白鹿さん・・・安らかに

遠く鹿島神宮から白い鹿に乗って神様が奈良に来てくださいました
時々、白い鹿が産まれて話題になり、物珍しさから人間が騒ぎ、追いかけて
その鹿は不幸になります。

鹿苑に、伝説の白鹿ファミリーの最後の一頭が居ましたが、
昨年末、とうとう短い生涯を終えたそうです。
（１３～１４歳）

この白鹿さんは人に追いかけられて、交通事故に遭い、三本の足になってしまいました
生涯のほとんどを鹿苑で暮らしていたのです

昨年、６月、小鹿公開の時の写真です







角切場から見える所に居たので、毎年、小鹿公開と角切に会えるのを楽しみにしていました
もう、会えないと思うと悲しいのですが、三本足の痛々しい姿を見ているのも耐えられなく・・・
複雑な気持ちです

「すがちゃん」の記事を書いたすぐ後にこの話を聞いたので・・・
人間が求める物と現実の落差が大きくて・・何とも言えません。

白鹿さん、どうか安らかに。