本日の保護者面談にて。
3きょうだいで通ってくれているご家庭のお母様と面談をしていたところ、
我々が保護者様から受け取って非常に嬉しいお言葉をいただきました。
「先生よく見てますねえ~、そのとおりです」
この言葉を頂戴すると、日々の授業やその他の時間を含むコミュニケーションで、
生徒一人ひとりをつぶさに観察していて本当に良かったと感じられますし、
これからも生徒一人ひとりをじっくり見ていこうというモチベーションになります。
翻って、生徒の皆さんはどんな言葉に勇気づけられたり、嬉しく思ったりするのだろう、
といつも考えながら声掛けをするようにしています。
単純に褒めていい子もいれば、段取りを整えないと斜めに構えてしまう子もいます。
何度も繰り返し言って、はじめて受け取ってくれる子もいれば、
特定のポイントに注意してフォーカスしないと言葉が届かない子もいます。
みんなそれぞれ違って、それぞれにいいところのある生徒ばかりです。
でも、同時に、嬉しくなったり楽しくなって、多少の差はあれ、やる気にならない生徒もいません。
保護者の皆様と面談していて、ご家庭で気をつけていただきたいこととして、
「褒め方」のお話があります。
周りの子と比べて、きょうだいと比べて、あるいは保護者様が子供だった頃と比べて、
「もっと良くなってほしい」との思いからマイナスの面を指摘することはありませんか?
それらの言葉は、どこまでいっても子どもたちに良い影響を与えることは殆どありません。
それよりも、何か一つでいいので「褒めてみる」ことから良いコミュニケーションの循環は始まります。
もうすぐ期末テストが始まりますし、受験生は模試の結果も帰ってきます。
結果に対してまずは褒めるところを探してみることから始めるのがオススメです。
大塚