バーチャルリアリティー(VR)機能がX-Planeに標準装備されるようになって、続々とアドオンソフトの対応が進んでいます。現在の最新版はX-Plane11.41r1です。
現在のVRにはメリット、デメリットがあります。デメリットは解像度が低いこと。チャートその他の資料を読むことが大変困難なこと。マウスやタッチでスイッチ類を操作することがそれほど容易ではないことなど。一方メリットとしては、非常にリアル感が高いこと、ヨコがよく見えることです。
このメリットが最大限生きるのがヘリと場周経路です。シミュレーターのヘリは目でバランスを取らなければなりませんからVRは大変有用です。また場周経路はヨコがよく見えますからVRで飛ぶととてもうまくいきます。
これはX-Plane10のデフォルトのヘリBell 206 Jet RangerをX-Plane11用に転換したものです。その後この機体は互換性が失われましたが、新たにフリーのBel206(Ver Beta4.15)が無償で提供されています。フリーのダウンロードで入手できます。ハワイ、ラナイ島の火山の噴火口に近づいているところです。
雄大な火口です。画面の左上に見えている赤・黄・緑の帯は、3jFPS(ver1.3)というフレームレートを上げるフリーのプラグインです。よく機能します。
低速の時にVRだと操縦が楽です。
ヘリの離着陸もより安定します。風に向かって離陸するところです。
場周経路を回っています。左下を向くと滑走路がよく見えます。後ろを振り向くと後ろの景色も見えます。
最終進入に向けて旋回していきます。
滑走路上で減速していきます。
着陸しました。
デフォルトのC172もVRでよく飛びます。滑走路に向かいます。
離陸です。
離陸して左旋回です。
ダウンウインドを飛んでいます。左下に滑走路が見えます。
最終進入に向けて旋回していきます。
最終進入です。
もうすぐ着陸です。ちょっと風に流されました。
着陸しました。
VRを生かした飛び方をするととても楽しいと思います。
(おわり)