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NativeInstruments製品とテクノとデジタルの日々

OpenSound Control with Reaktor(Part2.1)

2005-03-04 13:40:33 | digital music
Part2に一部追記したいと思います。

OSC messageのMIDIの部分ですがReaktor3.0.5用のドキュメントがここ
http://barely.a.live.fm/pd/OSC/r3osc-2.html#max
にあります。日本語で解説しておくと後々役に立つかもしれませんので書き加えておきます。


∥【OSC messageによるMIDIコントロール】

∥ ・MIDI CC(コントロールチェンジ)
∥ /MIDI/channel/MIDIチャンネル番号/control-change_CC番号_数値

∥ ・MIDI PC(プログラムチェンジ)
∥ /MIDI/channel/MIDIチャンネル番号/program-change_プログラムチェンジ番号

∥ ・ノートオン
∥ /MIDI/channel/MIDIチャンネル番号/note-on_MIDIピッチベンド値_ベロシティ値

∥ ・ノートオフ(ノートオンベロシティ値を0にする)
∥ /MIDI/channel/MIDIチャンネル番号/note-on_MIDIピッチベンド値_0



※1: 「_」アンダーバーは半角スペースです
※2: 太字部分は値が変更できる部分です

という感じで、上記のリンクにもありますがOSCにおいてMIDIコントロール系は現状では非常に限られます。

MIDI implementationでいうところのモードメッセージやエクスクルーシブ等は厳密には対応していません。
アフタータッチやチャンネルアフタータッチにも対応していませんのでMIDIで微細な表現を行う設計ではないのかもしれませんね。
ひょっとしたら別のOSC messageやtime tagを使ってくれという事かもしれません。この辺の経緯は分かりません。今後revisionが上がる事があると変わる可能性もあるかもしれません。

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OpenSound Control with Reaktor(Part2)

2005-03-03 00:15:52 | digital music
OSC解説第2回目です。

前回は対応アプリの紹介だけで終わってしまいましたが、少しずつOSCの中身に触れていきたいと思います。
あまり深く掘り下げるつもりはないので、期待せずに読んで頂ければと。

まず、OSCが対応するネットワークの説明です。OSCはOSIモデルでいうところのトランスポート層をデータ(例えばMIDIのCCやnoteの様な情報)がOSCパケットというデジタルデータの形でネットワーク中を流れます。
プロトコル自体はTCP/UDPどちらにも対応しているようなのでデータを厳密に送りたい場合はフロー制御や再送制御のあるTCPで通信、とにかくがんがんストリーミングしたいぜ!といった場合はUDPで通信という風に実装上で選択できそうです。

OSCのドキュメントによるとプロトコルとしては以下の様なネットワーク構成を想定しているようです。

・LAN内の各ホスト同士による通信
・LAN内のマシンのPeer to Peer(一対一)による通信
・WANによる通信(主にインターネット)
・スタンドアロンのホスト内通信

で、OSCではネットワーク上を流れる情報の単位を「OSCパケット」と呼んでいます。
OSCパケット自体はTCP/IPネットワーク上をサーバ・クライアントモデルでデータが送受信されますから、OSCを走らせるマシンはIPアドレス(ホスト)とポート番号(アプリケーション)で一意に特定しておく必要があるでしょう。

ReaktorのOSC設定項目でもIPアドレスを指定する欄があります。自ホストの設定はWindowsの場合は「ローカルエリア接続のプロパティ」の「インターネットプロトコル(TCP/IP)」で設定した情報が自動的に登録されます。ネットワーク設定に関しては実装依存になりますから、DHCPで自動的にホストを割り振るような使い方もできるはずです。
相手先ホストの指定は同じサブネット内の場合は「scan」ボタンを押すと探してくれます。WANによる通信、いわゆるインターネット上で通信したい場合は、通信相手のIPアドレスとポート番号を指定する必要があります。

さてOSCパケットの中身についてですが、OSCパケットは必ず8bytesの4の倍数の単位のバイナリの形でネットワーク上を流れます。パケットのヘッダー(最初のbytes)には必ずはっきりと識別できる「OSC Message」か「OSC Bundle」のどちらかのタイプのメッセージが付きます。

「OSC Message」は”/”スラッシュからはじまる「OSC Address Pattern」というメッセージからできています。MIDI的な情報はその後ろに続く「OSC Type Tag String」の引数で設定します。

「OSC Type Tag String」は例えばiであれば整数演算を、fであれば浮動少数演算といった意味になります。MIDI的なメッセージとしては以下にいくつか挙げておきましょう

--------------------
t OSCタイムタグ
c アスキーテキスト
r RGB表記によるカラー表記(32bit表記)
m 4バイトのMIDIメッセージ:port id, status byte, data1, data2の形式)
--------------------

というような感じのコントロールメッセージが「OSC Message」になります。

もう一方の「OSC Bundle」メッセージですが、こちらは "#bundle"というOSC文字列に続く「OSC Time Tag」から構成されるメッセージです。Time tagに関しては
http://www.cnmat.berkeley.edu/OpenSoundControl/OSC-spec.html#timetags
こちらに詳細がありますが、要は同期関係を司るパラメータのようです。


かなり長文になってしまいました、ちょっとblogでお伝えするような内容じゃナイヨウな気がしてきました。まだまだ続きそうですが、今回はこの辺で終わりにしておきます。

次回は実践編に進んでみたいですが、なにぶんネットワークと相応の機材が必要ですので時間が空いたら更新していきたいと思います。


*1 ちなみにOSCはオープンソースですので以下からソースをダウンロードできます。
http://www.cnmat.berkeley.edu/OpenSoundControl/src/libOSC/
ライセンスに関する記述がみあたりませんがバークレーなのでそれはもうオープンなのでしょう。

*2 OSC documentを見ながら適当に書いていますのでどこか間違えがあれば御指摘いただければ幸いです。


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OpenSound Control with Reaktor(Part1)

2005-03-02 00:03:42 | digital music
Reaktorのver3から実装されているプロトコルにOSC(OpenSound Control)があります。

メニューでいうと「System>OSC Settings...」で見ることができますが、リアクターマニュアルでも5ページしか記載のないこのOSCとは一体何者でしょう?

これはカリフォルニア大学バークレー校の(もうこの単語が出た時点でオープンでソースな雰囲気が漂います)CNMAT(Center for New Music and Audio Technologies)「音楽とテクノロジーを研究する自由人たちの集まり(超意訳)」によって生み出されたTCP/IPベースによるコンピュータ、シンセサイザー向けのプロトコルです。

シリアル通信で32k/sec程度しか帯域のないMIDIに比べて、TCP/IPベースにすることでより自由度の高い実装を行うことが出来る、これがポイントでしょう。つまりRJ-45の口(イーサネットですな)がついていればプラットフォーム関係なく通信できる、しかも低コストで…まさにバークレーが考えそうなプロトコルです。

MIDIはヤマハ等の音響機器メーカーによって作られた規格でしたが、OSCはまさにUNIXに対するLinuxの様な関係とも言えなくもないとも思います。

さて規格があってもアプリがなければただの絵空事になってしまいます、OSCに対応したアプリケーションはどんなものがあるのでしょうか、詳細はOSCのページにありますが、メジャーなものとしては以下の通りです。


・Intakt
・Reaktor
・Traktor
・Max/MSP
・Pd
・SuperCollider

・Flash
・Java
・Perl
・PHP
・Ruby

下段はスクリプト系になりますが、これらはモジュールという形で実装することが出来ます。
リンク切れでやる気のないモノもいくつかあるみたいですが…

で、このOSC一体どんなことが出来るのか?という所を少しばかり解説したいと思いますが紙面がつきましたのでまた次回に…(webの意味ねぇ

#OSCの情報は非常に限られると思います。検索するときはキーワードとして"OSC"や"OpenSound""Control"の文字列で検索すると効率的です。(日本語情報はほとんどありませんが)

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MDR-7506生産終了

2005-02-27 04:06:53 | digital music
ここによるとSONYのスタジオヘッドフォンMDR-7506が生産終了になったようです。

昔は国内で販売していなくて個人では入手が面倒だったんですけど、当時ProAudioMLで共同購入したものを今でも大事に使っています。まぁ、今となっては何というものでもないんですけど。ケーブルがカールコード仕様のヘッドフォンって意外に少ないですよね。


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映画「moog」

2005-02-11 14:58:59 | digital music
映画[moog」公式サイト

あ、どうも。更新少ないです。

電子楽器映画でテルミンときたら次はモーグですというところでしょうか。テクノ・エレクトロニカのラインからですとKirk Degeorgio位しか使ってる人を知りませんけど。自分はARTURIA MOOG MODULARあたりでお茶を濁す程度で充分な気がしますそんなmoogです。でも、好きな人は好きなんだよなぁ。
テクノよりプログレってイメージが大きいですね。

映画に伴って日本では業界のmoog好きによる(かなりベタな人選ですな…)トークショーがあるそうです。3/3の松武さんと氏家さんのは聞いてみたい気がする…
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動作環境報告

2005-02-04 13:16:18 | digital music
明けましておめでとうございます。昨年末に音楽用のPCを自作しました。
動作環境報告させていただきます。

【CPU】Pentium4 530 BOX 3.0GHZ LGA775
【M/B】INTEL D915GAV 
【CASE】VTEC V770CAG1.1 (ATX ミドル)
【電源】型番忘れました 8000yen程
【メモリ】samsung PC3200 CL3 512M*2
【HD】型番忘れました 日立製 SATAもの 80G
【ビデオカード】オンボード
【オーディオI/F】RME 96/8 PST PRO

冬ボーでましたが、貯金したかったので安くおさえるつもりでした。
本体は7万程ですみましたが、オーディオI/Fが4万程したので結局10万以上かかりました。

結果、CUBASEに録音する際や重たいENSを動かすと発生していた
プチノイズはまったくでなくなりました。
これは間違いなくCPUのスペックが原因だったと思います。

s3000xl18mb(TK)

KORG OASYS @ NAMM

2005-01-21 10:40:44 | digital music
Korg OASYS Open Architecture Synthesis Studio

KORGのプレビューページ

こちらも大物。20世紀後半に一瞬話題になって、もはや誰もが忘れかけていたOASYSが登場です。見た目、TRITONのすごいのにしか見えないところは気のせいでしょうか?

この写真で液晶ディスプレイのサイズが10.4インチなので本体サイズは相当大きいことが予想されます。

ポイントとしては

・Linuxベースの新型OS
・KARMAのインターフェイスを内蔵
・USB2.0/40GBHD内蔵によるPC連携(アカイの1000/3000読めます)
・HD-1(172ボイス、616MBのPCMシンセ)
・WAVESTATIONを進化させたアドバンスドウェーブシンセシス
・AL-1(ステップシーケンサ内蔵のアナログモデリングシンセ)
・CX-3(KORG CX-3トーンホイールオルガン内蔵)
・新しい、EXs(EXPANSION SAMPLES)、EXi(EXPANSION INSTRUMENTS),EXf(EXPANSION EFFECTS)による拡張

等など盛りだくさんの内容。しかしOPENアーキテクチャーを謳うなら今時VSTと連携できたりしないと厳しいと思いますがいかがなものでしょうか。仕様はサードパーティに公開されるのか等も気になるところです。


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Roland V-Synth XT @ NAMM

2005-01-21 10:25:02 | digital music
Roland V-Synth XT

いきなりきました。大物です。

Rolandから久々のピュアハードウェア音源モジュールです。見た目4UラックですがJP-8080のようにデスクトップでの使用も可能のようです(チルトアップする模様)。ポイントを挙げると

・タッチパネルによる液晶ディスプレイ
・拡張された音源方式(サンプリングも可能)
・USB対応
・外部入力に対するオーディオプロセッシング
・VC-1 (D-50 emulator)、 VC-2 (Vocal Designer)内蔵

等など、現在の技術で考えられるモノは一通り詰め込まれてますね。特に従来のV-Synthでは排他使用になってしまっていた、リリース済みのD50とVC-2(VPボコーダのエミュレーションでしょうか?)がビルトインされたのはかなりの高ポイントです。

久々に国産でこういうものを出してくれると嬉しいですね。

RolandからNAMM出展商品のプレスリリースが出ています。

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MONOMACHINE SFX-6値下げ

2005-01-16 23:05:15 | digital music
MONOMACHINEの国内価格が大幅改定で現在の為替レートに準拠した形になりました。いくらなんでも定価30万オーバーは今時じゃ売れません。といっても現地価格$1950しますんで福産の国内価格も税込みで20万弱なわけで会社員が買うには即死クラスの値段ですけどね。でもがんばっていきたい!

あと最近はLinuxザウルスのHDが乗ったやつも欲しい感じです。もちろん音楽用途にも使えるっていう名目ですよ。Windowsもういいっていうのもありますけどね。

PS 生きてんの?>Promix & S3000xl18mb

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MSXを買ったのは16才の時もちろん音楽をやるためでした

2005-01-05 23:58:53 | digital music
私は14才の中1の冬でした。
もちろんゲームをやるためでした。>レイドック

あけましておめでとうございます。みなさん、今年もよろしくお願いいたします。
年末年始全然更新できませんでしたが、nativlogの更新は会社の暦どおりって感じでよろしくお願いいたしますです。

さて、新年2発目は某掲示板で拾ったお宝画像ですが、いやね私も年末に自スタジオの大整理を行ったんですが出てきたんですよねMSXが。あとPromix氏に送りつけられたSEGA SC-1000も。もう捨てようかと思ったんですけど収納の本を捨てたらちょうど空間が空いたのでそこに入れられて延命しました。もう何回目の延命だよって感じですけど、みなさんもこの辺の話は共感いただけるのではないかなー。

あー、バーチャルボーイとリンクス箱で持ってるあなた(ていうかおれ)そろそろ捨てないと同居人さんにお尻ぺんぺんされますよー

PS 生きてんの?>Promix

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ヤマハがsteinbergを買収

2004-12-23 13:43:45 | digital music
ヤマハのニュースリリース

ProMix氏のマイホーム購入に続いて(アップ遅れましたが)衝撃的なニュース。

でも、そんなに驚かないところが不思議です。steinがヤマハ、e-magicがAppleということで2大勢力は結局業界大手資本に飲み込まれた形ということで落ち着きました。これは我々ユーザーにとっては、毎期決算報告が出るごとにホストアプリベンダの行く末=消滅にビクビクしなくてもよくなるはずという観点からすると歓迎すべき事でしょう。

既にヤマハとステインは春にSTUDIO CONNECTIONSで技術面で提携関係にありました。この辺に関しては藤健氏のAV WATCH記事がタイムリーな話題として取り上げていますのでご参照下さい。

今後はヤマハのハードに関してはcubaseSX/NUENDOとの親和性が高まるのは確実でしょう。SX内でのヤマハハードウェアのトータルリコールができるということで、同社の機材所有者には悪くない話だと思います。また、STUDIO CONNECTIONSのSDKは無償でオープンされていますので各ベンダに動きが広がる可能性もありますね。


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MPC4000 FORAT CUSTOM MODEL

2004-12-20 16:07:08 | digital music
AKAIネタをもうひとつ。

MPC4000のカスタムモデル「MPC4000 FORAT CUSTOM Type A/B」が各1台限り630,000円の超激安特価。kakaku.com最安値をはるかに上回る激安プライスで奉仕中!

とまぁ某特価情報サイトみたいな感じで紹介してみました。アマゾンのポイントはつきません。あとポイントついて実質価格いくらとかいう紹介はやめてほしいですたい。全然関係ない話ですみません。

AKAI MPC2000XLのマルチカードドライブ有償換装サービス実施

2004-12-20 15:53:20 | digital music
AKAI Pro

MPC2000XLのマルチカードドライブ化の有償交換サービスが実施されるようです。これでXLユーザーはwav形式のファイルをリーダで読み書きするだけでファイルのやり取りができます。SCSIともおさらば。なんでこんな時期にという疑問点もありますが、過去の製品を大事にするこういうAKAIの姿勢ってなかなか他のメーカーは真似できないもんです。だから、AKAI製品が手放せないんですけどね。くそぅ。

ところで我がZ8のバージョンアップはどーなっちゃってますか?ストリーミングの約束覚えてまっか?3年越しで期待して待ってますよ。あとHDからの直接プレビューもできるようにとっととバージョンアップ出して下さい。ほんとに。

CubaseSXオーディオ編集について(オーディオをsampler風にループさせる)

2004-12-16 03:12:13 | digital music
CubaseSXユーザの皆さんこんにちは。私はCubaseSX2を使い始めて半年以上たちますが、オーディオを自分なりにどう扱うかを課題としています。私としては2小節程のオーディオをsampler風にループさせて製作していく方法を理想としています。というのもやはりVSTプラグインがデフォルトでも充実していると思うので、これで音作りして今までメインで使っていたAKAIのsamplerのようにオーディオをループさせていけば自分なりにCubaseSXを使えるなと目論んでいました(それならソフトサンプラー使えと思われるでしょうけど)。ただ、オーディオをループさせるのってけっこう難しくないですか?つなぎ目でぶちぶち言うし。samplerみたく上手くいかないですよね。で、今更ここに書くのもどうかと思いますが(あと今月号のサンレコにも載ってたけど)、私はCubaseSXのクロスフェードという機能を使いループを組んでいます。クロスフェードはループの不自然なつなぎ目を取り除いてくれます。私のやり方はこうです。①サンプルエディタでループしたい部分を選択②ちょっとお尻の部分をのばす(これでループさせてみるとブチブチ言わなくなる)③クロスフェードをかける④たまにディレイをかけてごまかす で、出来上がり。ここら辺は、初歩的なことかもしれません。けど、私の場合はReaktor(他のプラグインも)覚える前にホストアプリ一人前に使えるようにしろ!ってタイプですから、CubaseSXを自分のものにしたいですね。あと、ユーザの皆さんのオーディオ編集技を是非教えてください。

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s3000xl18mb(TK)