今日は何色?

保護猫、ななも6歳。
大人になり落ち着いてきましたけど、まだまだ遊ぶの大好きです。

なな、日本動物高度医療センターへ行く。

2018-02-11 16:04:12 | なな0歳

昨日、ななを連れて日本動物高度医療センターへ行ってきました。

前日22時から絶食です。

お水は少しならいいということでしたけど、あまり飲ませませんでした。

8時ころに家を出る予定にしていたので、7時過ぎまで寝てました。

早く起きると、お腹空いた~とアピールするのはわかっています。なるべく早く、車に乗せたい。

前日、22時ぎりぎりに結構食べさせたけど、お腹はすきますからね。

起きたら食べたい食べたいと追いかけてくるななを遊びでごまかし、出かける支度をして出発です。

ななは、車の中でも食事ができる子ですから、アピールはすごい。だけど、なんで車に乗ってるんだ?

という気持ちにはなったようです。しばらく鳴いたけど、静かになりました。

 

日本動物高度医療センターへは10時過ぎに到着。

問診表を書いたりして待っていると予約した10時半を少し回ったところで呼ばれました。

先生は消火器・泌尿器専門のK先生。大きくて優しそうな先生が、小さいななを触ります。

体重は3.2キロ。

ななのベスト体重かどうかわからないので聞いてみると、骨格もしっかりしているし、あばらを触っても

ガリガリではないしこのくらいがちょうどいいと思うと(もっとちゃんとした言葉で話してくれましたよ)。

ななは、3.2キロ~3.3キロくらいがベストみたいです。3.4キロになると後ろ姿がボテっとするので。

 

K先生には、どういう経過で膀胱炎が見つかり現在に至ったか説明。

この時食べていたフードの履歴も話します。

失敗したなと思ったのは、フードの名前をきちんと正確にメモしていかなかったこと。

先生が調べてくれたから確定したけど、ドクターズダイエットのことは言い忘れちゃったし、

失敗でした。

後は、おしっこをしたシートの写真や砂を持って行かなかったことは悔やまれました。

膀胱・膀胱炎の話が絵や言葉で説明があり、こういう検査をします、という話と大体の費用の話がありました。

まあ、それくらいかかるのは覚悟の上でしたのでね、いいんです。

 

 

 

検査の間、私たちは待合室で待機。

先生からは午前中いっぱいはかかりますと言われていたので、置いてある雑誌やオリンピックを見ながら待機。

ここにはサービスでお水・ブレンディ・紅茶・緑茶がいただけます。

飴もありました。

途中で採血の結果が出たので、先生が持ってきてくれました。

右は火曜日の検査結果。

検査方法が違うので、基準値が若干違うけど、火曜日に高かったP(リン)は標準値、

カルシウムも高かったのに標準です。

どうして火曜日に高い数値がでたのかはわかりません。

ナトリウムにHが付いていますが、標準値が150=165なので、1だけ高いから

あまり気にしなくてもいいかなと。

この結果だけみると血液検査には問題がないようです。

 

さらにしばらく待っていると、看護師さんがななを連れてきてくれました。

検査そのものが終わったので、あとは飼い主さんと待機だそうです。

おしっこが採れたか心配でしたが、看護師さんに聞くとちゃんと採れたと。

よかったです、だって前日から絶水状態で、朝におしっこをした形跡があったから、

2センチ以上溜まっているとは思えなかったし、それでも採尿できる技術がここには

あるのだろうから。

 

他の患者さんはワンちゃんが多くて、みんなリードに繋がれて外に出ています。

なので、ななにもリードを付けて抱っこしました。1週間の間に2回も採血されて、

痛い痛い痛い思いをし、膀胱に直接針を刺されるなんて、よく頑張りましたから、

抱っこして褒めてあげました。

かかりつけの病院だと、私や旦那さんがあやしたり、知っている看護師さんがあやして

くれるけど、ここは飼い主は入れないし、知らない先生、知らない看護師さん、知らない場所で

怖かったと思います。

ホントに頑張った、なな。

のども乾いたし、お腹も空いてます。ご飯とお水をあげるとしっかり食べていました。

 

またしばらくすると今度は診察室に呼ばれて先生のお話を聞きます。

レントゲン写真からは異常がないことがわかりました。

尿検査は予想通り。

右は月曜日の結果。

今回も血尿は出ているし、蛋白も潜血も3+。赤血球も高いです。

 

 

結論だけ言うと、「膀胱炎の原因は不明」でした。

だけど、1つ新たに分かったことがあります。

画像はありませんが(写真撮ってくればよかった~)、高エコーを見せてもらいました。

 

膀胱(旦那は尿管だか尿道と聞いたみたいだけど)に白い小さな点々と輪っか状の白いものが。

本来はないものだそうです。

これは先生の予想でしかないのだけど、白い点々は結石、輪っかは結石によって傷つき炎症をおこしたのでは?と。

この炎症は今はないようで、どうやら一番初めに膀胱炎じゃないか?と気づいたころにできたものではないか?と。

気づいてからは薬やご飯で治療を始めているので、そのころに比べたら頻尿も血尿も落ち着いていて、目に見えてわかる

血尿が出たり出なかったりなんです。

多分ですけど、結石ができやすい子のようです。

ただフードをちょっと普通のものにするとすぐ出ちゃうので、食べ物を気を付ける、定期的な検査で様子を見る、

腎機能の弱い子のようだから、腎不全などを起こす可能性が高い。

 

私たちに説明してくださった後に、かかりつけの先生へ電話をしてくれて検査結果や見解をお話してくれました。

その際、尿検査を1つ追加することになったそうで、その結果は1週間~10日かかるそうで、結果が出たら連絡を

くれるそう。

 

疲れて帰ってきたけど、薬の話をしなかったことを思い出したので、かかりつけの病院に連絡して、薬を取りに行きました。

診察はないのでななと旦那さんはお留守番。

 

先生からは「原因がわからなかったことが残念、そこが一番知りたかったのに。結局わからずに申し訳なかった」と

言われました。

いやいや、そんなことはないんです。結石ができやすいことが画像からもわかったし、2人の先生が話をして

ななのことを考えてくれたことがやっぱりありがたいし、猫の膀胱炎はまだまだわからないことが多くて、

最終的に「ストレス」とか「特発性」とか言われちゃうから、この結果は仕方がないなと思うし。

先生は膀胱を内視鏡で見たかったようです。だけど、日本動物高度医療センターの先生はそれをしなかった。

内視鏡の話は私からもしなかったので、K先生がしなかった理由はわかりません。

全身麻酔のリスクもあるし、高エコーから結石ができていることもわかったからかもしれない。これは私の

予想ですけどね。

 

かかりつけの先生からは、今までの漢方薬を続けて、サプリは別なサプリにしましょうと。

だけど、今飲んでいるPEウリンダーNeoもななは気に入っているので、続けたらダメか聞くと

「できることなら続けてほしいけど、経済的なこともあると思ったんだけど」と。

そこまで考えてくれたんだ先生。

大丈夫、ななのためなら出しますよ。

 

というわけでお薬がこちら~。

 

オンシオールはとんぷくなので、症状が出たら1錠。

新しいサプリは「ウロアクト」。

ウロアクトは膀胱炎の予防のほかに腎不全の予防にもなるそうです。

ネットで調べると、療法食を食べていると、副作用があるようなので、獣医師との相談必須だそうです。

 

この日かかった金額ですがこちらです。

18598円は薬4種の合計で、白い用紙は日本動物高度医療センターでの支払い金額です。

こちらは計算書で明細をもらってくるのをすっかり忘れてしまったので、1つ1つの検査金額は不明です。

 

金額は街の動物病院と比べると高いのはわかっていますが、誰か詳しく書いていないかな~なんて

検索してみた結果、たどり着いたブログは少々。なかなかブログなどに書いている方がいないのも

検索してみてわかりました。

日本動物高度医療センターは、ななのような子もいれば、とても大変な病気やケガの動物も多いので、

のんびりブログなんて書いてる暇、余裕なんてないこともきっとあると思います。

比較的軽い症状であろう私が書くことで、参考になればなと思います。

基本診察料は5000円。

検査料は20490円。これには尿検査・血液検査が含まれると思います。

画像診断料25000円。レントゲンと高エコーでしょうね。

処置料3000円。

これはわかりません。

毛を剃られたのでその代金なのか、尿検査で菌の培養検査に回すために細菌が入らないようにしたのか。

明細、やっぱり確認するべきですね。連絡してみます。

 

毛、剃られました~。

気になったのか、結構舐めてましたね。

 

重複するかもしれませんが、実際に日本動物高度医療センターへ行ってみて思ったことは、

セカンドオンピニオンは必要で、その結果が期待に沿うものかどうかわからないけど、

2人の先生がななのことを診てくれて、話をしてくれる、

ななを知る先生が増えるというのは心強いし、安心感があります。

街の動物病院ではわからなかったことがわかることもあるし、できない検査ができる。

金額は確かにかかるけど、我が家にとってはお金がかかってでも行きたいと思ったし、

よかったと思っています。

 

ななは疲れちゃって、帰りは静か。

またその写真は後程アップしまーす。

 

 

 

 

 



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2 コメント

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Unknown (may day)
2018-02-13 14:09:54
ななちゃんも親御さんもお疲れ様でした。
出来る範囲の事をしてもらえたのですから、
ななちゃんは幸せですね。

それにしても医療費、高いですよね。
わが家も2匹飼っていましたので、最後は黄疸が
出たりしたものですから、いろいろお世話になり
ました。
保険には入っていなかったのですが、めったに
病院へは行かなかったので、結果的には保険に
入るより安かったようです。

ななちゃん、お大事にね。
maydayさん (narumin7)
2018-02-13 19:43:46
ご心配いただきありがとうございますm(__)m
幸せと思ってくれるなら良いのですが・・・。

医療費は高いですねえ。
ななを迎えてすぐ保険に入ればカバーしてもらえた
だろうけど、発症してしまったらダメですからね。
膀胱炎でこれだけかかっているのだから、他に
何かかかってしまったときのことを思うと、
1か月1600円位だったら1年は入ってみても
いいかなと思ってます。続けるかはその時に
考えればいいし。
誤飲とか(今もしてるし)で手術なんてことも
ないとは言えないですしね。

日本動物高度医療センターは街の病院より
高いですけど、それだけの設備や検査機能を
持ち合わせているでしょうから、仕方がない
と思います。

ナルは、保険に入らず「ナル貯金」を母が
していたのですが、保険に入るより安かった
みたいです。
お葬式をしても少し残ったので、母がななに
渡してくれました。

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