今日は何色?

保護猫、ななも7歳。
大人になり落ち着いてきましたけど、まだまだ遊ぶの大好きです。

夏のおでかけ3日目は足立美術館へ

2024-08-28 13:16:29 | 2024年夏の旅

台風があんなに遠くにいるのに影響を受けている地域が多くて心配です。

旦那さんも出勤しましたけど、大渋滞だったそうで2時間近くかかって会社に着いたそう。

途中で帰ってきてリモートにすれば?と思いましたけど、今日はそういうわけにいかないようです。

通勤だけでお疲れ様ですわ。

 

さて、夏休みの旅ですけど3日目は朝食を食べたらすぐ出発しました。

目的地はここ。

足立美術館です。

ここへはかなり前にも来ているのですが、その時はざざっと見ただけでじっくり見ませんでした。

足立美術館と言えばお盆中に再放送されていたそうですけど、庭園が有名です。

21年連続でアメリカの日本庭園専門誌でトップに輝く庭園。

前回はとにかくその庭園が見たくて。

その時はまだ若かったので美術品を楽しむなんて心がありませんでしたが、この年になってようやく美術館巡りを楽しいと思えるようになりまして、旦那さんにお願いして足立美術館をゆっくり見ることを行程に入れてもらいました。

本当なら茶室で・・・だったのですが残念ながら茶室は改装中。それも7月に始まったばかりでいつ終わるかは現時点で未定だそうです。

 

足立美術館は9時オープン。

チケットは前日にコンビニで購入していたので、オープンとほぼ同時に入場しました。

まだ空いているので写真も他のお客様が入ることなく撮れました。

 

枯山水庭

 

数時間後の枯山水庭。

 

 

苔庭

 

こちらから見える庭園は、「生の額絵」。

窓を額縁に見立てて1枚の絵のように撮影できるのにしませんでした。

白沙青松庭

生の掛軸

 

 

足立美術館は、庭園の写真はいくらでも撮影できますが、美術品の写真撮影はできません。

私が見たのは、

・大正中期から昭和初期に描かれた個性あふれる多彩な日本画「夏期特別展 100年前の日本画」

・群青鮮やかな富士が印象的な『夏之不二』などを展示した「夏の横山大観コレクション展」

・以前訪れた際にはなかった魯山人館で「北大路魯山人コレクション」

・林義雄、鈴木寿雄、武井武雄、川上四郎、黒崎義介、井口文秀の6名の描いた「童画コーナー」

・新館特別展 「現代日本画名品選Ⅱ躍進する画家たちー院展同人の新鋭を中心にー」

そして足立美術館創設者「足立全康」の歴史コーナー。

なぜ島根県の小さな街にこの多くの横山大観の作品をはじめ、近代日本画の傑作や魯山人の作品が揃い、素晴らしい庭園があるのかを足立全康の歴史コーナーで知ることができました。

詳しく書かれた足立全康の歴史を読むととても興味深く、かなり商才を持った人物だったのだなと知りました。

横山大観の作品をこんなにたくさん持っている理由も知りましたし、名前だけは知っていた横山大観がどんな人だったのかも、夫婦で興味深く読みました。

 

全てじっくり見終わりもう一度庭園へ戻ると、そこはお客さんでいっぱいでした。夏休みですからね、お子さんからお年寄りまで多くのお客様がいらしていました。

きっと小さなお子さんにとってはつまらないかもしれません。広い館内ですけど、走り回れないし大きな声も出せない、大人に連れられてきているでしょうから、つまらないと思います。

でも、お庭でも童画でも普段見ることのできないものを見る機会を得たのだから、何か1つでもこころに残ってくれたらいいなあと思います。

小さいころから芸術に触れるのはとても良いことですから。

「美術大嫌い」の私も、子供の時に美術に触れていたらもう少し上手に絵が描けたかもな~。

 

ちなみに私は横山大観の「夏之不二」が頭から離れません。印刷されたハンカチや扇子などが販売されていたのですが、購入すればよかったと帰ってきてから後悔。

 

とても充実した時間を足立美術館で過ごし、外に出ると暑い・・・。

こんな暑いのに、暑い場所に行こうとする私たち・・・。それはまた今度。



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