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男性宅に侵入、その寝顔・下着見ながら自慰繰り返した27歳男

2014-11-29 14:22:30 | 憎むべき性犯罪
男性宅に侵入、その寝顔・下着見ながら自慰繰り返した27歳男の“落としもの”…好みは40~60代、「憧れの男性教師」の面影追い

産経




27歳の男が好みの男性を尾行し、室内にまで侵入していた団地。男は、高校時代に憧れた男性教諭に似た中高年を求めていたという=神戸市北区

 神戸市北区で一昨年から、男性宅に何者かが侵入する事件が相次いだ。金目のものは盗まれていないが、枕元付近には「液体」が点々とし、ベランダに干していた下着にも「液体」らしきものが付着してパリパリに。被害者は一人暮らしの男性ばかりで、40~60代の中高年だ。犯人は何が狙いなのか。この不可解な事件で、兵庫県警有馬署は昨年11月、住居侵入容疑で27歳の男を逮捕したが、その供述は「好みのタイプを狙った」。忍び込んでは男性の寝顔を見て自慰行為にふけり、現場に痕跡を残していたという。一連の信じがたい犯行は、学生時代の「片思い」が引き金になっていたようだ。

謎の液体を残す犯人

 物音でふと目が覚めると、部屋を出て行く男の後ろ姿が見えた。追いかけたが、逃げられた。寝室に戻ると、枕元近くの布団にべっとりと付着した液体…。

 平成24年10月から昨年8月にかけ、神戸市北区の独居男性宅に何者かが侵入する事件が8件発生した。ある団地やその近隣に被害が集中していた。

 捜査関係者によると、犯行時間帯は深夜から早朝。何も盗まれていないのだが、複数の現場で犯人のものと考えられる遺留物が見つかっていた。体液とみられる液体だ。枕元付近の床や布団に残されていた。

 留守中の部屋だけでなく、住人が寝静まっている間に侵入されるケースもあった。住人が気付くと、刃物のようなものを突き付けたこともあったという。

 別の被害男性はベランダに干していた下着がパリパリになっていた。付着した液体が乾いたとみられる。

  有馬署は24年末に被害届を受理し、男性を狙ったわいせつ目的の犯行とみて捜査を始めた。被害者の似顔絵も作って住民らに配布し、情報収集に努めた。捜査の結果、被害が集中していた地域から、当時付近に住んでいた男が浮上。昨年11月、住居侵入容疑で兵庫県西宮市の無職の男(27)=住居侵入罪などで起訴=を逮捕した。

 男は逮捕当初、「覚えていない」と否認していたが、逃れようのない決定的な物証があった。現場に残されていた体液で、男のDNA型と一致したのだ。

 最初の逮捕容疑は昨年8月、無施錠だったアルバイトの男性(66)宅に未明に侵入したというもの。当時、被害者の男性は眠っていたが、ふと目を覚ますと、男の後ろ姿だけが見えた。男性は泥棒だと思って追いかけたが、姿は確認できなかった。枕元近くの布団には、液体が付着していたという。

 この液体は、男が現場で自慰行為をした後に放置した体液だった。男性の寝顔を見て自慰行為にふけった後、なぜか処理をすることもなく現場に証拠を残していた。

 さらに昨年12月、有馬署は住居侵入と窃盗容疑で再逮捕。再逮捕容疑は平成24年10月、深夜に無職男性(65)宅に侵入し、ベランダに干していた下着1枚を盗み、昨年7月には別の無職男性(45)宅に早朝侵入したとしている。

 いずれの現場にもやはり、男の遺留物が残されていた。男は65歳の男性の下着を見ながら自慰行為をし、その下着に体液を付着させて元通りに戻していた。発見時はパリパリに乾いていた。45歳の男性の件でも、枕元近くに体液が点在していたという。

ターゲットはあこがれの教諭似の男性

 捜査関係者によると、男は「(被害に遭った男性らと)エッチをしたかったが勇気がなかった。エッチをしているところを想像して自慰していた」と供述したという。

 

 見た目はおとなしそうというこの男は有名大学の大学院を出たといい、国家公務員を目指して勉強中だった。「男性」に目覚めたのは高校生のころで、当時の高校の男性教諭に憧れたとされる。今回も「先生に似たがっちりした人を狙った」と供述しているという。

 3年ほど前から風呂をのぞくなどしていたが、次第にエスカレートして家に侵入するようになった。好みの男性を見つけては自宅まで後をつけ、施錠するときの音の有無で、忍び込めるかどうかを確認する念の入れようだった。

 当初は、男性の寝顔を見て自慰するだけだったが、物足りなくなったのか、ついに強気の行動に出た。

 24年12月、家から刃物を持ち出して神戸市内の会社員の男性(52)宅に侵入したのだ。テレビをつけたままうたた寝していた男性が物音に気付き、男と鉢合わせになった。もみ合いになり、男は逃走した。

 この事件については1月14日、住居侵入と暴力行為法違反容疑で再逮捕された。3度目の逮捕だった。

 高校生時代に憧れた男性教諭を忘れられなかったことが犯行の背景にあるとはいえ、自分の欲望のために法を犯すこともいとわなくなった男。被害者にとっては身の毛もよだつような不気味な犯行の数々だ。有馬署は捜査を続け、余罪の裏付けを進めている。

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