ころころと天気が変わるここ二週間ほどです。
かみさんのブログにも書いてあるけど、マイタイのマネージャーとの食事で以前から気になっ
ていた事に確信を持ってしまいました。
ランギロアって綺麗な島なんだろうか？18年近く住んでいてそこは既に「第二の故郷」になっています。物心ついてからとなると一番長く住んで
いる場所になったランギロア・・・おやじやかみさんにとっては間違いなく居心地の良い島です。生きて行く為の仕事が在る。二人が暮らせる家
（借家です）がある。何より、安心して暮す事ができます。
では、旅行で来る方にはどうなのか？ダイナミックなラグーン、世界中のダイヴァーが憧れる海があります。でもそれに甘んじているのでは、
村の景観は？道路は？海が荒れた時に旅行者が楽しめる何かがあるか？もっと言えば、「旅行者に楽しんでもらいたい、来て欲しい！！」と
言う島一丸となった気持ちはあるのか・・・・・
もちろんおやじの写真館にも言える事なんですがね。元気をくれるランギロアの海やラグーンに助けられて努力する事を忘れてしまっていない
かなと心配になってしまいました。
日本からせっかく来てくれたお客さんには幸せな気持ちで帰って欲しいし・・・・・
世界中の観光地が必死になって集客に血潮を注いでいるこの時に何をしたらいいのかなと思ってしまいます。
「エルメスのバッグは、ルイヴィトンのバッグの様に売ってはいけない」おやじが考える基本はこれです。
と、こんなに意気込むのも実は、日本から届いた「龍馬伝」を見たせいかもしれません！！いや～～～、のめり込んでます。
しかし、ほんとに列強の植民地に成らなくてよかったなと思います。天竜川を挟んで、フランス領とイギリス領になっていたりしたらと思ってしまいました。
かつてはタヒチはフランスの植民地でした。おやじが本を読んで得た知識では、タヒチ島のポマレ王朝が他の島の部族との争いに
終始符を打ってタヒチを統一する為にフランスの軍事力が欲しくて条約を結んだそうです。（？）
龍馬ずいているおやじには、雲まで龍に見えてしまいます。