ランギロア 南の島の写真館は10月で閉店しました。

タヒチ、ランギロア島 島の小さな写真館は店じまいです。

これだから、最後の楽園。

2014-06-25 | 村の人々

店を閉めた後、納品に行ったらちょうどコプラの積み出しをやっていました。アヴァトル・パスの向こう側、ラグーン・ヴェール方面から来た分なんでしょうか?それとも環礁の反対側、リーフアイランド側かな?


左に見える艀?からせっせと麻袋に入れたコプラを運びます。茶色のワンコ達は、この家族達のワンコで一緒に艀の乗ってきたんでしょう。
袋の移動に、と言うか飼い主の仕事に合わせて数匹のワンコが右に左に・・・・・・


はい、ここで計量です。彼女がいつもオホトゥだったり、マリーナだったりでやっていますから、ランギロアでは彼女が積み出しの監査官なんでしょうね。
正式になって呼ばれているんだろうか?コプラの等級&計量を基準にもとづいて公平公正にやるんでしょうね。
ちなみにこの麻袋には赤いタッグが着いているのが分かりますか?


こちらが、計量脇の事務方、妹さんです。彼女が記入しているタッグ用紙は緑色。これは、プルミエ・カリテ(一等品質)用です。
茶封筒の中には赤いタッグ用紙が入っていました。こちらがドゥージエム・カリテ(二等品質)用です。
コプラが水分に触れたりしてやや変質した物ですが、搾油可能な物と言う事です。
これ以下の物は買取不可。


計量後トラックに詰まれたコプラ。「ミナ!!撮って撮って」って「カリテはどっち?」って聞いたら。
右手はプルミエ、左手は・・・だって。おやじも人ごとではないんです。最近記憶力がまじやばい・・・等級外かも。


こちらは・・・シャトン、子猫ちゃん!!全部で5匹だったかな?!こちらが積み出しではなく、逆に村からセクターに行きます。
ペット兼ネズミ退治用なんでしょうね。トラックの上の兄ちゃんはしきりに「****だよ!」ってふざけていましたがね。

このコプラの買取、1Kgあたりプルミエ・カリテなら130cfpだったかな、非課税と聞いてます。
グローバルな買取価格は今80cfpあたりだと思います。援助金が上乗せされてます。このお金はどこからくるんだろう?
エア・タヒチヌイも凄い金額が援助されていると聞いたしな・・・核実験が終わりタヒチづっとは大変だ。