私事ですが、昨日兄と電話が繋がりました。
地震発生後、全く電話は繋がらず、災害用電話になっていました。
それが昨日のお昼ごろに呼び出しになったのです。
繋がらないと思ってかけたのでものすごく驚きました。
実は私たち、結構薄情な兄妹でして、お互いの携帯番号&アドレスを知らないのです。
便りが無いのはいい便り~じゃないけど、母を介して近況を聞く程度でして。
ここ何年、私が日本にいなかったこともあるけど、簡単に会える距離じゃないし、会わなくても
困らなければ話をしなくても困らないのです。
きっと「ありえない」と思う方、いると思います。
そんな薄い薄い兄妹なのです。
私は地震後、母から兄の電話番号を聞いてかけましたから、
兄は「誰だこれ?」と思ったに違いありません。
なので、電話に出てくれませんでした。
あ、出られなかったのかもしれませんが。
呼び出しの後に留守番電話に繋がりましたからメッセージを入れると、
しばらくして兄から電話が。
私は仕事中で出られないときだったので、その後折り返してやっと話をすることができました。
無事なのは分かっていたけど、声を聞くまでは安心できませんでしたから、ホントに
嬉しかったです。
でも、話している最中にも余震があって、電話の後ろで姪たちの「怖い~」という声が。
とても怖かったはずです。
姪たちに「大丈夫」と声をかける兄。
そして私にも「そっちでも地震があっただろ?大丈夫なのか?」と。
こちらの地域でちょっと大きな地震があったので、それを知って私の心配も。
それから「おふくろは大丈夫か?」と。
実家については「私が毎日連絡を取っているし、足りないものも送ったから心配いらない」と
伝えました。
こんな時に一家の大黒柱として家族を守るのはもちろんですが、母や妹の心配まで
してくれる兄。とても大きく強く感じました。
仕事中だったこともあり、あまり話はできませんでしたが、「とても心配だった」と伝えると
「酷かったからな・・・」と。
映像でしか私たちは見ることができませんが、兄の声で現地は私の想像以上だったことが感じられ
ました。
大変だと思うからしばらくはこちらからの連絡はしません。
きっと何かあれば兄から連絡が来ると思いますし、
今は何を話していいのか正直わかりませんし。
兄から何か要望があったときにはやれることをしたいと思います。