”こどもしょくどう"というタイトルのみを見て鑑賞した作品。
両親に見捨てられた幼い姉妹と関わる中で、自分ができることだけを淡々とやる。
できないと思うことは見て見ぬふりと思われても仕方ない対応をする。
それは、大人も同じこと。
最後には、一連の経験を経て、自分の枠から飛び出た対応をしている姿が描き出され、素晴らしさを感じる。
失って気づく大切なもの。
失う前に気づくのがベストだが、失ってしまったら反省し、同じことが繰り返されない工夫をすることで成長できるのだと確信した作品でした。
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女性納棺師を題材にした”おみおくり”をWOWOW鑑賞しました。
不慮の交通事故で両親を失った姉と弟。
それぞれが成人し、事故のことも両親との別れができなかったことを封印していた事実に対峙し、乗り越えようとする。
それは、決して一人でできることでなく、それぞれを取り巻く人間の優しさによって成し遂げられるもの。
他人に甘え頼ることの大切さを感じるとともに、自分の本心に素直になることの大切さを感じた作品でした。
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WOWOWでタイトルを見て録画した作品”母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。”を鑑賞しました。
誰が出演しているか、どういう話ないのかも調べないままの鑑賞。
火葬場でお母さんの遺骨を骨壺に入れるシーンから始まり、生前の思い出にさかのぼるという展開の中で、お母さんの無償の愛情を受け取って生きた男性がどういう生き方をするのか。
そして、悲しみと向き合い味わい尽くした結果、手にするものが何なのかを感じさせてもらいました。
とかく味わいたくない感情には蓋をしてしまいがちですが、味わい尽くさないと手に入れられないものがあるんですね。
実世界でも忘れたくない観点でした。
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トルコと日本が、それぞれの国のためにしたことを映画化した"海難1890”をWOWOW鑑賞しました。
1890年、和歌山県沖で大破したトルコの船:エルトゥールル号。
現場近くの島に住む人たちが、献身的にできうる限りの救助をしたそうです。
そこから95年後、イラン・イラク戦争が勃発した際、戦地:イラン(テヘラン)に取り残されかけた日本人を救ってくれたのは、イラン。
自身の身の危険を顧みず、救援飛行機を飛ばしてくれたのです。
現地の飛行場には、多くのイラン人がいたにも関わらず、日本人を飛行機に乗せてくれたのは、過去の恩返しの意味もこもっていたといいます。
日本の先人たちがやってくれたことを、現代日本に生きる私たちが享受している。
ということは、今やっていることが、未来の日本(もしくは地球)で生きる子孫たちにつながる。
何をつなげているのかを意識できると、今の行動が変化するかも。。。
素敵な先人たちがいてくれたことに感謝感謝! . . . 本文を読む
実話をベースにした”チアダン -女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話-”をWOWOW鑑賞しました。
大きな夢を抱くことで、今の自分たちの壁を乗り越える。
それを経験した人にしか見えない風景を見る姿を描き出した素敵な作品です。
今、ビジネス展開の勉強をする中で、自分一人でできることをベースにするのでなく、社会の困りごとを解決するという考え方の起点を変えることの大切さを感じ始めていたので、それに通ずるものがあると実感しました。
できることでなく、どういう状態になったら誰が喜ぶのか。
そのために、自分でできること+他人に協力してもらうこと+社会に協力してもらうこと+神様に委ねることと分解していくのです。
映画の主人公たちも無意識かも知れないが、自分だけではできないことを成し遂げていっていたのです。
協力を頼む。委ねるって、本当に大事なんですね。
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天才物理学者:湯川教授が、事件解決をするガリレオシリーズの”容疑者Xの献身”をビデオ鑑賞しました。
アパートの隣人女性が、元夫からの暴行への正当防衛的行為で殺害をしたことをきっかけに完全犯罪を企てること題材にしたお話。
アリバイ工作のために、新たな殺人を企て実行。
見事に作られたアリバイ工作を、論理的に解析していき真相にたどり着く湯川教授。
最後の手段として、隣人女性の罪を被って、自分自身だけが服役する行動を取るも、最終的には人間の感情は理屈通りにはいかないことに、、、
人間は、理屈で考えた通りにはいかず、損得を通り越した部分に行動の源泉があることを感じさせてくれる作品でした。
ビジネスを展開するにしても、感情・体験が大事になるので、そこを見失うことなくやってみたいと感じた次第です。
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史実に基づいた作品”のぼうの城”をビデオ鑑賞しました。
成田 長親という「(でく)のぼう」と言われた武将が、北条軍の支城で豊臣秀吉軍と戦った史実が描き出されています。
豊臣秀吉軍を率いるのは、石田三成率いる2万の軍勢。
忍城で対するは、わずか500の軍勢。
にも関わらず、小田原の本城が落城するよりも後まで、唯一戦いを続けることができたのは、お百姓さんを含めた仲間の特性を活かした戦い方にあった。
加えて、敵陣の武士たちの心をも掴んでいた言動は、とっても魅力的!
人心掌握という言い方が適しているか分かりませんが、人の心を理解することの大切さを感じた作品でした。
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元欅坂の平手友梨奈さんが主演した”響 -HIBIKI-”を再々鑑賞しました。
天才少女が書いた小説が、新人賞だけでなく、芥川賞と直木賞を同時受賞するまでのやり取りを描き出した作品。
天才少女は、表現された言葉に愚直なほどに直球勝負で人生を生き抜いています。
「殺すぞ」との脅しの言葉を発する相手に対し、相手の指を折って自分の身を守る。
つまらない作品(=駄作)を書き続ける作者に対し、「つまらない作品しか書けないと自覚しているのに、なんで書き続けるの?」と本心からの疑問の言葉を発する。
相手がどう感じるか、どう受け取るかを考えながら、言動をふるまっている私には、とっても刺激的でお気に入りの作品です。
きっと、天才少女のように言動できたらいいのに!と憧れているのかも。
時折発する、「大丈夫、今のはあなたの本音ではないと分かっているから」という本質を理解した優しい言葉も最高です!
素敵な作品、ありがとうございます。 . . . 本文を読む
松田翔太さん、多部未華子さんらが出演している”ライアーゲーム -再生-”をWOWOW鑑賞しました。
20人の参加者が、敷地内に隠された椅子に座る、椅子取りゲームをするという設定。
同じ椅子に二度連続で座ってはいけないというルール。
これに加えて、各回終了後に投票で選出される代表者が椅子を一つずつ消し去っていくというルールなど、ここでも巧妙にルール設定されています。
巧妙なルールというのは、国が策定する法律も同じことなのかも。
そのルールを通して、ゲームの本質が何なのかを見抜くことで、ゲームにうまく対応できる人になれる。
現代社会を生き抜く上で、全く同じことが繰り広げられていることを感じつつの鑑賞でした。
以前、鑑賞した時とは違った感覚で鑑賞できたということは、以前の自分とは変化していることだと感じることができ、少し自信が持てた次第です。
本も映画もそうですが、自分の状態や問題意識によって、受け取れるメッセージは変化していくのですね。
新たな気づきと変化/成長の実感をありがとうございます。 . . . 本文を読む
松田翔太さん、戸田恵梨香さんらが出演した”ライアーゲーム”をWOWOW鑑賞しました。
11人の参加者が巧妙なルールに基づき3種類のリンゴのうち1つを投票し合い、投票結果に応じ、自分の所持金が億単位で上下する心理ゲームを通して、人間の本質を描き出す作品。
全員がハッピーになるシナリオが準備されているにも関わらず、そのシナリオ通りの結果にならない。
それは、自分だけがもっと得をしたいと考える人がいるから。
自分さえ良ければ、他人がどうなっても構わないという考えが少しでもある以上、全員が少しだけ良くなるというシナリオは成立しないのだと!
少しだけと言っても、1億円なのだが、、、
ふと人間社会に目を向けても、自分が儲けるために誰かが犠牲になるという現象が多いこと。
かくいう私もその仕組みの中で平然と生きている一人なので、大きなことは言えないが、、、
知らず知らずのうちにこういう仕組みに加わっていることが一番罪なのかも知れないと感じた作品でした。
いきなり全てを組み直すというのは、難解でしょうから、まずは意識できるところからやってみることにします。
ありがとうございます。 . . . 本文を読む