フライトシミュレーターの世界

経済アナリスト藤原直哉の、趣味のフライトシミュレーターのページです。主にX-Plane、PSXを飛ばしています。

(Update 12/23/2019) VRが威力を発揮するのがヘリと場周経路

2018-06-10 11:22:23 | 日記

バーチャルリアリティー(VR)機能がX-Planeに標準装備されるようになって、続々とアドオンソフトの対応が進んでいます。現在の最新版はX-Plane11.41r1です。

現在のVRにはメリット、デメリットがあります。デメリットは解像度が低いこと。チャートその他の資料を読むことが大変困難なこと。マウスやタッチでスイッチ類を操作することがそれほど容易ではないことなど。一方メリットとしては、非常にリアル感が高いこと、ヨコがよく見えることです。

このメリットが最大限生きるのがヘリと場周経路です。シミュレーターのヘリは目でバランスを取らなければなりませんからVRは大変有用です。また場周経路はヨコがよく見えますからVRで飛ぶととてもうまくいきます。

これはX-Plane10のデフォルトのヘリBell 206 Jet RangerをX-Plane11用に転換したものです。その後この機体は互換性が失われましたが、新たにフリーのBel206(Ver Beta4.15)が無償で提供されています。フリーのダウンロードで入手できます。ハワイ、ラナイ島の火山の噴火口に近づいているところです。

 

雄大な火口です。画面の左上に見えている赤・黄・緑の帯は、3jFPS(ver1.3)というフレームレートを上げるフリーのプラグインです。よく機能します。

低速の時にVRだと操縦が楽です。

ヘリの離着陸もより安定します。風に向かって離陸するところです。

場周経路を回っています。左下を向くと滑走路がよく見えます。後ろを振り向くと後ろの景色も見えます。

最終進入に向けて旋回していきます。

滑走路上で減速していきます。

着陸しました。

デフォルトのC172もVRでよく飛びます。滑走路に向かいます。

離陸です。

離陸して左旋回です。

ダウンウインドを飛んでいます。左下に滑走路が見えます。

最終進入に向けて旋回していきます。

最終進入です。

もうすぐ着陸です。ちょっと風に流されました。

着陸しました。

VRを生かした飛び方をするととても楽しいと思います。

(おわり)


X-Plane11 のバーチャルリアリティー B757

2018-06-01 21:01:38 | 日記

X-Plane11.20からバーチャルリアリティー(VR)がデフォルトでサポートされるようになりました。今のところ使える機器は限られていて値段も高いのですが、なかなか優れものです。確かに操縦席に座っているような気分になります。VRの進化はすごいですね。私がインストールしたのはVRのOculus Riftです。インストールもバグがあったりして結構大変です。マシンの性能も高くないと解像度が下がります。

X-Plane11のデフォルトのセスナやB737でもVRが稼働します。しかしFlight FactorのB757は独自のコマンドで動き、こちらのほうが使いやすいです。Flight Factorは今後、他の機体にもぞくぞくVRを出していくようです。

とりあえず、写真だけ紹介します。VRのゴーグルの中は写真が撮れなくて、画面に一部だけ画像が出ます。それを適宜写真に撮ったものです。

VRが稼働中は画面がこのようになります。ゴーグルをかぶっているので、中からはみれません。フレームレートが左上にあります。パソコンに接続した複数のスクリーンは一つを残して外します。そうしないと重くて動きません。サンフランシスコからシアトルまで飛んでいるところです。画面の下にOculus Touchのコマンドが一部出ています。両手にTouchを持ち、ときどきスロットルやヨークを持ち、足はペダルを動かして飛ばします。スロットルやヨークをTouchでやっても上手に動きません。

画面左側の景色です。乗り出すように体を動かすと、その分、外がよく見えます。

背伸びをして前を見たところです。

右に乗り出すと右側の景色がよく見えます。

オーバーヘッドパネルです。

右席、および後ろ側です。地図が浮いていますが、この地図、X-Planeのデフォルトで、あまり使い物になりません。

夕景から夜景にしてみました。層雲の上を飛んでいます。

Oculus Touchが写っています。右手のTouchでボタンやつまみを操作し、左手のTouchはX-Planeのコマンドを入れたり画像をズームしたりするのに使います。

巡航中です。ND上に降下開始ポイントが見えてきました。

左席の左側の景色です。ふつうに左を向くとこんな感じです。

パネルに顔を近づけるとパネルがアップします。字が小さくて読めないときはズームすると同時に顔を近づけます。

ペデスタルです。緑のランプがきれいです。

これが右のTouchで高度の設定を動かしているところです。緑のビームを当てて、数字を動かします。もちろん、つまみのところまでTouchを持って行ってもいいです。

アプローチ速度を入力しました。右手のTouchで行います。慣れればうまくいきます。

もうすぐ降下開始です。前方に山が見えます。サンフランシスコを離陸後1時間17分。

左下に、地方の空港が見えます。

近づくと街も見えました。

次第に前方左手に街が広がっていきます。空港もいくつも見えます。

シアトル・タコマ空港へ向けて降下が続いています。Touchがヨコに寝ています。机の上に置いてある状態です。

遠くに目的地の空港が見えてきました。身を乗り出すとそれだけよく外が見えます。

左旋回でシアトル・タコマ空港に進入します。

ILSの信号を受信しました。

最終進入です。

マニュアルで着陸します。

滑走路上で止まりました。これから駐機場に向かいます。VRでもPAUSEができます。

VRを外して普通の画面で見たところです。

VRの画面です。

というわけで、VR、なかなかすごいです。まだ今後いくらでも改良され、安くなると思いますが、とりあえず写真だけ紹介しました。

(おわり)