フライトシミュレーターの世界

経済アナリスト藤原直哉の、趣味のフライトシミュレーターのページです。主にX-Plane、PSXを飛ばしています。

羽田16L旋回進入の目安

2016-12-16 21:28:53 | 日記

X-Plane11はまだベータ版ですが、とてもきれいだと世界的な反響を生んでいます。

羽田空港は南風の時に16Lへの旋回進入が行われます。

普通のフライトシミュレーターはヨコが見にくいし、画面だと距離感をつかみにくいのでトラフィックパターンの飛行や旋回進入がとても難しいのです。

チャートには16Lへの旋回侵入の目安が出ています。ご参考まで。

 

(おわり)


X-Plane11のベータ版が発売されました

2016-12-01 21:58:32 | 日記
みなさん、こんにちは。

X-Plane11のベータ版を飛ばしてみました。とてもいいですね。
 
今回はダウンロード版が先行発売ですが、全世界のシナリーをダウンロードしたので、ダウンロードが終わるのに丸一日かかりました。
 
既にX-Plane11を先行購入されている方はこちらのインストーラーからインストールします。
 
自分のマシンで動くかどうか、デモ版で試してみることができます。
 
x-Plane11を動かすためのマシンやOSの最小スペックはこちらです。 
 
さまざまな設定がわかりやすいメニューになっていて、これは使いやすいです。起動も早いです。地上のテクスチャーはかなり細かくなりました。夜景、道路、波の動きなど実にきれいです。残念ながら日本の空港は空港ビルがありませんが、AI機はたくさん止まっています。
 
ただ、日本語表示を選択しても日本語になっているのはごくわずかです(笑)。
 
ジェット旅客輸送機はB747、B737、MD80、いずれもよく飛びます。もちろんX-Plane10のアドオンにはかないませんが、普通に飛ばすには十分で、とくにCDUに普通にルートやSID、STARを入力できるようになったのは朗報でしょう。デフォルトで10月の世界のナビデータがついています。オートパイロットも実機に近くなり、実機とほぼ同じように操作できます。X-Plane10は独自のオートパイロットで使いにくかったですね。
 
オートパイロットを外す時にヨーダンパーを一緒に外すかどうかの選択もできます。
 
もちろんまだ動かないボタンやまちがった動きをするところがありますが、これはいずれ直るでしょう。
 
レシプロ機もずっと良くスムーズに飛ぶようになりました。
 
それからビジネスジェット機SF50には非常用のパラシュートがついていて、動きますね。
 
一番改良されたのはグラフィックでしょう。さらに一段と実際の景色に近くなりました。ただグラフィックスの性能が低いときついかもしれません。
正式版はフレームレートがもっと早くなるそうですが・・・。
 
アドオン機体は今回のベータ版では一部動かないですね。
 
複数画面の設定が簡単にできて、マップの画面もよりきれいになりました。プッシュバックもデフォルトで使えるようになったそうです。まだ使っていませんが。
 
取り急ぎそんな感じでしょうか。
 
以下、各画面の紹介です。
 
これがオープニング画面です。
 
 
フライトスクールも充実しています。小型機は細かく指導してくれます。
 
 
VOR航法やILSアプローチの勉強もできます。
 
 
ヘリも練習できます。
 
 
747と737の着陸も練習できます。
 
 
セッティングの画面です。日本語も選べますが、日本語になっているのはごくわずかです(笑)。
 
 
ジョイスティックの設定もわかりやすくなりました。
 
 
画面のグラフィクスの設定です。これもわかりやすくなりました。
 
 
機体の選択です。ジェット機は旅客輸送機が3機、プライベートジェットが1機、レシプロは両用機を含めて4機、あとグライダーとヘリがあります。塗り分けの変更もできます。そして同じ画面から場所と天気と時刻を選べます。天気は実際の天気をダウンロード可能ですが、ベータ版なのか動きませんでした。時刻は現在の時刻に設定できます。
 
 
B747-400です。外見はあまり変わっていませんが、操縦室は変わりました。
 
 
地図はわかりやすくなっています。AI機も明確に示されています。
 
 
客室が作り込まれています。
 
 
CDUは新しいプログラムになりました。ジェット旅客輸送機3機同じような画面です。
 
 
10月から11月にかけての全世界のナビデータがデフォルトでついています。
 
 
実際と同じように飛行ルートやSID、STARを入力できるようになりました。大きな進歩です。
 
 
左席から前を見たところです。まだいくつか動かないつまみなどがあります。
 
 
夜間がきれいです。滑走路にお気づきでしょうか。勾配がついています。X-Plane11からは滑走路は勾配がつくのがデフォルトになりました。
 
 
オーバーヘッドです。ダミーのつまみもありますが結構動くようになりました。
 
 
夜間の外景です。
 
 
後方には東京の街があります。
 
 
朝日のなかの景色です。水面もそれらしく波立つようになりました。
 
 
続いてB737-800です。かなりつまみが動きます。
 
 
このように塗り分けを変更できます。
 
 
ウエイトアンドバランスと燃料の設定です。ポンドとキロの切り替えができます。
 
 
故障の設定も見やすくなっています。
 
 
B737-800の外見です。
 
 
天気を嵐にしてみます。3次元の雨粒が飛んできます。雷も出ます。レーダーに雨雲が映ります。
 
 
エンジンの排気が水に当たっています。滑走路の勾配もよくわかります。
 
 
MD-80です。JALの塗り分けがついています。
 
 
操縦席です。マクダネル・ダグラスのスイッチ類の配置はこれまた他のメーカーと違います。
 
 
客室が作り込まれています。ちなみにB737-800は操縦室のドアが開きませんでした。
 
 
オーバーヘッドです。何となくわかりますがシステムはチンプンカンプンです(笑)。
 
 
では夜間の羽田空港の周りを飛んでみます。南向きに軽々と離陸しました。
 
 
羽田空港から都心方向を見ます。
 
 
東京湾アクアラインから木更津方面です。
 
 
地図も見やすくなりました。AI機の動きも表示されます。
 
 
羽田空港の全景です。左奥に伸びる光のラインは湾岸道路です。
 
 
レインボーブリッジから都心方面です。
 
 
クルマの動きも実際らしくなりました。
 
 
都心の高層ビルもきれいです。
 
 
何と、X-Planeの電光掲示板のあるビルです!
 
 
イルミネーションがきれいな電波塔がビルの屋上に立っています。
 
 
では羽田空港に着陸します。
 
 
もうすぐ着陸です。
 
 
都心方向を見たところです。誘導路にも勾配があります。
 
 
レシプロ機です。バロン58もより滑らかに飛ぶようになりました。
 
 
夜の外見です。
 
 
キングエアC90もより滑らかに飛びます。
 
 
昼間の外見です。
 
 
ビジネスジェットSF50もあります。
 
 
操縦装置はシンプルです。
 
 
離陸してみます。羽田空港も空港ビルはありません。
 
 
この機には非常用パラシュートがついてます!
 
 
パラシュートを開いてみます。こうして降りていきます。
 
 
ギアを降ろしてみましたがさすがに無事着陸とはならず、クラッシュになりましたが・・・。
 
 
ATCも進化したようです。今度飛んでみます。
 
 
羽田空港上空から都心を見たところです。
 
 
というところでX-Plane11がお目見えしました。まだベータ版のため、アドオンは正式版が出てからの対応となります。
 
日々進化を続けるX-Planeです。
 
(おわり)