navikuma のブログ 陽炎のようにゆらめく景色のなかを走行中です。

ユーラシア大陸の端っこからのたわごとです。

似てませんか?

2012年03月10日 | たわごと
これはすべて!アンバー(バルト海沿岸で採れる琥珀)で作られた神棚です。
ヘブライ語で”主よ”という表札が掲げられています。
数年前、ワルシャワ旧王宮を訪ねた時に展示してあったアンバー美術品や装飾品のうちのひとつです。
ある裕福なユダヤ商人の所有するものだったと。
宝石だけで作った神棚!
世の中の富が吸い寄せられた結晶のように見えます。
そんなところに神様がいるのだろうか?
いるとしたらどんな神様なのか?
世の富ばかりではなく光も吸い込まれていくような存在感をもって鎮座していました。

他方、わが国にもある神棚、作りも雰囲気も似ていませんか?
方やヒノキや檜葉材の白木で作られているので簡素で清浄が大事、仰々しさや豪勢さはかえって卑しむものです。
ところ変われば品変わるということなのでしょうか。

あの方達もパンパンと拍手を打って神様を祀るのでしょうか?
そして何を祈り捧げるのか?
あの方達にも本家と似非がいるようなのでそれは”神のみぞ知る”でしょうね。