フライトシミュレーターの世界

経済アナリスト藤原直哉の、趣味のフライトシミュレーターのページです。主にX-Plane、PSXを飛ばしています。

X-Plane10のB727-200Advで南紀白浜から大分まで(1/2)

2016-09-19 22:14:05 | 日記

フライトシミュレーターではすでに退役した古い型の飛行機も飛ばすことができます。

今日はFlyJsimのB727-200Advを飛ばしてみたいと思います。当機は以前にも紹介したことがありますが、最近バージョンアップされ、バグがだいぶ直り、さらに機能が追加されました。

さっそく南紀白浜空港に呼び出します。アドオンシナリーが変でエプロンに木が生えています(笑)。当たっても何も起きませんから(笑)、気にせずに飛ばします。この機体の塗り分けは30年以上前のアラスカ航空のものです。航空自由化が広がるころで、とても話題になった塗り分けです。

当機は3発で航空機関士を入れた3人で飛ばします。アナログ機で、数多くの丸いメーターを見て、数多くのスイッチを動かしながら飛ばします。当然FMCはなく、オートスロットルもなく、RNAVもありません。IRSの前身である機械式のINSを搭載していますが、基本的にはVOR/DMEやNDBを受信しながら飛びます。本来3人で飛ばすものを1人で飛ばすのですから忙しいです。特に出発、到着、ゴーアラウンドは無線機の切り替えや設定が集中しますから大変です。

これが航空機関士席です。右席の後ろにあります。パートに分かれていて、上段左が電源。右が圧搾空気、空調、与圧。中段左が燃料、右がエンジン関係。下段右半分が油圧です。

これが正面のパネルです。B737以降とはだいぶ趣が違います。正面の赤い箱はエンジンの火災警報、赤い斜めの大きなハンドルは圧搾空気ブレーキ、オーバーヘッドはさまざまな計器とスイッチが雑然と並んでいる感じです。

当機には使いやすいメニューがついています。搭載重量や燃料を設定します。燃料タンクは3つあって、センタータンクが一番容量が大きいのですが、基本的には3つのタンクに同じ量の燃料を入れます。エンジンが3発ですから中央タンクを空にすることはありません。中央タンクが空だとAPUが起動しません。重心位置も自動的に計算され、スロットルの脇のスタブトリム設定のところで、緑色のバンドをクリックすると自動的に離陸トリムが設定されます。しかしこれ、よく見ると着陸重量がまちがってますね。空重量より軽くなっています。それから飛行距離も1000マイルになりませんね。

コールド&ダークで起動します。また地上電源と圧搾空気のカートも接続します。一番下のメインテナンス&故障ですが、ここをクリックするとオフに、クリックを外すとオンになります。オンにするといろいろな故障が出てきます。しかも故障は地上に降りないと直せないようになっています。ただし、空中でここをクリックすると空中で直ることがあります。

右側ですが、一番上の赤い四角のところを動かすと、操縦席の視野の広さが変わります。その下の赤い四角はナビゲーション装置の選択です。当機では何も追加で入れないと、VORとADFだけで飛ぶことになります。別売りのCIVA INSを接続するとINS一台で飛ぶことができます。さらに無料ソフトのXFMCを使うこともできます。XFMCを使うとB727らしくなくなりますが(笑)。

これがメインテナンスの画面です。現在はすべて故障がありませんが、何か起きるとここに故障内容が出ます。荒っぽい操縦をすると各種の限界速度を超えて故障が起きてここにメッセージが出ます。

まずバッテリーを入れます。そのまえにバッテリーの電圧を確かめます。22ボルトです。

バッテリーをオンにしました。電流計がマイナス方向に振れます。

変電整流器の直流電圧、電流を確かめます。

外部電源を入れる前にフラップ、スロットルなどが電源を入れたとたんに動く位置にないか確かめます。

電気で動く油圧システムBがオフであることを確かめます。

外部電源の電圧と周波数を確かめます。

AC CONNECTEDの白いランプがついています。外部電源をオン。写真をつけ忘れましたが、このあと、すぐ下にあるエッセンシャルパワーのスイッチを外部電源にします。そうしないと航法計器などに電気が入りません。

ナビゲーション灯をオン

すべてのランプを点灯させて玉切れをチェックします。昔の機体はLEDではなくて電球です。玉切れのチェックが大変です。

正面のパネルです。

航空機関士席です。

オーバーヘッドパネルです。

圧搾空気のセットです。BLEED AIRは4つのスイッチをすべてオン。2番エンジンにスイッチが2つついています。PACKSは外部の圧搾空気を接続してあります。片側だけオン。

与圧のチェック。巡航高度と着陸地の標高を入れます。空中(FLT)と地上(GND)の切り替え(FLT/GND)は航空機関士がやっていますので、切り替えスイッチがあります。着陸してスイッチを地上に切り替えると一気に気圧が上がります。着陸時には外より低い気圧になっているからです。

空調のセットです。温度をコールドにするとエアーミックスバルブがコールドに振りきれます。

オーバーヒートの警報をチェック

客室酸素はノーマル、オートパックトリップはカットアウト。

ギャレイパワーをオン。

電源です。エンジンに直結した発電機はまだ動いていません。バスタイとフィールドをクローズします。

燃料関係の設定です。各タンクの燃料ポンプ、クロスフィードバルブを動かして対応するランプが点灯/消灯するかチェックします。

燃料計は機械式でボタンを押してチェックします。

ハイドロブレーキ・インターコネクトもチェック。

無線パネルのセットです。送信機の選択が一番上にあり、中央にオン・オフスイッチとボリューム、右側に音声と航空灯台のモールス信号の受信の切り替えスイッチがあります。一番下にはどのモールス信号を聞くかの選択ボタンがあります。いろいろやってみたのですがなぜかモールス信号が聞こえてきません。

燃料の温度と燃料ヒーターをチェック。

油圧をチェック。2つのシステムとスタンバイ・システムがあって、エンジンで動かすシステムAと電気で動かすシステムBの圧力と油の量をチェック。さらにスタンバイシステムの油の量をチェック。

ただし、グランド・インターコネクトが正しく作動しません。本当はこの状態でシステムAも加圧されるはずです。以前のバージョンでは普通に動いていました。バグでしょうか。

オイルクーラーはノーマル。

エンジンオイル。量、温度、圧力。

警告表示器をチェック

APUの火災報知器をチェック。

フラップ、スラットの引き込み不良をチェック

オーバーヘッドパネルのチェックです。エルロン、スポイラー、エレベーター、ラダー、いずれも2系統、ガードが閉まっていることを確かめます。

フライトコントロールの警報をチェック。その下はアンチスキッド。ガードが下りてランプが点灯していないことをチェック。

失速警報とフライトレコーダーをチェック。

NAV、コンパス、ジャイロはノーマル。貨物室の火災報知器をチェック。オートブレーキはRTO。

客室の非常灯はARM。

エンジンスタートスイッチはガードがすべて下りていることをチェック。

オルタネートフラップはすべてオフ。マイクモニターをチェック。客室サインをオン。トランスポンダをスタンバイ。

ウインドウヒートをチェック。まずオーバーヒートテスト。良好ならオレンジのランプがそれぞれ点灯。次に各スイッチをオンにして緑色のランプが点灯するかチェック。もし気温が高くて窓ガラスが熱く、ヒートがオンにならない時はオーバーヒートテストのスイッチを下に押してチェック。チェックしたらスイッチをオフにしておきます。

エンジンと翼の防氷装置をチェック。チェックの仕方がなかなか複雑で、B727のマニュアルに詳しく出ています。

チェックが終わったらスイッチをCLOSE、OFFにしておきます。

ピトーヒートをチェック。チェックしたらオフにしておきます。

正面パネルの設定です。フライトディレクターとオートパイロットは737とも違って独特で、慣れないと思ったように飛びません。まず横方向ですが、ヘディングモードとNAVモードがあり、NAVモードはVOR/DME、ADFのほかにINSを使うことができ、さらにこのソフトでは特別にXFMCが使えます。縦方向はピッチ一定、V/S一定、速度一定があって、離陸後はピッチ一定を使います。エンジンの出力は動かさずにピッチを動かして速度を変えます。そこでフライトディレクターのピッチコマンドを上向きに、また横方向はヘディングモードをセットしておきます。

エンジンの火災報知器をチェックします。

左席のセットです。QNHは左席の高度計と予備の高度計、そして右席の高度計の3つを合わせます。定針儀には離陸する滑走路の方位をセット。速度計のバグは250ノット。引き起こし速度、離陸速度、フラップ上げ速度は自動でセットされます。

エンジン計器をチェック。離陸推力のEPRのバグは自動的にセットされます。

正面右側のチェックです。ブレーキの油圧をチェック。圧搾空気ブレーキのメーターもついています。今度これを使ってみましょう。せっかく大きなハンドルがあるわけだし。

対地接近警報装置をチェック。

スタブトリムを合わせます。グリーンバンドをクリックするとメニューで計算される離陸トリムに自動的にセットされます。

自動的に計算される離陸速度や推力です。本来は航空機関士が計算して書きます。離陸のEPR、N1も計算されています。離陸フラップは20度。GWTはポンド単位になってますかね・・・。

進入時のリファレンス速度も計算してくれます。これらの計算は飛行中も常時行われています。しかしGWもFUELも数字が変ですね。

オートパイロットのチェックです。この写真のスイッチ類はスロットルレバーの後ろにあります。さて、この操作の方法が慣れないととても難しいのです。ちょっと長くなりますが、一応どのように動かすか書いてみます。

まず右から2番目の赤い四角のところがオートパイロットのオン、オフで、下にある時がオフ、上にある時がオンです。上空でトリムが取れていないとオンになりません。また操縦かんを大きく動かしたり、トリムを動かすとオートパイロットは自動的に切れて、ウーウーウーという警報が3回鳴ります。逆にオートパイロットを切るにはトリムをちょこんと動かすだけで十分です。

一番右の赤い四角がナビゲーションセレクターです。横方向の制御です。ノブは通常は中央にあります。この状態で下の写真中央の三角形のノブを左右に動かすと機が左右に旋回します。しかしシミュレーターではいちいちマウスをここにもっていって動かしては前が見えなくなります。そこでヘディングモードを使います。すなわち操縦席の正面にある定針儀のヘディングのバグを動かして方位を設定し、それから下の写真の右から3つ目の赤い四角の一番上、HDG SELのボタンを押します。すると左右に旋回してその方位で飛んでいきます。

次にナビゲーションセレクターのノブをひとつ左に動かしてNAV LOCにします。するとVOR1の指示器の方位に沿って飛びます。操縦席の正面にあるVOR1の指示器に方位を設定してNAV LOCを選択するとその方位に沿って飛びます。さらにもうひとつ左にAUX NAVがあります。これはVOR1以外のナビゲーション計器を使う場合に選択します。ここではINSあるいはXFMCの指示に従って飛ぶときに選択します。

VORの直上で電波が不安定になる所では一時的にヘディングモードに切り替えます。その時は定針儀のヘディングのバグを飛行方向に設定したうえでHDG SELを押します。するとヘディングモードに変わります。再びNAV LOCに戻りたいときは再びノブでNAV LOCを選択します。

最終進入ですが、VORアプローチやLOCアプローチの時はナビゲーションセレクターのノブをひとつ左に回してNAV LOCに設定します。ILSの時はひとつ右に回してAUTO G/Sを選びます。一定の降下率で降りたいときは下の写真の一番左の赤い四角のピッチセレクターのノブをひとつ右に回してVERT SPEEDを選び、その右側の上下に回るノブを動かして降下率を設定します。なお最終進入の時の速度は、スロットルをマニュアルで動かして推力を動かすことで合わせます

次に縦方向の制御です。左側の赤い四角がピッチセレクターです。ノブが中央にあるとオートパイロットを入れたときのピッチ角が保持されます。左にひとつ回すと速度保持、さらにひとつ左に回すとマッハ保持。中央から右にひとつ回すと昇降率の設定で、その右側の上下に回るノブを動かして昇降率を設定します。

さてここからが難しいのです(笑)。当機にはオートスロットルがありません。オートスロットルを使わずにどうやって高度、速度をコントロールするかです。まず離陸の時は離陸推力で離陸します。ここはマニュアルで操縦かんを動かしています。V2からV2+15ノットの速度になるようにピッチ角を調整します。この状態で操縦かんのトリムを取ります。トリムが取れたらオートパイロットを入れます。ピッチ角が維持されますからそのまま飛んでいるはずです。

次に上昇推力に推力を落とします。このときは速度を維持するためにピッチを下げます。ピッチを下げるつまみは操縦席のすぐ前にあります。先に紹介した写真を見てください。推力を下げても速度が落ちないようにします。

さらにフラップを上げる高度に達したらさらにピッチを下げます。推力は上昇推力のままですから速度が上昇していきます。それに合わせてフラップを上げていきます。操縦席の正面にある速度計のバグを上昇速度に合わせます。ここでは250ノットとします。やがて速度が250ノットに近づきますからそうしたら250ノットを維持するためにピッチセレクターのノブを左にひとつ回してて速度保持を選択します。すると速度は250ノット以上には上がらなくなり、その分のエネルギーで上昇率がアップします。

途中の高度で水平飛行に入れるときですが、操縦席の前にある高度の設定の窓に指定の高度を設定します。そして下の写真の右から3つ目の赤い四角の一番下の左側にあるARMを押します。すると設定した高度になると昇降率がゼロになります。するとその時、今まで設定していた速度保持が自動的に解除されます。したがって放っておくと推力が余って速度が超過していきます。そこでスロットルをマニュアルで戻してスロットルの調整で速度を250ノットに合わせます。

再び上昇したいときは新たな高度を設定し、またARMを押し、また速度保持を選択します。そして推力を上げていきます。すると機は再び先ほど設定した速度、250ノットで上昇を始めます。

10000フィートを越えたら設定はそのままで速度計のバグを280ノットあるいは300ノットまでゆっくり引き上げていきます。一気に引き上げると、加速するために飛行機は一度降下してしまいます。

巡航高度に達したらその高度で昇降率がゼロになりますから、所定の速度はスロットルを調整して合わせます。あるいは巡航高度に達したら速度保持を選択して、高度をスロットルで合わせることもできます。さらにマッハ計が速度計の外側についていますから、マッハの数字を合わせることもできます。マッハ保持です。

今度は降下する時です。まず新しい高度を設定してARMし、マッハ保持あるいは速度保持を選択。スロットルはアイドルにします。これでだいたい毎分2千フィートぐらいで降下が始まります。

途中で降下を止めるときにはその高度を設定してARM。スロットルをアイドルで降下していると、設定した高度で昇降率がゼロになるにつれて速度が落ちていきます。そこでスロットルをマニュアルで吹かして速度を合わせます。

300ノットあるいは280ノットに速度設定して飛んでいて250ノットに減速する時は、速度計のバグを250に合わせます。すると降下率が下がって速度が落ちていきます。250ノットになったら再び降下が始まります。

進入の時は高度設定と速度設定を交互に使って高度制限や速度制限をクリアーしながら降りていきます。これは事前に頭の中で段取りしておかないとまごつきます。

いかがでしょうか。書くと実に長くなってしまいます。

それから下の写真の無線機です。VORやILSの周波数はNAVのところに入れます。左右の窓にそれぞれ周波数を設定してトグルスイッチでどちらかを選択します。

その下にはNDBや長波や中波の放送局を受信するADFがあります。さらにその下はラダートリムです。これは離着陸時にゼロになっていなければなりません。

ではINSの設定です。上述のようにこのCIVA-INSは別売で、調整部分の上側と、入力表示部分の下側が一緒になっています。このソフトでは調整は一瞬で行われ、INSは1台のみ使うことができます。まずスイッチをNAVにして調整を開始します。続いてウエイポイントを入力していきます。このINSではウエイポイントは全部で10カ所記憶されます。そのうち0番が常に現在位置です。

まず下の白いつまみをWAY PTに合わせます。さらにその上の黒い回転ノブでゼロを選びます。

ここにまず現在位置の緯度と経度を入力します。各ポイントの緯度と経度はPFPXが打ち出すフライトプランに書かれています。N3340.1、E13521.4というように書かれています。

これは北緯33度40分1秒、東経135度21分4秒という意味です。まず数字の2のボタンを押します。このボタンにNとあります。最初に2が押されるとそれは北、NorthのNと解釈されます。Nに続いて33401と入力します。すると下の写真のように3340.1Nと自動的に入力されます。入力が終わったらINSERTを押します。続いて東経の入力です。まず6を押します。これが東、EastのEです。Eに続いて135214と入力します。すると下の写真のように13521.4Eと自動的に入力されます。入力が終わったらINSERTを押します。

緯度経度は実は非常に紛らわしいのです。まず何度というところはいいのですが、その下の分、秒のところを時計と同じように60進法で表すと、北緯何度何分何秒という表示になります。しかしこれは紛らわしいので分と秒を合わせて小数点以下の数字を含む10進法で表すことがあります。X.X度というように。ではINSではどうか。INSにはフライトプランにあるとおりに小数点をつけて入力しますが、これは実は分と秒の60進法で表示されているのです。度のあとの2桁が分、小数点以下が秒です。北緯33度40分1秒、東経135度21分4秒です。

またここでは出てきませんが、日付変更線と世界標準時を通過する時の経度も紛らわしいのです。たとえば東行きの飛行機が太平洋上で日付変更線を超えるときは、東経170度、東経180度=西経180度、西経170度の順に飛ぶことになり、同じ170度でもすぐ近くに東経と西経があります。東経と西経を入れまちがえると全然違う場所に行ってしまいます。同じようにイギリスのロンドンを通る世界標準時のところも西行きの飛行機は東経10度、東経0度=西経0度、西経10度と飛びますから、同じ10度でもすぐ近くに東経と西経があります。

0番が終わったら続いて1番です。黒い回転ノブを動かして1にして同じように入力します。下の写真は9番のウエイポイントを入力したところです。

飛行機は現在位置=0番から1番にまず飛び、1番から2番に、2番から3番にという順で8番から9番まで飛びます。そうしたら次は9番から1番に飛びます。そこで9番から1番まで飛ぶ間に1番には9番の先の緯度と経度を入力しておきます。すなわち上空で飛び去ったポイントのところに先のポイントの緯度経度を順次入れていきます。長い飛行計画では上空で何回も先々の緯度経度を入力しなければなりません。昔の人たちは大変でした。

もちろん飛び方は1番から2番、2番から3番という順でなくても現在位置=0番から5番に直行することも可能です。中央のWY PT CHGというボタンを押して05と入力すると、現在位置から5番に飛びます。

これが今回入力したフライトプランです。

航空機関士席の右手の壁についている計器です。これは燃料を空中投棄する時の操作卓です。実際にはふたがかぶさっています。

ではAPUをスタートします。つまみをSTART位置にします。

排気温度計がグリーンの位置に来たらまず下のスイッチを上げて回路をつなぎ、上のスイッチを入れて発電機をつなぎます。

APUの電圧と周波数を確かめます。

エッセンシャルパワーをAPUに切り替えます。外部電源は自動的にオフになっています。

(つづく)