サラリーマンの定年後の人生を描いた”終わった人”を鑑賞しました。東大卒で、大手銀行に就職し、勝ち組の人生を送っていた主人公。出世競争に敗れ、関連会社に出向させられ、出向先で役員になり、63歳で定年退職。退職後の生活で待っているものは、、、51歳のサラリーマンである私は、決して他人事と捉えることができない作品で、背筋に汗が流れる感覚もありました。一方で、会社以外の活動を活性化させつつあることが間違いでなかったと確信することができた作品でもあります。どういう人生にしたいのかを、会社を中心に考えるのでなく、自分自身の人生全体を見渡して考えてみようと感じた作品でした。人生の中心に会社があるサラリーマンは、是非、鑑賞していただきたい作品です。おすすめ! . . . 本文を読む