のち
のち
最近、注文が少ないのであまり写真を撮ってませんが、今日はクリスマス・ミサの出張撮影依頼がありました。
子供の洗礼式です。
約束の時間では、まだまだミサは終わりそうにないので教会の周りで時間をつぶしました。
敷地に生えている「タマヌー」の花、蜂がせっせと蜜を集めています。この丸い実がタマヌーの実（そのはず？！）です。
教会の中が暑いせいか、二人の人が外に出ていました。一人は、車に乗って待っている若い兄ちゃん、もう一人は、マリウ
ス君です。 もう３年になるかな・・・証明写真代払ってないな～～～って思いながら近づいて挨拶をします。すると、彼から
「・・・ミナ、凄く前になるけど払ってない代金が・・・」と言いながらお金を渡してきました。
おやじにとっては、奇跡と言うか、あるいは最近、売掛がらみで「・・・タヒチ人は・・・」と思いだしたおやじへの神様のメッセー
ジかもしれません。 信じる者は救われる。
「月末に・・・」と言われてもその月末は今月でも来月でもないけど、いつかかならずやってくると・・・・
昨夜の鴨の丸焼きの食べ過ぎでいま一つ調子の悪いおやじは、この一件ですっかり元気になりました。単純な奴なんです。
しばらくしてミサも終わり、最後の書類へのサインの時間。以前ラミネートを頼まれた聖書（もちろん断りました不可能です。）
と再会です。イエス生誕のジオラマ（？？？）も宝貝で飾られていてこちららしいです。
ミサとは関係なく生きる糧を釣る人・・・のんびり、ちょっとだけ複雑に流れるランギロアの時間です。
ミサが終わり帰る人、買い物して戻る人、・・・珍しく車も少ない静かな村の一本道です。