フライトシミュレーターの世界

経済アナリスト藤原直哉の、趣味のフライトシミュレーターのページです。主にX-Plane、PSXを飛ばしています。

B757-200でノルウェーのナルビクからギリシャのクレタ島まで(3/3)

2016-10-27 23:14:13 | 日記

B757-200でノルウェーのナルビクからギリシャのクレタ島まで飛んでいます。

滑走路を見失わないように飛びますが、雲がところどころ非常に低く垂れています。

左旋回で着陸します。

無事着陸。雲が低いです。

着陸後のアナウンス。

トランスポンダをスタンバイに。

APUをスタート。

ターミナルに向かいます。代替空港なもので、アドオンシナリーは入れてありませんでした。もったいない!

そしてスポットイン。残り燃料3.3klbs。ギリギリでした。6000フィートの低い高度でフラップを出して185ノットで飛んだのでだいぶ燃料を消費したようです。いい教訓です。

キャプテンのご挨拶。

シートベルトサインをオフ。

そして降機です。

グーグルマップで見たところです。大きな空港です。ギリシャではアテネに次いで大きな空港です。

こんな感じで飛んでいました。最初のアプローチでコースがふらふらしているのは、LNAVがこんな風に飛んだためです。風が極端に変わったわけでもなく、これはバグですね。クリティカルなところはLNAVやLOCではなくて、HDGで飛ぶべきですね。

IRSの誤差です。それぞれ誤差が累積しています。

IRSをオフ。

操縦室の扉を開けて降機。

パーキング状態にしておきます。

というわけで最後になぜこんな雲だらけになったのかよくわからないのですが、クレタ島に到着しました。B757-200はごく初期のバージョンをソフト化してあって、FMCも基本的な機能しかありません。しかし良く飛びますし、たのしい機体です。

(おわり)

 

 


B757-200でノルウェーのナルビクからギリシャのクレタ島まで(2/3)

2016-10-27 21:21:01 | 日記

引き続きB757-200でナルビクからクレタ島まで飛んでいます。

シートベルトサイン、オフのアナウンス。

離着陸はコースを誤ると大変危険です。

引き続き上昇が続いています。

今のところ向かい風です。離陸後9分。

最適高度はFL342。最初はFL340で巡航します。

ノルウェーからスウェーデンに入ってきました。

次第に雲が出てきました。

燃料の温度は‐4度。

向かい風成分13ノット。ちょっと予想と違います。追い風のはずです。

風は126ノットから22ノット。

FL340に達しました。向かい風のために残燃料が減ってきて、到着時刻が伸びています。

水平飛行のアナウンス。

これから食事を出しますとアナウンス。

与圧の状況です。内外気圧差が7気圧。客室高度が750フィート。

依然として風は向かい風。予測と違います。

スカンジナビア半島の厚い雲の上を飛んでいます。

スウェーデンを飛んでいます。

レーダーにところどころ雲が映っています。ふと気が付くとフライトディレクターが消えています。一度左右のスイッチをオフにして、改めて左、右と入れます。離陸後55分。

海上に出ます。

バルト海を南下していきます。

眼下は積雲が連なっています。

燃料のセンタータンクが空になりました。

ポンプをオフにします。

風は依然として向かい風です。

ロシアの飛び地、カリーニングラードに入りました。

眼下は再び厚い層雲です。

カリーニングラードの天気。雲は1000フィートでオーバーキャストです。気温6度。

ちょうどカリーニングラード市の上空を通過したところです。歴史に翻弄された街です。

ポーランドに入ります。

このあたりから偏西風を横切ります。風速が急に上がり、追い風成分が優勢になってきました。これから予想外の向かい風で遅れた分を挽回しなければなりません。

機内のエンターテイメントを上映しますと放送します。

離陸後2時間、ポーランド上空です。

風速86ノット。次第に揺れ始めました。

そこでFL360へ上昇します。

最適高度がFL358ですからFL360でいいでしょう。フライトプランにあるFL370は上がり過ぎになります。

FL360に着きました。風速は変わりませんが揺れがかなり収まりました。

まもなくポーランドの首都ワルシャワです。雲底は1300フィート。

ワルシャワ近郊を通過します。

雲の切れ目からワルシャワが見えます。

風、280度から86ノット。偏西風を横切っています。

追い風成分が増えてきて残燃料が増えはじめ、到着時刻も繰り上がってきました。

より追い風成分が強くなりました。これからギリシャまで真後ろから風がくる形になっていきます。これで燃料と時間を相当稼げます。ほとんど揺れないのでラッキーです。離陸後2時間26分。

燃料の温度は‐24度。-37度で凍結ですから大丈夫です。

IRSの状況です。誤差が出てきています。しかし今回のルートでは無線の位置測定が使えますから非常に正確に位置を測定できます。

ウクライナに入ってきました。

ところどころ雲の間から下界が見えます。

グーグルマップでウクライナに入ったところです。

下界は雲がオーバーキャスト400フィート。相当低く垂れこめています。

風速が落ちてきました。偏西風帯を抜けてきているようです。

ウクライナの丘陵地帯です。

さらに南下していきます。

到着時刻が繰り上がり、残燃料も増えてきました。追い風が強いのでよく稼いでくれています。揺れはほとんどありません。

追い風成分20ノット。

外気温は‐20度で変わりません。

燃料の温度は―22度。外気温より2度低い温度です。

ルーマニアに入りました。

丘陵、山岳が雲の間から見えます。

ルーマニアの山岳地帯上空を南下します。

雲が晴れました。

さほど高くはありませんが雄大な山が見えます。

眼下に街が見えます。街のシナリーも10.50からデフォルトでより詳しくなっています。

山岳地帯を抜けてさらに南下します。

左手には雄大な渓谷が見えます。

残燃料が少しづつ増えていきます。

追い風成分が次第に強くなってきます。全然揺れません。

離陸後3時間。ルーマニア上空を飛んでいます。

右手にも雄大な渓谷が見えます。

再び山岳地帯の上空です。あの湖はチュトゥラ湖ですね。もうすぐドナウ川が見えてきます。

山岳地帯をさらに南下します。

到着時刻がさらに繰り上がり、残燃料も増えています。あと570マイル。

真後ろから60ノットの追い風。

眼下にドナウ川が見えてきました。雄大な川です。左側はオルト川。

もうすぐブルガリアです。ドナウ川が国境になっています。

ドナウ川上空です。向こう側はブルガリアです。

ブルガリアの首都ソフィアです。気温は18度まで上がっています。

ソフィアが雲の間から見えます。

ブルガリアを南下していきます。

追い風成分が強くなり、さらに到着時刻が繰り上がり、残燃料が増えています。

引き続き追い風60ノット。これはかなり時間と燃料を稼げます。

ブルガリアの山岳地帯上空です。

ドスパ湖上空です。もうすぐギリシャです。

グーグルマップで見てみます。

ギリシャです。エーゲ海が見えてきました。

ギリシャに入りました。エーゲ海に向かっていきます。

エーゲ海です。大きな島はタソス島。

右前方に空港が見えます。ギリシャのカバラです。

カバラの空港は、アレクサンダー大王国際空港と言います!

左手に見えるのがギリシャのケラモチです。

リムノス島上空を通過します。

グーグルマップで見たところです。

リムノス島の空港です。

追い風が強くてかなり時間と燃料を稼ぎました。降下開始まで160マイル。離陸が3時間42分。

引き続きクレタ島に向かって飛んでいます。

エーゲ海にも雲が出てきました。

スキロス島です。

グーグルマップで見たところです。

クレタ島が近づいてきました。

右手は首都アテネの街です。雲が次第に増えてきます。

アプローチをVOR11-Xに変更します。空港直上のSUDからプロシーデュアターンです。

追い風で時間と燃料はかなり稼ぎました。

ケア島です。

グーグルマップで見たところです。

さて、まもなく降下です。ALTを15000にします。

時間と燃料をこんなに稼ぎました。

ハニアのVORに周波数を合わせます。

まもなく降下開始です。離陸から4時間1分。

降下開始前のアナウンス。内容は実態と違いますが・・・。

今日の進入速度はフラップ30度で131ノット。

降下が続いています。アプローチは6000フィートから。6000フィートまで降下します。

高度を下げていきます。

ここまで時間と燃料を稼ぎました。

240ノットに減速します。

もうすぐハニアVORです。ここから右旋回で空港の西側に出ます。

シートベルトサインをオン。

降下開始のアナウンス。

ところがこの頃からクレタ島全体が巨大な雲に覆われました。気象データ上はスキャターの雲で晴れているはずなのですが・・・。

VOR直上から速度185ノットに減速していきます。

オートブレーキ3、スピードブレーキARM。

雲の中を降下していきます。滑走路はまったく見えません。

グーグルマップで見たところです。

降下を続けています。

アンチアイスをオン。

3100フィート。まもなく右旋回。ファイナルアプローチに入ります。

巨大な雲のなかです。

右旋回です。高度3100フィート。速度185ノット。

CDAPで降下していきます。

まもなく着陸のアナウンス。

降下を続けていきますが空港はまったく見えません。気象データ上は晴れなのですが・・・。

安定して降下を続けています。

まもなく滑走路です。

もうすぐミニマム。しかしまったく何も見えません。VORアプローチですからミニマムが高いのです。

これはダメ、ゴーアラウンドです。

引き続き雲のなかで何も見えません。このまま代替着陸空港まで行きます。やや海側に出て東に向かいます。高度6000フィート。

代替空港に行くことをアナウンスします。

燃料は9klbs。十分あります。

FMCに到着地をLGIRと入れ直します。

クレタ島のヘラクリオン国際空港です。滑走路は海沿いにあります。

最終進入は2500フィートから。

これが空港の様子です。

アプローチはVOR27。

LEGSを直します。

ヘラクリオン国際空港での残り燃料予定は6.8klbs。

着陸地の標高を合わせます。

では降下開始です。

VORの周波数を合わせます。

海沿いに降下していきます。

空港の雲は晴れのはずですが、外は依然として雲のなか、どうなっているのか・・・。

マニュアルで途中で折り返して最終進入に向かいます。ちょうど空港のアビームです。

ギリギリで雲の下に地上が見えます。

次に右旋回で滑走路に向かいます。

降下を続けています。

では最終進入です。左に滑走路が見えていますが、きょうはショートファイナルの旋回進入で向こう側から降りてみます。

まもなく着陸のアナウンス。

(つづく)