しかし、刺された男性が死の直前に漏らした言葉は「早く逃げて」だった

 「こんなに愛しているのに」。男は悲鳴のように叫びながら、愛する男性に包丁を突きつけた。大阪市淀川区のマンションの一室で10月12日、この部屋に住むアルバイト従業員の男性(24)が殺害され、交際相手の男(24)が逮捕された。2人は約1年前、西日本最大のゲイタウンとも呼ばれる大阪市北区堂山町で出会い、殺害現場となったこの部屋で暮らしていた。当初は仲むつまじかったが、イケメンでモテていた男性に、容疑者の男は次第に嫉妬(しっと)心を募らせていった。そして、男性にある“アルバイト”を非難され、「あなたと付き合ったこと自体が恥」というメールを送られたことで、凶行に及んだ。なぜ自分の気持ちを分かってくれないんだ-。そんな思いから男性を刺した容疑者の男。しかし、自分を刺した男に男性は意外な言葉を投げかけた。「早く逃げた方がいい」。


出会いはゲイバー

 事件の少し前、被害者の男性はバラエティー番組に出演。複数の男性の中から「オネエ」を当てるクイズ形式のコーナーで、彫りの深いワイルドな顔立ちとは対照的なオネエ言葉は出演者らの笑いを誘った。

 番組で男性は自らのことを語っていた。

 北海道出身で学生時代から異性にもてていたこと。交際を迫られることも多かったが女性には興味が持てず、すべての告白を断っていたこと。自分がゲイであることを気付いたのは高校を卒業してからだったこと-。

 知人男性によると、男性は高校卒業後に大阪へ移り住み、キャバクラや同性愛者が集うバーで働いた稼ぎで暮らしていた。最近、両親にゲイであることをカミングアウト。昨年12月に帰省し、大阪での暮らしについて近況報告していたといい、「半年ぐらいのペースで実家には帰りたい」と話していたという。

 

 一方、容疑者の男。関係者によると、高校時代に同級生のことが好きになってしまい、「自分はゲイなのかもしれない」と気付いたという。高校を中退した後、平成21年ごろに大阪市に移ると、最初は串カツ屋でアルバイトをしていたが1年で退職。その後は男性を相手に性的なサービスをする風俗店で働いて生計を立て、最近は店の経営にも携わるようになっていた。

 そんな2人が出会ったのは事件から約1年前。男性が働いていたゲイバーに男が訪れ、意気投合したのだ。そして、大阪市内のマンションで約半年前に同居を始めた。

絡み合う感情

 周囲には、お似合いのカップルに見られていた2人。だが、次第に関係に微妙な狂いが生じていく。

 「気さくで誰からも好かれる性格。イケメンなので、男女問わずにもてていた」(知人男性)という男性は、他のゲイ仲間に告白されることも多かったという。容疑者の男は嫉妬に苦悩するようになり、「浮気した」と男性と口論することもしばしば。別れ話になることもあったという。

 一方、男性の側も、男に対し不信感を芽生えさせていた。男がゲイ向けのビデオに出演したためだ。男は出演料を2人の生活費に充てるつもりだったというが、男性は「何であんなものに出るの」と激しく罵倒したという。

 それでも完全に切れることはなく、くっついたり離れたりを繰り返していた2人。そんな関係の破滅を決定づけたのは、犯行日の10月12日未明に男性が男に送ったメールだった。

 「あなたと付き合ったこと自体が恥」

 何通かメールをやり取りし、言い争いをした末、男性が送ったメッセージ。男の怒りは頂点に達し、殺害を決意したという。

 「早く逃げて…」 刺して気づいた深い愛

 その約2時間後、男は自宅近くの大型量販店に向かい、刃渡り約15センチのステンレス製包丁を購入。マンションに戻り、男性を待った。そして、明け方に男性が帰宅。男は、男性が送った「あなたが~」というメールの意味を厳しく問いただしたが、男性が相手にしなかったことで激高した。

 「こんなに愛しているのに」

 ついに男は、男性につかみかかって転倒させ、馬乗りになって脇腹を包丁で何度も刺したという。

 血まみれの包丁を手に、しばし呆然(ぼうぜん)と立ちすくんでいた男。その男に対し、刺された男性は、絞り出すようにこう言った。

 「早く逃げたほうがいい」

 息も絶え絶えの状態で、なおも自分のことを案じてくれる。男は皮肉にも、愛する人を自分の手にかけた直後に、その深い情愛に気付かされることになった。だが、時すでに遅し。男性の傷は深く、搬送された病院でまもなく死亡が確認された。

 大阪府警淀川署に逮捕された男。取り調べでは犯行を素直に認めており、「(男性が)相手にしてくれない悔しさが憎しみに変わってしまった。とんでもないことをしたと思っている」と自らの過ちを悔いているという。

男性宅に侵入、その寝顔・下着見ながら自慰繰り返した27歳男

2014-11-29 14:22:30 | 憎むべき性犯罪
男性宅に侵入、その寝顔・下着見ながら自慰繰り返した27歳男の“落としもの”…好みは40~60代、「憧れの男性教師」の面影追い

産経




27歳の男が好みの男性を尾行し、室内にまで侵入していた団地。男は、高校時代に憧れた男性教諭に似た中高年を求めていたという=神戸市北区

 神戸市北区で一昨年から、男性宅に何者かが侵入する事件が相次いだ。金目のものは盗まれていないが、枕元付近には「液体」が点々とし、ベランダに干していた下着にも「液体」らしきものが付着してパリパリに。被害者は一人暮らしの男性ばかりで、40~60代の中高年だ。犯人は何が狙いなのか。この不可解な事件で、兵庫県警有馬署は昨年11月、住居侵入容疑で27歳の男を逮捕したが、その供述は「好みのタイプを狙った」。忍び込んでは男性の寝顔を見て自慰行為にふけり、現場に痕跡を残していたという。一連の信じがたい犯行は、学生時代の「片思い」が引き金になっていたようだ。

謎の液体を残す犯人

 物音でふと目が覚めると、部屋を出て行く男の後ろ姿が見えた。追いかけたが、逃げられた。寝室に戻ると、枕元近くの布団にべっとりと付着した液体…。

 平成24年10月から昨年8月にかけ、神戸市北区の独居男性宅に何者かが侵入する事件が8件発生した。ある団地やその近隣に被害が集中していた。

 捜査関係者によると、犯行時間帯は深夜から早朝。何も盗まれていないのだが、複数の現場で犯人のものと考えられる遺留物が見つかっていた。体液とみられる液体だ。枕元付近の床や布団に残されていた。

 留守中の部屋だけでなく、住人が寝静まっている間に侵入されるケースもあった。住人が気付くと、刃物のようなものを突き付けたこともあったという。

 別の被害男性はベランダに干していた下着がパリパリになっていた。付着した液体が乾いたとみられる。

  有馬署は24年末に被害届を受理し、男性を狙ったわいせつ目的の犯行とみて捜査を始めた。被害者の似顔絵も作って住民らに配布し、情報収集に努めた。捜査の結果、被害が集中していた地域から、当時付近に住んでいた男が浮上。昨年11月、住居侵入容疑で兵庫県西宮市の無職の男(27)=住居侵入罪などで起訴=を逮捕した。

 男は逮捕当初、「覚えていない」と否認していたが、逃れようのない決定的な物証があった。現場に残されていた体液で、男のDNA型と一致したのだ。

 最初の逮捕容疑は昨年8月、無施錠だったアルバイトの男性(66)宅に未明に侵入したというもの。当時、被害者の男性は眠っていたが、ふと目を覚ますと、男の後ろ姿だけが見えた。男性は泥棒だと思って追いかけたが、姿は確認できなかった。枕元近くの布団には、液体が付着していたという。

 この液体は、男が現場で自慰行為をした後に放置した体液だった。男性の寝顔を見て自慰行為にふけった後、なぜか処理をすることもなく現場に証拠を残していた。

 さらに昨年12月、有馬署は住居侵入と窃盗容疑で再逮捕。再逮捕容疑は平成24年10月、深夜に無職男性(65)宅に侵入し、ベランダに干していた下着1枚を盗み、昨年7月には別の無職男性(45)宅に早朝侵入したとしている。

 いずれの現場にもやはり、男の遺留物が残されていた。男は65歳の男性の下着を見ながら自慰行為をし、その下着に体液を付着させて元通りに戻していた。発見時はパリパリに乾いていた。45歳の男性の件でも、枕元近くに体液が点在していたという。

ターゲットはあこがれの教諭似の男性

 捜査関係者によると、男は「(被害に遭った男性らと)エッチをしたかったが勇気がなかった。エッチをしているところを想像して自慰していた」と供述したという。

 

 見た目はおとなしそうというこの男は有名大学の大学院を出たといい、国家公務員を目指して勉強中だった。「男性」に目覚めたのは高校生のころで、当時の高校の男性教諭に憧れたとされる。今回も「先生に似たがっちりした人を狙った」と供述しているという。

 3年ほど前から風呂をのぞくなどしていたが、次第にエスカレートして家に侵入するようになった。好みの男性を見つけては自宅まで後をつけ、施錠するときの音の有無で、忍び込めるかどうかを確認する念の入れようだった。

 当初は、男性の寝顔を見て自慰するだけだったが、物足りなくなったのか、ついに強気の行動に出た。

 24年12月、家から刃物を持ち出して神戸市内の会社員の男性(52)宅に侵入したのだ。テレビをつけたままうたた寝していた男性が物音に気付き、男と鉢合わせになった。もみ合いになり、男は逃走した。

 この事件については1月14日、住居侵入と暴力行為法違反容疑で再逮捕された。3度目の逮捕だった。

 高校生時代に憧れた男性教諭を忘れられなかったことが犯行の背景にあるとはいえ、自分の欲望のために法を犯すこともいとわなくなった男。被害者にとっては身の毛もよだつような不気味な犯行の数々だ。有馬署は捜査を続け、余罪の裏付けを進めている。

セックス拒否で妻殺害51歳男、裁判所に一蹴された「我慢重ねた半生」の“悲惨”

2014-11-29 14:19:03 | 憎むべき性犯罪
セックス拒否で妻殺害51歳男、裁判所に一蹴された「我慢重ねた半生」の“悲惨”

2014.2.13 07:00  産経

男が妻を殺害した事件で、男の勤務先で妻の遺体を捜索する大阪府警の捜査員ら。男は法廷で妻の“言いなり”になっていた苦悩の性生活を赤裸々に語ったが、動機は「セックスの誘いを断られたから」と話した=平成25年5月30日午前、大阪府東大阪市

 夫婦の性生活に不満を抱えた男は、理不尽にも妻=当時(49)=の命を奪う凶行に及んだ。殺人と死体遺棄の罪に問われたトラック運転手の男(51)の裁判員裁判で、大阪地裁は昨年12月、懲役15年(求刑懲役20年)を言い渡した。いかに妻に束縛され、我慢を重ねる生活だったか…。男は性生活をめぐる“苦悩ぶり”を法廷で切々と語ったが、傍聴者にとっては耳を疑う内容ばかり。凶行に及んだ動機を「セックスの誘いを断られた」と真剣な表情で吐露したが、裁判長からは「殺害するほどの事情とはいえない」と一蹴された。


「常に我慢」を決意

 《平成25年5月17日夕方から翌18日未明にかけ、大阪府東大阪市内の自宅で、妻の首を両手で絞めて窒息死させ殺害。同日午前9時45分ごろまでの間に、遺体を勤務先の駐車場まで軽乗用車で運び、埋めた》

 男は初公判で起訴内容を素直に認めると、被告人質問では、妻に振り回されたという生活の詳細を明らかにしていった。

 離婚歴が1度ある男は平成12年ごろ、仕事の配送先で妻と知り合った。結婚前に同棲(どうせい)生活を始めると、妻の要求は徐々にエスカレート。トラックの長距離配送で関東や九州に行った際、妻から「寝られへん。はよ帰ってきて」との電話があり、疲労した体にムチ打って高速道路を飛ばして戻ったことも何度かあった。

 妻の要求に文句も言わずに従う理由について、男は「バツイチで失敗したくなかった。妻と一緒になるには我慢するしかないと思った」と説明。同棲(どうせい)から約1年後の15年末に結婚したとき、男はこう決意した。「自分が我慢すればうまくいく。常に我慢することを心がけた」。

 だが、この決意が男の心を徐々に締め付けていく。



 結婚後は妻の意向でマンション(約3千万円)を購入し、犬を同時に5匹飼った。男は「妻は潔癖症で犬の毛が付くのを嫌がり、面倒は私が見ていた」と供述。リビングに犬のスペースを作り、男は犬の毛が付かないように下着姿で世話をさせられたという。「妻が決めたルールに従うしかなかった」と声を落とした。

セックスが“日課”に

 被告人質問の話題は夜の性生活にも及んだ。

 弁護人「妻には女性特有の病気があったか」

 男「妻は子宮筋腫で生理痛がひどいと言っていた。痛みの解消のためにセックスをしていたが、あれはセックスではない」

 弁護人「どういうこと」

 男「毎日セックスをするよう言われたが、私が射精することは許されない。私も年だから射精してしまうと途中で終わるし、毎日できないから」

 弁護人「どんな気持ち」

 男「気持ちいいわけがない」

 男が一度断った際、妻は「なんで言うこと聞いてくれへんの」と激怒。毎日の“義務”はその後もしばらく続き、1年半ほどで終わった。男は「助かったと思った」と振り返った。

 18年ごろ、マンションから一戸建てに引っ越した。そこでは「アダルトビデオを見た夜はエッチする」というルールができた。ビデオを見ていない夜の場合、男が誘っても妻はきっぱりと断った。

 ほかにもルールがあった。男が下着を脱ぎ、いざ事に及ぼうとすると、潔癖症の妻から「手、洗ってへんやろ」と注意された。「萎えますよね」。男は証言席でうなだれた。

破産、別居、再び同居

 一方で家計は圧迫されていた。検察側の冒頭陳述や男の供述によると、妻の発案で買ったキャンピングカー2台(計約540万円)に加え、以前のマンションと一戸建て(購入金額計約7500万円)のローンも残っていた。男は妻に言われて土日もアルバイトに出たが窮状は好転せず、22年に自己破産するに至った。



 自宅の売却も余儀なくされ、男は妻と別居することにした。だが一人暮らしを数カ月続けたころ、妻から食事の誘いのメールが届き、23年9月ごろから同居生活を再開。2人は事件現場となるマンションに引っ越した。

 正月やゴールデンウイークは、妻がビデオ店で映画のDVDを10~20枚借り、鑑賞する日々が続いた。男は「勘弁してくれと思った。でも、けんかを避けたかったので口には出さなかった」と打ち明けた。

切れた「糸」

 そして事件当日の昨年5月17日も、男は妻と映画のDVDを見てから寝た。だが欲情して目が覚める。隣で寝ている妻を誘ったが、妻は「手も洗っていないし、(アダルト)ビデオも見てないやんか」と拒んだ。

 この一言が引き金となった。「また、そんなこと言ってと思って…。今まで我慢していたけれど、このときは、ずっと張り詰めた糸が切れた」。法廷で声を震わせ、当時を振り返った。

 男は妻の体に馬乗りになり、両手で数分間にわたり首を絞めた。妻の胸に耳をあて、ゴクンと息が止まる音を聞いた。自分のしたことが怖くなった男は犯行の隠蔽を図った。

 翌18日未明に遺体に布団を巻き、破れないよう布団袋を二重にして梱包(こんぽう)。遺体を車で勤務先の駐車場に運び、目撃されないよう警戒しながら穴を掘って埋めた。

 遺体の腐敗により遺棄現場が沈下し発覚するのを防ぐため、セメントをまいて固めた。さらに妻の勤務先に電話し、「鬱病で出社できない」と伝えた。

 不審に思った勤務先の関係者が大阪府警に通報。男は任意の事情聴取を受けた後に逃亡して九州や四国を転々とし、5月28日に徳島県で身柄を確保された。

「ばかだった」と謝罪

 「妻は、これからしたいことがいっぱいあったと思う。その思いを一生忘れずに死ぬまで償いたい。遺族にはつらく悲しい思いをさせ、私はばかでした。すみませんでした」



 妻の遺族も被害者参加制度を利用して出廷していた。男は遺族に謝罪し、泣き崩れた。

 地裁は12月25日の判決公判で、男に懲役15年を言い渡した。

 裁判長は判決理由で「強固な殺意に基づく悪質な犯行」と指弾。情状をめぐる被告側の訴えを「被害者との生活に不満を感じていたにせよ、殺害に及ぶほどの事情とは到底いえず、身勝手だ」と一蹴した。

 男は「死ぬまで償う」との言葉を忘れなかったのか控訴せず、1審判決はそのまま確定した。


路上で「殺すぞ」…1人歩きの女性8人にわいせつ行為

2014-11-29 14:14:23 | 憎むべき性犯罪
路上で「殺すぞ」…1人歩きの女性8人にわいせつ行為 20歳の男追送検

2014年11月29日 9時13分

産経新聞

 深夜や早朝に1人で歩いている女性を狙い、わいせつな行為を繰り返したとして、京都府警は、強制わいせつなどの疑いで、住居不定、無職の男(20)=強姦致傷罪などで公判中=を追送検し、28日、捜査終結を発表した。

 容疑を認めているという。

 府警によると、男は昨年4月~今年3月、京都市左京区の路上で、深夜や早朝に1人で歩いていた当時16~29歳の女性8人に、突然暴行を加え、「殺すぞ」と脅し、わいせつな行為をしたなどとしている。

 逃走に使った車の目撃情報などから男が浮上した。

喜寿にしてフォーリン・ラブ!一休さんは悟りを開けなかったって本当?

2014-11-29 07:26:52 | 珍事件・事故・その他・コラム
喜寿にしてフォーリン・ラブ!一休さんは悟りを開けなかったって本当?

2014年11月28日 11時40分

マイナビウーマン


童話でも人気の高い一休さん。屏風(びょうぶ)に描かれたトラを捕まえるなどの「とんち」話で有名だが、これらは後世に作られたフィクションで、本当の一休さんはよい子の見本にはほど遠い人物だった。

悟りを開いたあかしに師から与えられた「印可(いんか)証」を捨ててしまうわ、戒律を破ってこそ人間だ!と詩に謳うわで、破門されなかったのが不思議なほどの破戒(はかい)僧で、77歳のときに50歳も年下の女性と同棲…「生まれ変わっても、また一緒に暮らそう!」と詩をよむなど、悟りとは無縁のお坊さんだったのだ。

■とんちよりも破戒がお好き?

「一休さん」のモデル・一休宗純(そうじゅん)は室町時代の人物で、1394年に生まれと記録されているが、「藤原のなにがしの子」とされるだけで出自ははっきりとしていない。17歳になると詩を学び、その生涯を閉じるまでに多くの作品を残す。

その後は名を宗純(そうじゅん)に改め、20歳のときに皆伝(かいでん)、つまり師から「もう教えることはなにもない」と言い渡された。

順調にエリート街道を歩んでいたが、21歳で人生の大きな転機を迎える。なんと病気で亡くなった師のあとを追い、入水自殺をはかったのだ。幸いにして一命を取り留めるが、これを境に奇怪な行動を繰り返すようになった。

27歳のときに、悟りを開いた証として印可(いんか)証を与えられる。ところが、師匠や兄弟子への反抗心から印可証を捨ててしまったというから、悟りどころの話ではない。それからは狂雲子(きょううんし)と名乗り、詩集・狂雲集(きょううんしゅう)にも、その生きざまがうかがえる詩を数多く残す。

たとえば、

【原文】持戒は驢と為る、破戒は人

【現代語】戒律を守るヤツはロバになる、守らないのが人間らしさだ

【原文】人境、機関、吾れ会せず

【現代語】人や境といった禅の教えを、オレは受け入れる気はない

と、リアル一休さんを絵本にしたら、ちびっ子たちには読ませたくない本に指定されそうなほど、反骨精神あふれるひとだったのだ。

■喜寿にしてフォーリン・ラブ!

破天荒な人生は時間とともにエスカレートし、晩年は酔っ払いのエロジジイと呼ばれてもしかたない状態で過ごす。喜寿と呼ばれる77歳のときに森女(しんにょ)という女性と同棲し、ろくに詩も書かずに過ごしていたのだ。

【原文】十年、愛におぼれて文章を失す~天然に即ち忘る

【現代語】この10年、愛に夢中で文学をおろそかにしていた~自然に忘れていたのだ

このとき森女は30歳前後だというから、半世紀もの「年の差婚」でもあり、禁止されていた結婚ではなかったにせよ「ハレンチなひと」と批判されたに違いない。のちに弟子達が作った年譜にも森女の記載はほとんどなく、消し去りたい経歴だったことを物語っている。

その後マラリアによって他界するが、療養中は後悔や未練に満ちていたようで、悟りとは真逆のウェットな辞世が多い。

【原文】夜深く、雲雨、三生を約す

【現代語】(森女にあて)生まれ変わっても、また愛しあいましょう!

【原文】誰か奏す、還郷、真の一曲

【現代語】(私が亡くなったら)誰か弔いの一曲を演奏してくれるのだろうか…

と、「そろそろ悟りなさい」と言われてもしかたない状態で88年の人生を閉じた。2013年・日本人男性の平均寿命が80.21歳なので、当時なら驚異的な長寿だが、それでも一休さんには物足りなかったようだ。

あわてない、あわてない。一休み。

■まとめ

・一休さんのトンチ話は、江戸時代に作られたフィクション

・27歳で悟りを開き印可証をもらったが、こともなく捨ててしまった…

・77歳のときに、50歳近く年下の女性と同棲

自ら「破戒の沙門、八十年」と記しているように、戒律を守らない破戒(はかい)僧として一生を過ごした。

にじみ出る反骨精神とパンチの効いた皮肉が、権力に屈しない「とんち坊主」の原型と知ったら、ちびっ子たちもびっくりするに違いない。